アイサンテクノロジー[4667]株情報(株主優待・配当・おすすめ情報)

アイサンテクノロジー[4667]は、測量・土木向けのソフトを開発してきた名古屋の企業で、近年は自動運転向けの3次元地図データでも注目されています。

上場来のチャートでは長く地味な値動きが続いていましたが、自動運転関連への期待から近年は値動きが大きくなる場面も増えてきました。

株主優待はデジタルギフト「選べるe-GIFT」がもらえる仕組みで、一定の株数を1年以上継続して保有することが条件になっています。

配当や優待を受け取りながら長く付き合いたい人に向けて、株式情報と優待のポイントをわかりやすくまとめます。

目次

株式情報

アイサンテクノロジー[4667]東証S
時価総額
180億円

株価 3,260円
更新:2026年9月24日

30年チャートを掲載

割安度 安全度 値動き傾向
PER PBR 自己資本比率 ROE 信用倍率
31.5倍 2.75倍 61.7% 8.2% 46.40倍
優待&配当
総合利回り 配当利回り 優待利回り 権利確定月 優待最低取得額
1.53% 1.38% 0.15% 3月 326,000円
編集部おすすめ度理由
自動運転関連の成長期待がある一方、株価はすでにPER31倍台まで買われており、割安さでは選びにくい銘柄です。財務は自己資本比率61.7%と安定していますが、直近の四半期は投資有価証券の評価損で最終赤字となるなど、業績のぶれもあります。優待は「選べるe-GIFT」で500円〜5,000円分と控えめなうえ、1年以上の継続保有が条件です。成長性に期待して長期で持つ人向けの銘柄で、優待や配当だけを目的に選ぶタイプではありません。

株主優待情報

アイサンテクノロジーの株主優待は、100株以上を一定期間継続して保有する株主が、デジタルギフト「選べるe-GIFT」を受け取れる仕組みです。

保有株数継続保有期間優待内容
100株以上1年以上2年未満選べるe-GIFT 500円分
100株以上2年以上選べるe-GIFT 1,000円分
1,000株以上3年以上選べるe-GIFT 5,000円分

株主優待の内容

優待は、スマートフォンで好きなギフトに交換できるデジタルギフト「選べるe-GIFT」です。

100株以上を1年以上2年未満継続して保有すると500円分、2年以上なら1,000円分がもらえます。

1,000株以上を3年以上継続して保有すると、5,000円分に増額されます。

単に基準日に株を持っているだけでなく、一定期間ずっと保有し続けることが条件になっている点に注意が必要です。

2026年10月1日に1株を3株にする株式分割が行われるため、2027年3月末を基準日とする優待からは、必要な株数が300株以上・3,000株以上に変わります。

ただし、この変更は分割の比率に合わせただけで、必要な投資金額は実質的に変わりません。

権利確定日と有効期限

株主優待の基準日は、毎年3月31日です。

この日の株主名簿をもとに、保有株数と継続保有期間が確認されます。

継続保有かどうかは、3月末と9月末の株主名簿に同じ株主番号で記録されているかで判定されます。

優待のデジタルギフトは、発送から約6か月以内が有効期限とされています。

配当の権利確定日も、期末配当については同じく3月31日です。

会社情報

アイサンテクノロジーの本社
引用:アイサンテクノロジー公式サイト

アイサンテクノロジーは1970年に設立され、測量分野を出発点に成長してきた名古屋の企業です。

事業の中心は、公共測量や土木建設向けのCADシステム、計測機器、モービルマッピングシステムの開発・販売です。

近年は、自動運転に欠かせない三次元地図データベースの整備事業にも力を入れています。

愛知県が進める自動運転の社会実装プロジェクトにも参画しており、地元の実証実験で存在感を示しています。

2027年3月期第1四半期は、売上高が前年同期比11.2%増と増収になりました。

営業損益は黒字に転換した一方、保有する投資有価証券の評価損が響き、最終損益は小幅な赤字となりました。

2026年3月期通期では、売上高80億円、純利益5億4,700万円を計上しています。

本社は愛知県名古屋市中区にあり、東京証券取引所スタンダード市場と名古屋証券取引所メイン市場に重複上場しています。

会社の規模は大きくありませんが、自己資本比率は6割台と財務は手堅いタイプです。

編集部からのおすすめ情報

編集部のおすすめ:

株式情報から見る投資おすすめ度と根拠

アイサンテクノロジーは、自動運転向けの3次元地図データという成長分野への期待から、株価が大きく動いてきた銘柄です。

52週の株価を見ると、安値から一時2倍以上まで買われる場面があり、値動きの大きさがうかがえます。

PER(株価収益率)は31倍台と、市場平均と比べてすでに高めの水準にあります。

PBR(株価純資産倍率)も2.75倍で、割安さを重視する人には選びにくい水準です。

ROE(自己資本利益率)は8.2%で、極端に高くはないものの、標準的な水準は確保しています。

自己資本比率は61.7%と高く、財務の安全性という面では安心できる水準です。

信用倍率は46倍台と高く、信用買いが多く積み上がっている状態のため、需給面では変動が大きくなりやすい点に注意が必要です。

直近の四半期は、本業の利益は黒字化した一方、保有株式の評価損で最終赤字となるなど、業績のぶれも見られます。

配当は前期から増配となる見通しで、配当利回りは1%台とそれほど高くはありません。

株式面のおすすめ度は、割安さよりも自動運転関連の成長性に期待して長期で持てる人に向けて、標準的な水準です。

優待情報から見る投資おすすめ度と根拠

アイサンテクノロジーの優待は、100株以上を1年以上継続して保有することが条件です。

単元株の100株から対象になる点は魅力ですが、基準日に持っているだけでは受け取れません。

優待の中身は、デジタルギフト「選べるe-GIFT」で、金額は500円分から5,000円分までです。

必要な投資額に対して優待利回りを計算すると0.15%程度で、優待の金額そのものは控えめといえます。

2026年10月の株式分割にともない、2027年3月期の優待から必要株数は300株・3,000株に変わりますが、分割比率にあわせた変更で、投資額の負担は実質的に変わりません。

まとめると、アイサンテクノロジーの優待は「少額から対象になるが、長く持ち続けて初めて意味が出てくる」タイプの制度です。

優待だけを目当てに短期で売買するよりも、事業への関心や成長性を軸に長期保有を考える人に向いています。

総合評価

株式面では、自動運転関連の成長期待がある一方、株価はすでに割高感のある水準まで買われています。

優待面では、100株から対象になるものの、金額は控えめで、長期保有が前提の制度です。

この2つを合わせると、アイサンテクノロジーは「成長期待を持って長く付き合う銘柄」として見るのが現実的で、総合おすすめ度は2.5/5です。

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