中山製鋼所[5408]株情報(配当・株価・おすすめ情報)

中山製鋼所[5408]は、大阪に本社を置く、老舗の電炉(電気炉)鉄鋼メーカーです(日本製鉄系)。

鉄スクラップを溶かして、鋼板やコイル、棒鋼などの鉄鋼製品をつくっています。

株主優待はありませんが、株価がPBR0.31倍と極端に割安で、財務が健全な銘柄です。

割安さに注目しつつ、業績の不安定さもあわせて、正直に株式情報をまとめます。

目次

株式情報

中山製鋼所[5408]東証P
時価総額
389億円

株価 616円
更新:2026年9月

30年チャートを掲載

割安度 安全度 値動き傾向
PER PBR 自己資本比率 ROE 信用倍率
8.6倍 0.30倍 約72% 約3.5% 34.83倍
優待&配当
総合利回り 配当利回り 優待利回り 権利確定月 優待最低取得額
約3.2% 約3.2% なし 3月・9月 なし
編集部おすすめ度理由
PBR0.31倍という極端な割安さと健全な財務が魅力ですが、業績・配当が不安定な鉄鋼メーカーです。老舗の電炉メーカー中山製鋼所は、株価が資産価値の3分の1ほどと極端に割安で、自己資本比率約72%と財務も健全。配当利回りは約3.1%あります。ただし、鋼材市況の悪化で大幅減益が続き、2025年には減配も実施しました。ROEも低く、鉄鋼市況に業績が大きく左右されます。割安さに賭ける、リスクを理解した人向けの銘柄です。

株主優待情報

中山製鋼所には、現在のところ株主優待はありません。

そのぶん、配当でしっかり株主に還元する方針です。

株主優待の内容

株主優待の設定はないため、リターンは配当と株価の値上がり益が中心になります。

権利確定日と有効期限

配当の権利が確定するのは、3月・9月が基準です。

配当をねらう場合は、この権利確定日から逆算して準備しておくと安心です。

会社情報

引用:中山製鋼所公式サイト

中山製鋼所は、大阪に本社を置く老舗の鉄鋼メーカーです。鉄スクラップを電気の力で溶かして鋼をつくる「電炉」を主力とし、日本製鉄グループに属します。

熱延鋼板やコイル、めっき鋼帯、鋼板、棒鋼・線材など、幅広い鉄鋼製品を製造・販売しています。建設や製造業に欠かせない、素材を供給する会社です。

鉄鋼は、景気や建設需要、原料価格に業績が大きく左右される「市況産業」です。好況時には大きく稼ぎ、不況時には利益が落ち込む、波の大きい事業です。

財務は健全で、自己資本比率は約72%。株価はPBR0.31倍と、会社の資産価値の3分の1ほどしかつかない、極端に割安な水準に放置されています。

東証プライム市場に上場しており、業種は鉄鋼に分類されます。

編集部からのおすすめ情報

編集部おすすめ度:

中山製鋼所は、極端に割安で財務も健全だが、業績・配当が不安定な、市況型の資産バリュー株です。

株式情報にみる分析

中山製鋼所は、「極端な割安さ」と「業績の不安定さ」を天秤にかける銘柄です。

まず割安さ。PBRは0.31倍と、会社の資産価値の3分の1ほどの株価しかついていません。自己資本比率も約72%と財務は健全で、資産面から見た安全性は高い水準です。

一方で、業績は厳しい状況です。2026年3月期は鋼材需要の低迷などで大幅な減収減益となり、今期もさらに減益の見込み。鉄鋼市況の悪化が重くのしかかっています。

さらに、2025年には配当を減額(減配)しました。業績が悪化すると配当も減るため、「安定した配当」を期待する銘柄ではない点は、正直に理解しておく必要があります。

ROEも約3.5%と低く、資産は割安でも、それを効率よく利益に変えられていません。割安さがなかなか株価に反映されない『万年割安株』になりやすい面もあります。

まとめると、資産の割安さと財務の健全さは魅力ですが、鉄鋼市況の回復がなければ業績・配当ともに厳しい、波の大きい銘柄です。

配当にみる分析

中山製鋼所に株主優待はなく、配当利回りは約3.1%です。数字だけ見ればまずまずですが、注意が必要です。

というのも、2025年に減配を実施したばかりで、配当が業績次第で変わりやすいからです。鉄鋼市況が悪化すれば、さらに配当が減る可能性もあります。安定して受け取れる配当とは言いにくい状態です。

「配当利回り3.1%」という数字だけで判断するのは危険で、鉄鋼市況の動向とセットで見る必要があります。

安定配当を求める人には不向きで、市況の回復と割安さの是正に賭ける、リスク許容度の高い人向けです。

総合評価

中山製鋼所は、大阪の老舗電炉メーカーで、PBR0.31倍という極端な割安さと、自己資本比率約72%という健全な財務が魅力の資産バリュー株です。

一方で、鋼材市況の悪化で大幅減益が続き、2025年には減配も実施。ROEも低く、鉄鋼市況に業績・配当が大きく左右される、波の大きい銘柄です。

配当利回りは約3.1%ありますが、減配歴があり安定性には欠けます。優待もありません。

こうした特徴から、中山製鋼所は「安定した配当」ではなく、「極端な割安さと財務の健全さを土台に、鉄鋼市況の回復に賭ける」リスク許容度の高い人向けの銘柄です。初心者や安定志向の人にはおすすめしにくい銘柄といえます。

これらを踏まえ、編集部としては5段階で3/5と評価しました。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資を勧めるものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

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