日清食品ホールディングス[2897]株情報(株主優待・配当・おすすめ情報)

日清食品ホールディングス[2897]は、「チキンラーメン」や「カップヌードル」で知られる、即席麺の世界的なリーディングカンパニーです。

30年チャートで見ると、長期にわたって右肩上がりの成長を続けてきた、食品セクターを代表する銘柄のひとつです。

株主優待は、グループ商品の詰め合わせや寄付などから選べる仕組みで、100株からでも対象になる点が特徴です。

配当を受け取りながら優待も楽しみたい人に向けて、株式情報と優待のポイントをわかりやすくまとめます。

目次

株式情報

日清食品ホールディングス[2897]東証P
時価総額
9,210億円

株価 3,095円
更新:2026年10月23日

30年チャートを掲載

割安度 安全度 値動き傾向
PER PBR 自己資本比率 ROE 信用倍率
19.0倍 1.69倍 52.7% 9.14% 1.42倍
優待&配当
総合利回り 配当利回り 優待利回り 権利確定月 優待最低取得額
2.58% 2.26% 0.32% 3月・9月 309,500円
編集部おすすめ度理由
即席麺で世界トップクラスの地位を持ち、業績・財務とも安定した優良銘柄です。優待は100株から対象になる手軽さが魅力ですが、金額自体は小さく、優待目的だけで選ぶには物足りなさもあります。配当は増配傾向で、長期で安定収益を積み上げたい人に向く銘柄です。

株主優待情報

日清食品ホールディングスの株主優待は、100株以上を持つ株主から対象になり、保有株数に応じて優待額が増えていく仕組みです。

日清食品ホールディングスの株主優待
引用:日清食品ホールディングス公式サイト
保有株数優待内容権利確定月
100株以上300株未満1,000円相当(グループ商品詰め合わせ/国連WFPへの寄付/オンラインストアクーポンから選択)3月末(年1回)
300株以上900株未満3,000円相当(同上から選択)3月末(年1回)
900株以上3,000株未満6,000円相当(3年未満保有)/7,500円相当(3年以上保有)3月末・9月末(年2回)
3,000株以上7,500円相当3月末・9月末(年2回)

株主優待の内容

優待の中身は、グループ商品の詰め合わせ、国連WFP協会への寄付、グループオンラインストアで使えるクーポンの3つから選ぶ形です。

商品の詰め合わせは、カップヌードルや日清焼そばU.F.O.など、おなじみの即席麺が中心になっています。

900株以上3,000株未満の株主は、同一株主番号で3年以上継続して保有すると、優待額が6,000円相当から7,500円相当に上がります。

2024年夏の優待から、毎回ウェブや電話での申し込みが必要な方式に変わりました。

案内が届いても、期限内に手続きをしないと優待が届かないため、注意が必要です。

権利確定日と有効期限

株主優待の権利が確定するのは、毎年3月末です。

900株以上を持つ株主は、これに加えて9月末にも権利が確定します。

3月末分の案内は6月上旬ごろ、9月末分の案内は11月上旬ごろに届く予定です。

申し込みには期限があるため、案内が届いたら早めに手続きしておくと安心です。

なお、配当の権利確定も優待と同じ3月末と9月末が基準です。

会社情報

日清食品ホールディングスは1948年に大阪で創業し、1958年に世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を生み出した会社です。

事業の中心は、即席麺を中心とした食品の製造・販売を行う「日清食品グループ」の統括です。

カップヌードルや日清焼そばU.F.O.、どん兵衛など、誰もが知る即席麺ブランドを数多く持っています。

即席麺以外にも、チルド食品や冷凍食品、菓子・シリアル、乳製品・清涼飲料まで、幅広い食品分野を手がけています。

2027年3月期は、国内の価格改定が浸透したことで、増収増益の基調が続いています。

一方で、中東情勢に伴う原材料・物流コストの増加には、今後も注意が必要とされています。

茨城県につくばみらい工場を新設する計画もあり、投資額は約700億円と大規模です。

登記上の本店は大阪市淀川区にあり、実務の中心となる東京本社は東京都新宿区に置かれています。

東証プライム市場に上場しており、会社の規模・財務の安定感ともに、食品セクターの中でも大手に位置づけられます。

編集部からのおすすめ情報

編集部のおすすめ:

株式情報から見る投資おすすめ度と根拠

日清食品ホールディングスは、即席麺の世界的ブランド力を背景に、安定した業績を積み上げてきた銘柄です。

30年チャートで見ると、長期では右肩上がりの成長を続けており、食品セクターの代表格といえる動きです。

直近の四半期決算では、価格改定の浸透もあって増収増益となり、業績の勢いは良好です。

ROE(自己資本利益率)は9%台で、極端に高くはないものの、安定した水準を保っています。

PER(株価収益率)は19倍前後で、成長性を考えれば極端な割高感はありません。

自己資本比率は50%を超えており、財務の安全性は高い水準にあります。

配当利回りは2%台前半で、市場平均と同程度か、やや高めの水準です。

一方で、中東情勢による原材料・物流コストの上昇は、今後の利益を圧迫する要因として注意したいところです。

株式面のおすすめ度は、値動きの派手さよりも、安定収益と配当をじっくり積み上げたい人に向いています。

優待情報から見る投資おすすめ度と根拠

日清食品ホールディングスの優待は、100株という単元株から対象になる点が大きな魅力です。

100株保有でも1,000円相当の優待が受け取れるため、少額から優待株デビューしたい人にも向いています。

優待の中身は、おなじみの即席麺の詰め合わせか、国連WFPへの寄付、オンラインストアのクーポンから選べる形です。

日頃からカップヌードルなどをよく食べる人にとっては、使いみちに困らない優待といえます。

一方で、優待利回りという数字で見ると0.3%程度と小さく、優待目的だけで投資するには物足りなさがあります。

900株以上を3年以上持ち続けると優待額が増える仕組みもあり、長期保有を後押しする設計です。

ただし2024年以降は毎回申し込みが必要になったため、案内を見落とすと優待を受け取れない点には注意が必要です。

まとめると、日清食品ホールディングスの優待は「少額から気軽に始めたい人」や「普段から即席麺をよく食べる人」に向く一方、優待の金額自体を重視する人には物足りない内容です。

優待はおまけ程度に考え、配当と安定成長を軸に見るのが現実的です。

総合評価

株式面では、即席麺の世界的ブランド力を背景に、安定した業績と財務を持つ堅実な銘柄です。

優待面では、100株から対象になる手軽さが魅力ですが、金額自体は小さく、優待目当てだけで選ぶには物足りなさもあります。

この2つを合わせると、日清食品ホールディングスは「優待株」というより「安定配当・成長株」として評価するのが現実的で、総合おすすめ度は3.5/5です。

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