リソルホールディングス[5261]は、三井不動産系のホテル・ゴルフ場・リゾート施設の運営と投資再生を手がけるサービス企業です。
「あなたのオフを、もっとスマイルに。」をコーポレートスローガンに掲げ、ホテル運営・ゴルフ運営・リソルの森(CCRC)・福利厚生・再生エネルギー・投資再生の6事業を多角的に展開しています。
業績はインバウンド需要やレジャー需要の回復を背景に好調に推移しており、過去最高益を更新するペースで成長を続けています。
株主優待はRESOLファミリー商品券として年1回贈呈され、ホテル宿泊・ゴルフプレー・貸別荘などリソルグループの運営施設で使える実用性の高い体験型優待となっています。
2026年3月期からは優待制度が大幅に拡充され、300株以上保有で6万円相当、500株以上で10万円相当へと増額されるため、レジャーや旅行を楽しむ投資家にとって魅力が一段と高まっている銘柄といえるでしょう。
株式情報
| 割安度 | 安全度 | 値動き傾向 | ||
| PER | PBR | 自己資本比率 | ROE | 信用倍率 |
| 15.9倍 | 1.81倍 | 34.0% | 10.03% | ー |
| 優待&配当 | ||||
| 総合利回り | 配当利回り | 優待利回り | 権利確定月 | 優待最低取得額 |
| 3.59% | 0.75% | 2.84% | 3月 | 704,000円 |
| 編集部おすすめ度 | 理由 |
| 豪華な体験型優待と業績拡大が魅力の、レジャー好き投資家向けの銘柄です。三井不動産系の安定した経営基盤と、ホテル・ゴルフ場・リゾート施設の運営という独自のポジションを持っています。2026年3月期から優待が大幅に拡充され、300株保有で6万円相当、500株保有で10万円相当の商品券が贈呈される豪華さ。配当利回りは低めですが、優待を含めた総合利回りでは魅力的な水準。レジャーや旅行を活用できる投資家には特におすすめです。 |
株主優待情報

リソルホールディングスでは、毎年3月末日時点で100株以上保有している株主を対象に、年1回の株主優待を実施しています。
株主優待の内容
優待品はリソルグループ運営施設で使える「RESOLファミリー商品券」(1枚2,000円分)であり、保有株式数に応じて贈呈枚数が決まる仕組みになっています。
2026年3月31日基準日からは優待制度が大幅に拡充され、特に300株以上・500株以上保有の株主への贈呈枚数が大きく増加しました。
| 保有株式数 | RESOLファミリー商品券(2026年3月期〜) |
| 100株以上300株未満 | 10枚(20,000円分) |
| 300株以上500株未満 | 30枚(60,000円分) |
| 500株以上 | 50枚(100,000円分) |
商品券は、リソルグループが運営するホテル、ゴルフ場、貸別荘、リゾート施設、直営レストランなど、さまざまな施設のフロントで精算できる体験商品関連メニューに利用できます。
具体的には、宿泊プラン、ゴルフプレー料金、アクティビティ、直営レストランでの食事などに使用できる、まさに「体験」を楽しむための優待となっています。
利用対象者は株主本人または2親等以内の親族、そして利用対象者が連れていく同伴者まで含まれるため、家族や友人と一緒に施設を楽しむことができます。
1日1精算あたり最大10万円分(50枚)まで利用できるため、宿泊やゴルフを伴うまとまった金額の精算でも安心して使い切れる設計です。
権利確定日と有効期限
権利確定月:3月末日(年1回)。
優待を受けるためには、基準日(3月31日)に株主名簿に100株以上の保有が記載または記録されていることが必要です。
商品券は毎年6月頃に発送される予定であり、発送から一定期間の有効期限が設定されています。
利用時は商品券に同封されている「株主カード」の提示が必須となるため、施設利用日には必ず携帯する必要があります。
会社情報

リソルホールディングス株式会社は、三井不動産系の持株会社として、ホテル・ゴルフ場・リゾート施設の運営と投資再生を手がける総合サービス企業です。
本社は東京都中央区にあり、コーポレートスローガン「あなたのオフを、もっとスマイルに。」を価値基準として、人々の余暇時間を豊かにするサービスを提供しています。
もともとは「リゾートソリューション」という社名で活動していましたが、現在は「リソルホールディングス」として持株会社体制を取っています。
事業領域は大きく「施設運営」と「投資再生」の2つに分かれており、その中でホテル運営、ゴルフ運営、リソルの森(CCRC=コミュニティ型リゾート)、福利厚生、再生エネルギー、投資再生という6つの事業を多角的に展開しています。
ホテル運営事業では、「ホテルリソルトリニティ那覇」「ホテルリソル」シリーズなど、全国の主要都市にビジネスホテル・シティホテルを展開しています。
ゴルフ運営事業では、「スパ&ゴルフリゾート久慈」など複数のゴルフ場を運営・受託しており、首都圏や関東近郊のゴルフ愛好家から支持を集めています。
「Sport & Do Resort リソルの森」は千葉県長生郡に広がる100万坪規模のCCRC型リゾートで、宿泊・ゴルフ・テニス・乗馬・温泉・グランピングなど多彩なアクティビティを楽しめる施設として人気があります。
貸別荘事業では「スイートヴィラ」シリーズを展開し、伊豆や熱海、軽井沢など全国のリゾート地にプライベート感の高い別荘型宿泊施設を提供しています。
福利厚生事業では、企業向けに「リソルライフサポート」を提供しており、従業員の健康・余暇・育児支援などをサポートする福利厚生サービスを展開しています。
投資再生事業では、経営課題を抱えるホテルやゴルフ場を取得して再生し、グループの運営力を活かして収益化を図るビジネスモデルを構築しています。
このような「施設運営力」と「再生ノウハウ」を組み合わせたビジネスモデルは、レジャー業界の中でも独自のポジションといえます。
近年は、コロナ禍で停滞していた国内旅行・レジャー需要の回復に加え、インバウンド需要の急速な拡大が業績の追い風となっています。
2026年3月期は、過去最高益の更新を視野に入れた好調な業績推移となっており、株主還元として優待制度の拡充や増配にも積極的な姿勢を見せています。
三井不動産という大手資本を背景に持ちながら、独自の「再生ビジネス」で成長を続ける、ユニークな存在感を持つサービス企業といえるでしょう。
編集部からのおすすめ情報
編集部のおすすめ:
株式情報にみる分析
リソルホールディングスの株式は、業績拡大と豪華な株主優待が両立した、レジャー需要を享受する成長型銘柄です。
業績面では、近年の売上高・営業利益・経常利益すべてが過去最高を更新するペースで推移しており、急速な成長を続けています。
これは、コロナ禍で大きく落ち込んだ国内旅行需要の回復に加え、訪日外国人旅行者(インバウンド)の急速な増加が背景にあります。
同社のホテルやリゾート施設は、訪日客にも国内旅行者にも好まれる立地と内容を備えており、需要回復の恩恵を真っ正面から受けるポジションにあります。
株価指標で見ると、PERはサービス業界の標準的な水準にあり、業績の伸びを考慮すれば過熱感はそれほど強くない状態といえます。
PBRは1倍を上回る水準にあり、純資産に対する評価は適正な範囲にあります。
ROEは10%前後と、サービス業の中では比較的高い水準を維持しており、資本効率の良さも特徴のひとつです。
事業構造の強みとして、「施設運営」と「投資再生」という2つの柱を持っている点は重要です。
施設運営は安定収益を生み出す基盤事業であり、投資再生は経営困難な施設を取得して再生し、利益を生み出す成長エンジンとなっています。
この組み合わせにより、単にホテルやゴルフ場を運営するだけの企業よりも、収益機会が多様化されている点が他社にはない強みです。
三井不動産系の企業であるという背景も、長期保有の安心材料になります。
大手資本の支援を受けやすい立場にあり、財務面での信用力も高く、銀行からの融資や事業提携でも有利な条件を確保しやすい構造です。
30年単位の長期チャートを振り返ると、過去には経営状況が厳しい時期もあったものの、ここ数年は明確な右肩上がりのトレンドを描いています。
事業構造の改革と業績の拡大が、株価の上昇という形で評価されてきたことが見て取れます。
一方で、注意したい点もいくつかあります。
まず、配当利回りが1%を下回る低水準にあるため、配当目的の長期インカム投資としての魅力は限定的です。
株主還元の中心は配当ではなく優待にあるため、優待を活用できない投資家にとってはリターンが見えにくい構造となっています。
また、ホテル・ゴルフ・リゾートという事業特性上、景気後退期や感染症の流行時には業績が大きく揺れ動く性格を持っています。
コロナ禍では大きな打撃を受けた経験もあり、有事の際のリスク耐性は完全とはいえません。
自己資本比率も30%台とやや低めで、もう少し財務体質を強化したい水準でもあります。
とはいえ、これらは「景気回復期に業績が大きく伸びる」という裏返しでもあり、今のような追い風局面では強みとなります。
長期で見ても、日本の観光立国政策やインバウンド需要の拡大という構造的な追い風は続く見込みであり、同社の事業に追い風となるトレンドは今後も期待できます。
総合的に判断すると、レジャー需要の拡大を享受しながら、株主優待を通じて施設利用も楽しめる「成長+体験」型の銘柄です。
派手な値動きを狙うよりは、長期で業績拡大を見守りながら、優待で家族の旅行やレジャーを楽しむスタイルとの相性が抜群に良い銘柄といえるでしょう。
優待情報から見る投資おすすめ度と根拠
リソルホールディングスの株主優待は、体験型優待の中でも最高峰クラスの豪華さを誇る、レジャー好き投資家のための魅力的な制度です。
2026年3月期からの新制度では、100株保有で2万円分、300株保有で6万円分、500株保有で10万円分のRESOLファミリー商品券が贈呈される豪華な内容となりました。
特に300株以上の保有者にとっては、優待が3倍に拡充される大幅な改善であり、長期保有を前提とする投資家にとって大きな朗報といえます。
商品券はリソルグループが運営するホテル、ゴルフ場、貸別荘、リゾート施設、直営レストランで利用可能であり、宿泊からアクティビティまで幅広いシーンで活用できます。
「Sport & Do Resort リソルの森」のような大型リゾート施設では、家族でゴルフ・テニス・温泉・グランピングなどを楽しめる多彩なメニューがそろっており、商品券の使い道に困ることがありません。
また、貸別荘「スイートヴィラ」シリーズでは、伊豆・熱海・軽井沢などのリゾート地で、家族水入らずのプライベート空間を楽しむことができます。
商品券の利用対象者は、株主本人だけでなく2親等以内の親族や、その同伴者まで含まれる広い範囲となっています。
つまり、両親や子供、孫など家族全員で利用できるため、家族旅行や記念日のお祝いなどに活用しやすい設計となっています。
1日1精算あたり最大10万円分まで利用できるため、宿泊やゴルフを伴う高額な精算でも安心して使い切ることができます。
優待利回りで見ると、100株保有で約3%、300株保有で約3%、500株保有で約3%と、保有株式数を増やしても利回りが大きく低下しない安定した設計になっているのも魅力です。
配当利回りは低めですが、配当と優待を合わせた総合利回りで考えれば、十分に魅力的な水準といえます。
注意点としては、商品券の利用対象がリソルグループの運営施設に限られている点です。
同グループの施設が近くにない地域に住む投資家にとっては、利用機会が限定される可能性があります。
逆に、首都圏や関東近郊、千葉・神奈川・伊豆エリアに住んでいる投資家や、定期的に旅行する習慣のある人にとっては、優待の真価を最大限に引き出せる設計となっています。
また、最低投資金額が約70万円前後とやや高めであり、500株保有で優待を最大化するためには350万円超の投資が必要となるため、資金面での参加ハードルは決して低くありません。
とはいえ、商品券の現金的価値は明確で、家族旅行や記念日の食事など「特別な体験」を実質的に節約しながら楽しめる魅力は大きく、レジャー支出を見直す切り口としても有効です。
業績の好調さと経営の積極姿勢を考えれば、優待制度自体が将来的に廃止されるリスクは低く、むしろ今後さらなる拡充の可能性も期待できる銘柄といえるでしょう。
総合的に見て、家族旅行やゴルフ、リゾート滞在を楽しむライフスタイルを持つ投資家にとって、生活を豊かにしてくれる極めて魅力的な優待制度です。
ホテル宿泊やゴルフプレーが好きな人にとっては、まさに「投資しながらレジャーも楽しむ」という理想的な銘柄といえるでしょう。
総合評価
総合的に見ると、業績の拡大・豪華な体験型優待・安定した経営基盤の三拍子がそろった、レジャー好き投資家のための優良銘柄です。
三井不動産系の安定した経営基盤と、ホテル・ゴルフ場・リゾート施設の運営、そして投資再生事業を組み合わせた独自のビジネスモデルが、長期的な競争優位性を生み出しています。
業績はインバウンド需要やレジャー需要の回復を背景に過去最高益を更新するペースで成長しており、ROEも10%前後と資本効率の良さを示しています。
2026年3月期から優待制度が大幅に拡充され、特に300株以上保有で優待が3倍に増額される豪華な改善が実施されました。
ホテル宿泊・ゴルフプレー・貸別荘滞在・リゾート施設での体験など、家族で楽しめる多彩な使い道があり、レジャー支出の節約効果も大きい優待です。
一方で、配当利回りは1%を下回る低水準であり、配当インカムを目的とする投資には向いていません。
ホテル・ゴルフ・リゾートという景気感応度の高い事業特性も、有事の際にはリスクとなる可能性があります。
派手な値上がりや高配当を期待するというよりは、業績拡大の果実を享受しつつ、優待で家族のレジャー体験を楽しむスタイルの投資家に最適な銘柄です。
ポートフォリオに「成長+ライフスタイル」枠を組み込みたい投資家にとっては、生活を豊かにしてくれる魅力的な一銘柄といえるでしょう。

