セフテック[7464]は、道路工事などの現場で使う標識やカラーコーン、警戒灯といった「工事用保安用品」を専門に扱う商社です。
上場来のチャートを見ると株価が大きく動く時期もありましたが、直近は公共工事の需要に支えられながらも、値動きの荒さが目立つ展開です。
株主優待は現在実施しておらず、配当だけを受け取る形になる銘柄です。
配当を中心に株を探している人に向けて、株式情報のポイントをわかりやすくまとめます。
株式情報
| 割安度 | 安全度 | 値動き傾向 | ||
| PER | PBR | 自己資本比率 | ROE | 信用倍率 |
| 18.3倍 | 0.37倍 | 62.5% | 1.97% | - |
| 優待&配当 | ||||
| 総合利回り | 配当利回り | 優待利回り | 権利確定月 | 優待最低取得額 |
| 3.97% | 3.97% | - | 3月 | - |
| 編集部おすすめ度 | 理由 |
| 配当利回りは3.97%と高めですが、直近の業績は伸び悩んでおり、株主優待も実施していない銘柄です。PBRが1倍を大きく下回るなど株価は割安な水準にありますが、ROEは低めで収益力には課題が見られます。配当を中心に長く持ちたい人には選択肢になりますが、成長期待や優待目的で選ぶタイプの銘柄ではありません。 |
株主優待情報
現在、株主優待は実施していません。
以前は一定の株数を長く保有した株主に「株主優待ポイント」を進呈し、カタログの中から商品を選べる制度がありましたが、現在は廃止されています。
優待を目的にこの銘柄を選ぶことはできないため、配当を受け取る目的での投資が中心になります。
配当の権利が確定するのは、毎年3月末です。
この日に株を持っていることが、配当を受け取る条件になります。
会社情報
セフテックは1957年に創業した、工事用保安用品を専門に扱う商社です。
事業の中心は、道路工事の現場で使うカラーコーンや標識、警戒灯などの製造・販売・レンタルです。
ほかにも道路標識の設置工事や区画線の標示工事、保安用具の修理・保守まで手がけています。
全国29カ所に営業拠点を持ち、公共工事を中心とした需要に対応しています。
直近の決算では、売上高・営業利益とも前年をやや下回る、厳しい状況が続いています。
2027年3月期の第1四半期には、営業損失が出るなど収益性の低下も見られます。
こうした状況を受けて、1株配当は前期の85円から60円に引き下げられる予定です。
本社は東京都文京区の本郷にあり、東証スタンダード市場に上場しています。
自己資本比率は62.5%と高く、財務の安全性は比較的しっかりしているタイプです。
編集部からのおすすめ情報
編集部のおすすめ:
株式情報から見る投資おすすめ度と根拠
セフテックは、財務は安定している一方で、収益力の面では課題が目立つ銘柄です。
PBR(株価純資産倍率)は1倍を大きく下回っており、株価は会社の資産価値に比べて割安な水準にあります。
自己資本比率は62.5%と高く、借金に頼らない堅実な財務体質といえます。
一方でROE(自己資本利益率)は1.97%と低めで、株主のお金を効率よく利益に変えられているとは言いにくい水準です。
直近の決算では売上高・営業利益とも前年をやや下回り、四半期によっては営業損失も出ています。
これを受けて1株配当は85円から60円へ引き下げられる予定で、配当額そのものは減っています。
それでも株価が下がっているぶん、配当利回りは3.97%と市場平均より高めの水準を保っています。
公共工事という景気に左右されにくい需要はありますが、業績の伸びが読みにくい点には注意が必要です。
株式面のおすすめ度は、割安さと配当利回りを評価する一方、業績の不安定さを踏まえてやや控えめにしています。
優待情報から見る投資おすすめ度と根拠
セフテックは、現在株主優待を実施していません。
以前は長期保有の株主向けにポイント制のカタログ優待がありましたが、すでに廃止されています。
そのため、優待をお目当てにこの銘柄を新しく買うという選び方はできません。
優待利回りや優待最低取得額も算出できないため、投資の判断材料は配当と株価の動きだけになります。
優待株として探している人には、この銘柄は候補から外れる形になります。
総合評価
株式面では、財務は堅実で株価も割安ですが、収益力や業績の伸びには不安が残ります。
優待面では、制度自体がすでに廃止されており、優待目的での投資はできません。
この2つを合わせると、セフテックは「優待株」ではなく「割安な配当株」として少しずつ様子を見ながら検討する銘柄で、総合おすすめ度は2.5/5です。

