Lib Work[1431]は、熊本を中心に注文住宅をつくる会社です。
「niko and …」や「Afternoon Tea」など、暮らしのブランドとコラボした家づくりが特徴で、家を“世界観”で選びたい人に強い会社でもあります。
株価は10年で大きく動いた時期もありますが、いまは落ち着いた水準で、長期では「事業の強み」と「優待の使いやすさ」をセットで見たい局面です。
この記事では、最新の株式データと株主優待の内容を整理しながら、長期保有の目線でのおすすめ度を分かりやすくまとめます。
株式情報
| Lib Work[1431] | 東証G |
| 時価総額 155億円 |
株価 643 円
更新:2026年1月9日終値

10年チャートを掲載
| 割安度 | 安全度 | 値動き傾向 | ||
| PER | PBR | 自己資本比率 | ROE | 信用倍率 |
| 78.7倍 | 3.42倍 | 35.1% | 11.3% | 0.95倍 |
| 優待&配当 | ||||
| 総合利回り | 配当利回り | 優待利回り | 権利確定月 | 優待最低取得額 |
| (目安)高め | 1.00% | (目安)高め | 6月(+9/12/3月) | 64,300円 |
| 編集部おすすめ度 | 理由 |
| 住宅市況の波を受けやすいので、株価の大きな成長だけを期待して買う銘柄ではありません。ただ、コラボ住宅で差別化できている点と、QUOカードに加えて年に複数回ポイントが付く優待設計は魅力です。優待を楽しみながら、無理のない金額で長期保有する“中立〜やや前向き”の銘柄です。 |
株主優待情報

Lib Workの株主優待は、「QUOカード」+「住宅関連の割引」+「株主優待ポイント」という少し珍しい組み合わせです。
特に、3・9・12月にもポイント付与があるため、優待をメインに考える人は「もらえるタイミング」をしっかり押さえておくのがコツです。
| 区分 | 内容(要点) |
| 6月末 | 100株以上でQUOカード1,000円分。 1,000株以上は住宅(投資用アパート)関連の割引券が付き、保有株数で割引率が上がります。 |
| 3・9・12月末 | 株主優待ポイントが付与されます。 100株でもポイント付与があり、1年以上の継続保有で上乗せがあります。 |
| 抽選枠 | 一定条件を満たすと、抽選で高額ポイント(相当額)が当たる枠があります。 エントリーが必要な形式なので、毎年の案内を見落とさないことが大事です。 |
株主優待の内容
まず分かりやすいのは、6月末のQUOカード1,000円分です。
100株で受け取れるので、優待デビューでも手が届きやすい金額になっています。
次にポイント優待は、3・9・12月末にも付与があるタイプで、年に複数回「受け取る楽しみ」があります。
ポイントは次年度へ繰り越せて、有効期限は最大2年間とされており、すぐ使わない人でも計画が立てやすいのが良いところです。
権利確定日と有効期限
権利確定月は、中心が6月末です。
加えて、株主優待ポイントは9月末・12月末・3月末にも付与があるため、「年に1回だけ」ではありません。
ポイントの繰り越しには、同一株主番号で継続して名簿に載っていることが条件となるため、途中で名義や証券会社を変えるときは注意が必要です。
またポイント自体は最大2年間有効とされており、まとめて使う設計もしやすいです。
会社情報

Lib Work(リブワーク)は、注文住宅をつくる会社です。
家を建てたい人に向けて、間取りを考えたり、デザインを決めたり、実際に工事をして引き渡すところまでを行います。
本社は熊本県山鹿市にあり、熊本市には「サクラマチオフィス」もあります。
モデルハウスは熊本だけでなく、福岡・佐賀・大分・千葉などにも広げています。
この会社が面白いのは、「家は生活の道具だから、機能だけでなく“好き”で選んでいい」という考え方を強く打ち出しているところです。
たとえば、スタイルエディトリアルブランド「niko and …」とコラボした「ink」や「niko and … EDIT HOUSE」のように、服や雑貨を選ぶような感覚で家の世界観を選べる商品があります。
また「Afternoon Tea HOUSE」のように、暮らし方のイメージがはっきりしたブランドとも組んでいます。
こうしたコラボは、住宅の性能を競うだけの勝負ではなく、「この雰囲気が好き」という人を集めやすいのが強みです。
家は買い物の中でも特に大きいので、迷う人が多いです。
だからこそ、分かりやすい世界観があると、「この家で暮らしたい」と決めやすくなります。
一方で、住宅は景気や金利の影響を受けやすい分野です。
金利が上がると住宅ローンの負担が増え、家を買う人が慎重になりやすいので、会社としては波が出ることもあります。
それでもLib Workは、ネット集客と展示場を組み合わせながら、地域を広げて成長してきました。
「家を売る会社」というより、「暮らしの好みを形にして提案する会社」として見ると、特徴がつかみやすい企業です。
編集部からのおすすめ情報
編集部のおすすめ:
株式情報から見る投資おすすめ度と根拠
Lib Workを長期目線で見ると、いちばん大事なのは「住宅は波がある業界だ」という前提です。
食料品や日用品のように、毎月必ず同じだけ売れるものではありません。
景気が良いと家を買う人が増え、金利が上がったり不安が強いと一気に動きが鈍くなることがあります。
この性質があるので、株価も「ずっと右肩上がり」になりにくく、10年チャートでも、上がる時期と落ち着く時期がはっきり出やすいです。
添付チャートを見る限り、2020〜2021年に大きく評価されたあと、いまは落ち着いたレンジで推移しています。
長期投資としては、「次の大きな成長ストーリーが市場に認められるかどうか」がポイントになります。
一方で、会社の中身を見ると、Lib Workには分かりやすい武器があります。
それが、コラボ住宅のような“世界観のある商品”です。
住宅は比較されやすい商品ですが、世界観が強いと価格競争だけに巻き込まれにくくなります。
「この雰囲気が好き」という指名買いが増えると、広告費や値引きに頼りすぎない売り方が作れます。
この点は、長期で会社が生き残るうえで、意外と効いてくるところです。
ただし、株式指標だけを見ると割高に見えやすい局面です。
こういう銘柄は「数字が安いから買う」というより、「この会社の作る価値が広がるか」を見て付き合うほうが合っています。
逆に言うと、事業が伸び悩むと評価が戻りやすいので、買う側は“過度な期待込みの価格”で追いかけすぎない姿勢が大事です。
信用倍率が低めで、需給の無理が小さそうなのは安心材料です。
短期の踏み上げで乱高下するというより、業績と将来像で評価が動くタイプに見えます。
まとめると、長期保有のおすすめ度は「真ん中」です。
コラボ住宅という強みはある一方で、住宅市況の波を受けるため、“どんな時代でも強い”とまでは言いにくいからです。
買うなら、株価の派手な上昇を狙うより、優待も受け取りながら「成長したらラッキー」くらいの温度感で持つのがちょうど良いと思います。
優待情報から見る投資おすすめ度と根拠
優待目線で見ると、Lib Workは評価が一段上がります。
理由はシンプルで、100株の投資金額がそこまで大きくないのに、年に複数回ポイントが付与される仕組みだからです。
優待の中心は6月末のQUOカード1,000円分で、これは現金に近い使い方ができるので分かりやすい価値があります。
さらに、9月末・12月末・3月末にも株主優待ポイントが付くので、長く持つほど“届く回数”が増え、保有のモチベーションが保ちやすいです。
優待は、利回りの高さだけでなく、「続けやすさ」も大事です。
たとえば、年1回のカタログ優待は、忙しい人だと申し込み忘れが起きます。
その点で、QUOカードやポイントは比較的扱いやすく、家計の中で使い道が作りやすいのがメリットです。
また、ポイントが次年度へ繰り越せて最大2年間有効というのは、地味にありがたい条件です。
「今年は忙しいから温存して、来年まとめて使う」という選び方ができます。
一方で注意点もあります。
ポイントの繰り越しには同一株主番号での継続が条件なので、証券口座の変更や名義の扱いを雑にすると、思わぬところで条件を外してしまう可能性があります。
そしてもう1つは、住宅関連の割引券は「住宅を買う予定がある人」以外には価値が出にくい点です。
ただ、割引券は“使う人には大きい”ので、将来的に投資用アパートなどを考える人にとっては、優待がそのまま実利になります。
こういう「生活スタイルによって優待の価値が変わる銘柄」は、合う人が持つと満足度が高いです。
長期視点で見ると、優待が複数回あり、継続保有で上乗せもあるため、会社側が“長く持ってほしい”設計にしているのが伝わってきます。
優待が人気になると株価の下支えにもなりやすいので、業績の波がある業種にとっては、株主を安定させる良い仕組みです。
まとめると、優待目線でのおすすめ度は「やや高め」です。
ただし、優待は変わることもあるので、「優待だけで買う」のではなく、「優待があるから長く持ちやすい」と捉えるのが安全です。
総合評価
株式としては、住宅市況の波を受けやすいぶん、強気で★4〜5を付けるタイプではありません。
一方で、コラボ住宅という差別化があり、優待も“回数が多い”設計なので、長期で持つ楽しみを作りやすい銘柄です。
そのため、総合評価はの「中立」ですが、優待を活用できる人なら体感としてはもう少し上に感じやすいと思います。
