アップガレージグループ[7134]は、中古のカー用品・バイク用品を扱うリユース専門店「アップガレージ」を中心に展開する会社です。
新品タイヤを扱う「タイヤ流通センター」や自転車専門店「アップガレージサイクルズ」も運営し、上場してから5期連続で売上・利益とも過去最高を更新しています。
株主優待は、100株以上の保有で自社店舗で使える「アップガレージ商品券」がもらえる仕組みで、比較的少ない株数から始められる点が特徴です。
配当と優待を両方受け取りながら長く持ちたい人に向けて、株式情報と優待のポイントをわかりやすくまとめます。
株式情報
| 割安度 | 安全度 | 値動き傾向 | ||
| PER | PBR | 自己資本比率 | ROE | 信用倍率 |
| 12.6倍 | 2.28倍 | 69.5% | 16.0% | 62.73倍 |
| 優待&配当 | ||||
| 総合利回り | 配当利回り | 優待利回り | 権利確定月 | 優待最低取得額 |
| 5.01% | 2.94% | 2.07% | 3月 | 144,600円 |
| 編集部おすすめ度 | 理由 |
| 100株(約14万円)から優待がもらえる手頃さと、5期連続で最高益を更新する成長力を両立した銘柄です。ROEと自己資本比率がどちらも高く、財務の土台もしっかりしています。一方で信用倍率が60倍を超えて高く、短期の値動きが大きくなりやすい点には注意が必要です。優待・配当・成長性のバランスが良く、長期で少しずつ積み増したい人に向きます。 |
株主優待情報

アップガレージグループの株主優待は、100株以上を持つ株主が、店舗で使える「アップガレージ商品券」を受け取れる仕組みです。
| 保有株数 | 優待内容 |
| 100株以上 300株未満 | アップガレージ商品券3,000円分×1枚(継続保有条件なし) |
| 300株以上 (1年以上継続保有) | アップガレージ商品券3,000円分×3枚(9,000円相当) |
| 300株以上 (1年未満の保有) | アップガレージ商品券3,000円分×1枚 |
| 100株以上 | SUPER GT観戦チケット・BCリーグ観戦チケットの抽選応募権 |
株主優待の内容
100株以上300株未満を持つ株主は、店舗で使える「アップガレージ商品券」3,000円分を1枚受け取れます。
300株以上を1年以上継続して持っている株主は、商品券が3枚(9,000円相当)に増えます。
継続保有かどうかは、毎年3月末と9月末の株主名簿に同じ株主番号で連続3回以上、かつその全ての時点で300株以上を保有しているかで判定されます。
商品券は、全国のアップガレージ店舗で合計3,000円以上の買い物をするときに使えます。
さらに、100株以上を持つ株主は、SUPER GT(スーパーGT)各レースのグリッドウォーク付パスや、BCリーグ(神奈川フューチャードリームス主催試合)の観戦チケットの抽選に応募できます。
観戦チケットは抽選のため、必ずもらえるわけではない点には注意しておきましょう。
権利確定日と有効期限
株主優待の権利が確定するのは、毎年3月末です。
この日に100株以上を持っていることが、優待を受け取る条件になります。
商品券は、権利確定後の6月中旬ごろに発送される予定です。
公式サイトには有効期限の記載がないため、届いたら早めに店舗で使っておくと安心です。
なお、配当の権利確定日も同じく毎年3月末で、中間配当はなく期末配当のみの年1回です。
会社情報
アップガレージグループは1999年に創業し、中古のカー用品・バイク用品を扱うリユース専門店「アップガレージ」から事業を広げてきました。
事業の中心は、中古車用品・バイク用品を売買する「アップガレージ」のリユース事業です。
このほか、新品タイヤを扱う「タイヤ流通センター」や、自転車専門店「アップガレージサイクルズ」、ECサイト「upgarage.com」も運営しています。
2004年に東証マザーズへ上場したのち、2012年に一度はMBOで上場廃止となりましたが、2021年に東証スタンダード市場へ再上場しました。
国内では280店舗以上を展開し、2024年にはアメリカにも出店するなど、海外への展開も進めています。
2026年3月期の連結決算は、売上高153.8億円(前期比10.0%増)、営業利益11.0億円(同5.7%増)と、上場来5期連続で過去最高を更新しました。
2027年3月期も、売上高170億円、営業利益14億円という増収増益の計画を掲げています。
本社は神奈川県横浜市青葉区にあり、東急田園都市線の青葉台駅から徒歩約10分の場所にあります。
会社の規模はまだ大きすぎず、店舗網を広げながら成長を続けている段階のタイプです。
編集部からのおすすめ情報
編集部のおすすめ:
株式情報から見る投資おすすめ度と根拠
アップガレージグループは、上場来5期連続で売上・利益とも過去最高を更新している成長企業です。
中古カー用品のリユース需要に加え、新品タイヤやECサイトなど複数の事業がそろって伸びています。
ROE(自己資本利益率)は16%台と高く、株主のお金を効率よく利益に変えられています。
自己資本比率も約70%と高く、財務の安全性はしっかりしている部類です。
PER(株価収益率)は12倍台で、同じように成長を続けている企業としては割高感の強い水準ではありません。
一方で、信用倍率が60倍を超えて高く、信用買いが信用売りよりかなり多い状態が続いています。
このため、決算や需給の変化をきっかけに株価が大きく動きやすい点には注意が必要です。
配当は年1回ですが増配の傾向が続いており、配当利回りも市場平均並みの水準を保っています。
株式面のおすすめ度は、成長性と財務の安定感を評価できる銘柄として、やや高めに出ます。
優待情報から見る投資おすすめ度と根拠
アップガレージグループの優待は、100株(約14万円)から受け取れる手頃さが魅力です。
単元株である100株を持つだけで、店舗で使える3,000円分の商品券がもらえます。
300株以上を1年以上続けて持てば、商品券は3枚(9,000円相当)に増えるので、長期保有にもメリットがあります。
商品券は店舗での買い物にしか使えないため、アップガレージを普段から利用する人ほど活用しやすい優待です。
一方で、店舗をあまり利用しない人にとっては、使いみちがやや限られてしまいます。
SUPER GTやBCリーグの観戦チケットも魅力的ですが、抽選のため必ずもらえるとは限りません。
優待利回りという数字で見ても、投資額に対して2%台とまずまずの水準です。
まとめると、アップガレージグループの優待は「少ない株数から優待を始めたい人」や「車・バイク用品をよく利用する人」に向いています。
配当と合わせた総合利回りも5%前後と悪くないため、優待株としても検討しやすい銘柄です。
総合評価
株式面では、高いROEと自己資本比率を持ち、5期連続で最高益を更新している成長株です。
優待面では、100株という少ない株数から始められ、配当と合わせた利回りも悪くありません。
この2つを合わせると、アップガレージグループは「優待も配当も成長性も楽しめる」バランスの良い銘柄で、総合おすすめ度は4/5です。

