飯野海運[9119]株情報(配当・株価・おすすめ情報)

飯野海運[9119]は、タンカーを主力とする、独立系の外航海運(外国航路の海運)会社です。

原油やケミカル、ガスといった資源・エネルギーを、船で世界に運んでいます。

株主優待はありませんが、不動産事業も持ち、株価は割安圏で配当利回り約3.0%の銘柄です。

海運の割安・配当に注目しつつ、業績の波も理解したい人に向けて株式情報をまとめます。

目次

株式情報

飯野海運[9119]東証P
時価総額
1,790億円

株価 1,644円
更新:2026年8月

30年チャートを掲載

割安度 安全度 値動き傾向
PER PBR 自己資本比率 ROE 信用倍率
12.4倍 1.04倍 約46% 約8% 1.38倍
優待&配当
総合利回り 配当利回り 優待利回り 権利確定月 優待最低取得額
約3.2% 約3.2% なし 3月・9月 なし
編集部おすすめ度理由
海運と不動産を併せ持つ独立系海運会社で、割安圏の株価・配当3.0%が魅力ですが、海運市況の波に注意が必要です。タンカー中心の飯野海運は、PBR約1倍と割安で配当利回り約3.0%。東京・内幸町の賃貸ビルなど不動産事業も持ち、海運の業績の波を和らげているのが特徴です。一方で、本業の海運はタンカー市況に左右され、今期は市況の反動で大幅減益の予想。株主優待はなく、海運市況の波を理解できる人に向いています。

株主優待情報

飯野海運には、現在のところ株主優待はありません。

そのぶん、配当でしっかり株主に還元する方針です。

株主優待の内容

株主優待の設定はないため、リターンは配当と株価の値上がり益が中心になります。

権利確定日と有効期限

配当の権利が確定するのは、3月・9月が基準です。

配当をねらう場合は、この権利確定日から逆算して準備しておくと安心です。

会社情報

引用:飯野海運公式サイト

飯野海運は、タンカーを主力とする独立系の外航海運会社です。原油・ケミカル(化学品)・ガスといった、資源やエネルギーを船で運ぶのが本業です。

特徴的なのは、海運だけでなく「不動産事業」も持っていること。東京・内幸町に賃貸ビルを所有し、その賃料収入が安定した収益源になっています。海運の業績の波を、不動産で和らげる構造です。

海運は、船の運賃(市況)が世界経済や需給で大きく変動するため、業績の波が大きい業界です。飯野海運は、不動産という安定収益を持つことで、純粋な海運会社よりは業績が安定しやすい面があります。

自己資本比率は約46%で、船舶に多額の投資が必要な海運業としては健全な水準。株価はPBR約1倍と割安圏にあります。

東証プライム市場に上場しており、業種は海運業に分類されます。

編集部からのおすすめ情報

編集部おすすめ度:

飯野海運は、海運+不動産で波を和らげた割安・配当の銘柄だが、海運市況の変動には注意が必要です。

株式情報にみる分析

飯野海運は、「割安さ・配当・不動産の安定収益」と「海運市況の波」を天秤にかける銘柄です。

まず魅力。PBRは約1倍と割安圏で、配当利回りは約3.0%。そして海運会社としては珍しく、内幸町の賃貸ビルなど不動産事業を持ち、安定した賃料収入が業績を下支えしています。海運の荒波を、不動産でやわらげる構造は独自の強みです。

一方で、本業の海運は市況次第です。今期(2027年3月期)は、前期のタンカー市況が良すぎた反動で、大幅な減益が予想されています。海運の運賃は、世界経済や地政学、船の需給で大きく上下します。

つまり、不動産のおかげで純粋な海運株よりは安定するとはいえ、業績の中心はやはり海運市況に左右される、という点は理解しておく必要があります。

株主優待はなく、リターンは配当と株価の値動きが中心。ROEも中庸で、大きく成長するタイプではありません。

まとめると、割安・配当・不動産の下支えという魅力と、海運市況の変動リスクを、あわせて理解して持つ銘柄です。

配当にみる分析

飯野海運に株主優待はありませんが、配当利回りは約3.0%です。前期は減収ながら期末配当を増やすなど、還元には前向きな姿勢が見られます。

不動産事業による安定収益があるぶん、海運単独の会社よりは配当の安定性が高めと考えられます。ただし、海運市況が大きく崩れれば、業績とともに配当が減る可能性はあります。

「配当を受け取りたいが、海運市況の波は受け入れられる」という人に向いた配当水準です。市況が良いときに利回りだけで飛びつくのは避けたいところです。

優待はないぶん、割安圏の株価で配当を受け取りつつ、海運市況の回復も期待する人に向いています。

総合評価

飯野海運は、タンカー中心の独立系外航海運会社で、内幸町の賃貸ビルなど不動産事業も併せ持ち、海運の業績の波を和らげているのが特徴です。PBR約1倍と割安圏で、配当利回りは約3.0%です。

海運+不動産というハイブリッドな構造により、純粋な海運会社よりは業績が安定しやすい強みがあります。

一方で、本業の海運はタンカー市況に業績が大きく左右され、今期は市況の反動で大幅減益の予想。株主優待もありません。

こうした特徴から、飯野海運は「不動産の下支えと割安・配当に妙味を感じつつ、海運市況の波も受け入れられる」人に向いた銘柄です。安定だけを求める初心者にはやや注意が必要です。

これらを踏まえ、編集部としては5段階で3/5と評価しました。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資を勧めるものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

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