三菱UFJフィナンシャル・グループ[8306]は、三菱UFJ銀行を中心とする、日本最大の金融グループです。
個人のお客さま約3,300万口座、法人のお客さま約100万社という、国内でも最大級の顧客基盤を持っています。
株主優待の制度はありませんが、金利の上昇も追い風に純利益は過去最高を更新し続けており、配当も5期連続で増えています。
配当を軸に長期で持ちたい人に向けて、株式情報のポイントをわかりやすくまとめます。
株式情報
| 割安度 | 安全度 | 値動き傾向 | ||
| PER | PBR | 自己資本比率 | ROE | 信用倍率 |
| 13.9倍 | 1.66倍 | 5.2% | 11.34% | 24.15倍 |
| 優待&配当 | ||||
| 総合利回り | 配当利回り | 優待利回り | 権利確定月 | 優待最低取得額 |
| 2.86% | 2.86% | - | 3月・9月 | - |
| 編集部おすすめ度 | 理由 |
| 株主優待はありませんが、国内最大手の金融グループとして収益力が高く、配当は5期連続で増えています。金利の上昇や貸出の増加を背景に純利益は過去最高を更新し続けており、ROEも高めの水準です。PER・PBRは極端な割高感がなく、配当を受け取りながら長期で持つ銘柄として向きます。自己資本比率は低めですが、これは銀行特有の数字で、規模や公的な位置づけを考えると大きな不安材料ではありません。 |
株主優待情報
三菱UFJフィナンシャル・グループは、現在、株主優待は実施していません。
かつては株主向けのグッズなどを用意していた時期もありましたが、2016年9月の権利分を最後に優待制度は廃止されています。
配当の権利確定日は、毎年3月末と9月末の年2回です。
会社情報

三菱UFJフィナンシャル・グループは、三菱銀行の流れをくむ三菱東京フィナンシャル・グループと、UFJホールディングスが2005年に経営統合して生まれた、日本最大の金融グループです。
傘下には三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券ホールディングス、三菱UFJニコスなどがあり、銀行・信託・証券・カードをまとめて手がけています。
海外でも、タイのクルンシィ銀行やインドネシアのダナモン銀行を傘下に持ち、モルガン・スタンレーとも資本提携しています。
国内約430拠点、海外約1,500拠点という、国内の金融機関では最大級のネットワークを持っています。
金利の上昇や貸出残高の増加を追い風に、業績は過去最高を更新し続けています。
2026年3月期の純利益は前期比30.3%増の2兆4,272億円と、大きく伸びました。
続く2027年3月期の第1四半期も、純利益が前年同期比48.2%増と、四半期として過去最高を更新しています。
本社は東京都千代田区丸の内にあり、東証プライム市場に上場しています。
会社の規模は日本の金融機関では最大級で、個人のお客さまだけでも約3,300万口座という、巨大な顧客基盤を持っています。
編集部からのおすすめ情報
編集部のおすすめ:
株式情報から見る投資おすすめ度と根拠
三菱UFJフィナンシャル・グループは、金利上昇の追い風を受けて、業績が力強く伸びている銘柄です。
純利益は2026年3月期に過去最高を更新し、続く2027年3月期の第1四半期も前年を大きく上回りました。
ROE(自己資本利益率)は11%台と高めの水準で、株主のお金を効率よく利益に変えられています。
PER(株価収益率)は14倍前後、PBR(株価純資産倍率)は1.7倍前後と、業績の伸びを考えると極端な割高感はありません。
自己資本比率は5%前後と低めに見えますが、これは預金を多く抱える銀行特有の数字で、一般の事業会社とは単純に比べられません。
配当は2021年3月期から5期連続で増えており、2027年3月期も1株96円への増配が見込まれています。
配当利回りは2.86%と、市場平均と比べてもしっかりした水準です。
株価はすでに大きく上がってきた銘柄なので、短期で見ると高値づかみには注意したいところです。
ただ、日本最大の金融グループとしての規模と、増配を続ける姿勢を考えると、配当を受け取りながら長期で持ちたい人には向いている銘柄です。
優待情報から見る投資おすすめ度と根拠
三菱UFJフィナンシャル・グループには、現在、株主優待の制度がありません。
過去には株主向けのグッズなどを用意していた時期もありましたが、2016年9月の権利分を最後に廃止されています。
そのため、優待目当てでこの銘柄を選ぶ理由は、現時点ではありません。
一方で、優待を出さないぶん、利益を配当として株主に還元する姿勢がはっきりしているとも言えます。
優待のおまけを期待するより、配当そのものを目的にする人に向いた銘柄です。
総合評価
株式面では、過去最高益の更新と5期連続の増配が続く、配当株として魅力のある銘柄です。
優待面では、制度そのものがないため、優待目的の投資には向きません。
この2つを合わせると、三菱UFJフィナンシャル・グループは「優待株」ではなく「配当・成長株」として評価するのが現実的で、総合おすすめ度は3.5/5です。

