みずほフィナンシャルグループ[8411]は、みずほ銀行やみずほ信託銀行、みずほ証券などを傘下に持つ、日本を代表するメガバンクグループです。
2026年3月期は国内外の金利上昇や非金利ビジネスの伸びが追い風となり、連結純利益が過去最高を更新しました。
メガバンクということもあり、株主優待の制度は設けられていませんが、その分配当による株主還元を重視している銘柄です。
配当を軸にコツコツ資産を増やしたい人に向けて、株式情報のポイントをわかりやすくまとめます。
株式情報
| 割安度 | 安全度 | 値動き傾向 | ||
| PER | PBR | 自己資本比率 | ROE | 信用倍率 |
| 12.4倍 | 1.51倍 | 3.7% | 11.48% | 19.69倍 |
| 優待&配当 | ||||
| 総合利回り | 配当利回り | 優待利回り | 権利確定月 | 優待最低取得額 |
| 2.08% | 2.08% | - | 3月・9月 | - |
| 編集部おすすめ度 | 理由 |
| 株主優待はありませんが、過去最高益を更新する業績と増配傾向を背景に、配当目的で長期保有しやすいメガバンク株です。PERは市場平均並みで割高感は強くなく、自社株買いも発表されるなど株主還元に積極的です。一方で金利動向や株式相場全体の影響を受けやすく、短期的な値動きはやや大きめな点には注意が必要です。優待株ではなく、配当株として長く付き合いたい人に向きます。 |
株主優待情報
現在、株主優待は実施していません。
みずほフィナンシャルグループは、三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループなど、他のメガバンクと同様に株主優待制度を設けていません。
その代わりに配当による株主還元を重視しており、2026年3月期の年間配当は145円、2027年3月期は150円への増配が予想されています。
配当の権利が確定するのは、毎年3月末(期末配当)と9月末(中間配当)の年2回です。
この日に株式を保有していることが、配当を受け取る条件になります。
会社情報
みずほフィナンシャルグループは、2003年に銀行持株会社として設立された、日本を代表する金融グループです。
傘下にみずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券を抱え、銀行・信託・証券を一体で展開する「ワンみずほ」体制が特徴です。
三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループと並んで、日本の「3大メガバンク」の一角を占めています。
2026年3月期は国内外の金利上昇や非金利ビジネスの伸びを背景に、連結純利益が1兆2,486億円と過去最高を更新しました。
2027年3月期も業績予想を上方修正するなど、好調な業績が続いています。
本店は東京都千代田区大手町の大手町タワーにあり、東証プライム市場に上場しています。
会社の規模は国内有数のメガバンクグループで、財務基盤もしっかりしているタイプです。
編集部からのおすすめ情報
編集部のおすすめ:
株式情報から見る投資おすすめ度と根拠
みずほフィナンシャルグループは、金利上昇を追い風に業績が過去最高水準まで伸びてきた銘柄です。
2026年3月期の連結純利益は前期比41.0%増の1兆2,486億円で、過去最高益を大幅に更新しました。
ROE(自己資本利益率)は11%台とメガバンクの中でも高い水準で、株主のお金を効率よく利益に変えられています。
PER(株価収益率)は12倍台と市場平均並みで、業績の伸びを考えると割高感は強くありません。
自己資本比率は、預金を負債として多く抱える銀行特有のビジネスモデルを反映して低めの水準になりやすい点に注意が必要です。
配当は増配の傾向が続いており、上限1,000億円の自社株買いも発表されるなど、株主還元に積極的です。
一方で、銀行株は金利動向や株式相場全体の影響を受けやすく、短期的な値動きが大きくなりやすい点には注意したいところです。
ただ、国内の金利上昇局面が続けば、引き続き業績の伸びを期待しやすい銘柄です。
株式面のおすすめ度は、配当を受け取りながら長期で持ちたい人にとっては高めに出ます。
優待情報から見る投資おすすめ度と根拠
みずほフィナンシャルグループには、株主優待の制度そのものがありません。
他のメガバンクと同様に、優待品やクーポンといった形での株主還元は行っていません。
そのため、「優待をきっかけに株を買う」というスタイルには向いていません。
一方で、配当利回りは2%台と、優待の代わりに現金で株主還元を受け取れる点はメリットといえます。
配当は3月末と9月末の年2回に分けて支払われるため、優待株のように年1回だけの楽しみではなく、継続的な還元を受けられます。
優待利回りという数字そのものが存在しないため、優待目当ての投資家には物足りなく感じられるかもしれません。
まとめると、みずほフィナンシャルグループは「優待株」ではなく、配当と業績の安定感で選ぶ銘柄として見るのが現実的です。
総合評価
株式面では、過去最高益の更新と積極的な株主還元が魅力の、配当重視の銘柄です。
優待面では、制度そのものが無いため、優待目的の投資には向いていません。
この2つを合わせると、みずほフィナンシャルグループは「優待株」というより「配当・業績株」として評価するのが現実的で、総合おすすめ度は3/5です。

