アサヒグループホールディングス[2502]株情報(配当・おすすめ情報)

アサヒグループホールディングス[2502]は、「スーパードライ」で知られるビール最大手を中核とする、飲料・食品の総合グループです。

国内の酒類・飲料・食品事業に加え、欧州やオセアニアにも事業を広げており、海外の利益比率が高いのが特徴です。

2025年はサイバー攻撃によるシステム障害で出荷が滞り、利益が落ち込みましたが、配当は増配を続けています。

なお、株主優待は2023年12月の権利分をもって廃止されているため、今回は配当を中心に株式情報をまとめます。

目次

株式情報

アサヒグループホールディングス[2502]東証P
時価総額
2兆5,545億円

株価 1,679.5円
更新:2026年10月23日

30年チャートを掲載

割安度 安全度 値動き傾向
PER PBR 自己資本比率 ROE 信用倍率
12.6倍 0.77倍 49.8% 4.29% 21.71倍
優待&配当
総合利回り 配当利回り 優待利回り 権利確定月 優待最低取得額
3.39% 3.39% - 6月・12月 -
編集部おすすめ度理由
株主優待は廃止されましたが、PBRは1倍割れで配当利回りも市場平均より高く、増配を続けている点が魅力です。2025年はサイバー攻撃の影響で利益が落ち込みましたが、一時的な要因であり、財務の安全性は保たれています。優待狙いではなく、配当を軸に長期で持ちたい人に向く銘柄です。

株主優待情報

現在、株主優待は実施していません。

2024年8月に、2023年12月の権利分をもって株主優待制度を廃止することが発表されました。

同じタイミングで、配当の増額や株式分割も合わせて発表されており、優待から配当へ株主還元の軸を移した形です。

そのため、優待を目的にこの銘柄を保有するメリットは現時点ではありません。

会社情報

アサヒグループホールディングスの本社
引用:アサヒグループホールディングス公式サイト

アサヒグループホールディングスは、1949年に旧大日本麦酒の分割によって朝日麦酒として発足した会社です。

事業の中核は、「スーパードライ」をはじめとする酒類事業で、飲料・食品事業も手がける総合飲料食品グループです。

2011年に純粋持株会社体制へ移行し、現在の社名「アサヒグループホールディングス」に変更しました。

国内だけでなく、欧州やオセアニアの飲料・食品事業も買収で取り込み、海外売上の比率が高いことも特徴です。

2025年9月には国内でサイバー攻撃を受け、受注・出荷システムが停止し、業績に大きな影響が出ました。

2025年12月期は、システム障害の影響で営業利益・純利益ともに前の期を下回りましたが、出荷体制は順次回復に向かっています。

本社は東京都墨田区吾妻橋にあり、金色の「アサヒグループ本社ビル」は浅草のランドマークとしても知られています。

会社の規模は国内ビール業界でもトップクラスで、財務の土台もしっかりしているタイプです。

編集部からのおすすめ情報

編集部のおすすめ:

株式情報から見る投資おすすめ度と根拠

アサヒグループホールディングスは、割安さと配当の安定感がそろった大型の値がさ株です。

PBR(株価純資産倍率)は1倍を下回っており、会社の資産価値に対して株価は割安な水準にあります。

PERも市場平均と比べて高すぎず、業績の落ち込みをすでにある程度織り込んだ株価だと考えられます。

ROE(自己資本利益率)は2025年は4%台まで下がっていますが、これはサイバー攻撃による一時的な利益の落ち込みが主な原因です。

自己資本比率は50%近くあり、財務の安全性は標準以上の水準を保っています。

配当は、利益が落ち込んだ2025年12月期でも増配しており、株主還元を重視する姿勢がうかがえます。

配当利回りは市場平均より高めで、値動きも比較的穏やかなディフェンシブ銘柄に分類されます。

信用倍率はやや高めで、短期的には買い方の利益確定売りが出やすい点には注意が必要です。

業績が出荷体制の回復とともに戻っていけば、株価の見直しも期待しやすい銘柄です。

株式面のおすすめ度は、配当を受け取りながら長期でじっくり持ちたい人にとっては十分魅力的な水準です。

優待情報から見る投資おすすめ度と根拠

アサヒグループホールディングスの株主優待は、2023年12月の権利分をもって廃止されています。

以前は自社製品の詰め合わせなどがもらえる優待がありましたが、現在は何株保有していても優待は受け取れません。

廃止と同じタイミングで配当の増額が発表されており、優待から配当へ株主還元の形を切り替えたと考えられます。

そのため、優待の内容や利回りで比較したい人にとっては、この銘柄は候補になりません。

優待ではなく配当と株価の値上がり益をねらう銘柄として見るのが現実的です。

総合評価

株式面では、割安な株価水準と増配を続ける配当が魅力の、長期保有に向く銘柄です。

優待面では、制度そのものが廃止されているため、優待目的の投資には向いていません。

この2つを合わせると、アサヒグループホールディングスは「優待株」ではなく「配当・割安株」として評価するのが現実的で、総合おすすめ度は3/5です。

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