金下建設[1897]株情報(配当・株価・おすすめ情報)

金下建設[1897]は、京都府北部(北近畿)を地盤とする、総合建設会社です。

道路・橋・トンネルなど、公共工事を中心に、地域のインフラを支えています。

株主優待はありませんが、株価がPBR0.32倍と極端に割安で、無借金の鉄壁財務が特徴です。

割安さと財務の堅さに注目するバリュー投資家に向けて、株式情報をまとめます。

目次

株式情報

金下建設[1897]東証S
時価総額
139億円

株価 3,655円
更新:2026年7月

30年チャートを掲載

割安度 安全度 値動き傾向
PER PBR 自己資本比率 ROE 信用倍率
23.3倍 0.38倍 約84% 約1% -
優待&配当
総合利回り 配当利回り 優待利回り 権利確定月 優待最低取得額
約1.4% 約1.4% なし 6月・12月 なし
編集部おすすめ度理由
PBR0.32倍という極端な割安さと、無借金の鉄壁財務が魅力の建設会社です。ただし稼ぐ力は弱めです。北近畿を地盤に公共工事を手がける金下建設は、株価が資産価値の3分の1ほどしかない超割安株。自己資本比率は約84%で、実質無借金の盤石な財務を誇ります。一方で、ROEは約1%と極端に低く、配当利回りも約1.7%と控えめ、株主優待もありません。割安さと財務の安全性に妙味を感じる、資産バリュー投資家向けの銘柄です。

株主優待情報

金下建設には、現在のところ株主優待はありません。

そのぶん、配当でしっかり株主に還元する方針です。

株主優待の内容

株主優待の設定はないため、リターンは配当と株価の値上がり益が中心になります。

権利確定日と有効期限

配当の権利が確定するのは、6月・12月が基準です。

配当をねらう場合は、この権利確定日から逆算して準備しておくと安心です。

会社情報

引用:金下建設公式サイト

金下建設は、京都府宮津市に本社を置く、1951年創業の総合建設会社です。京都府北部(北近畿)を地盤としています。

道路や橋、トンネルといったインフラの整備・保全を担う「土木・舗装工事」が主力で、売上の約9割を占めます。官公庁からの発注(公共工事)に強みを持っています。

本業のほかに、アスファルト製品の製造、産業廃棄物のリサイクル、太陽光発電、さらには回転寿司店の運営まで、多角的に事業を展開して収益の安定を図っています。

財務は極めて盤石です。自己資本比率は約84%と非常に高く、借金にほとんど頼らない実質無借金経営。株価は会社の資産価値の3分の1ほど(PBR0.32倍)と、極端に割安な水準に放置されています。

東証スタンダード市場に上場しており、業種は建設業に分類されます。

編集部からのおすすめ情報

編集部おすすめ度:

金下建設は、極端な割安さと鉄壁の財務が魅力だが、稼ぐ力は弱い「資産バリュー株」です。

株式情報にみる分析

金下建設は、「資産の割安さ」で選ぶ、典型的なバリュー株です。

PBRは0.32倍。これは、会社を解散して資産を分けたときの価値の、3分の1ほどの株価しかついていない、という意味です。自己資本比率も約84%と極めて高く、財務の安全性は抜群です。

直近の業績は改善しています。2026年12月期の中間決算は、大型工事が順調に進み、売上・利益ともに大幅に増加しました。工事の谷から回復しつつあります。

ただし、大きな弱点があります。稼ぐ力を示すROEは約1%と、極端に低い水準です。これは、資本(自己資本)を厚く持ちすぎていて、それを効率よく利益に変えられていないためです。

また、業績は公共工事の発注時期に左右されやすく、年によって工事の「端境期(はざかいき)」があると利益が落ち込みます。安定して成長する事業ではありません。

まとめると、「資産は割安で財務は鉄壁だが、稼ぐ力は弱い」という銘柄です。割安さがなかなか株価に反映されない、いわゆる『万年割安株』になりやすい点も理解しておく必要があります。

配当にみる分析

金下建設に株主優待はなく、配当利回りも約1.7%と控えめです。

これだけ豊富な自己資本を持ちながら配当が控えめなのは、やや物足りない点です。今後、株主還元を強化して配当を増やせば、割安さが見直されるきっかけになる可能性はあります。

現状は「高い配当を受け取る」というより、「割安な資産を安く買って、見直しを待つ」タイプの銘柄です。

配当・優待でコツコツというより、資産の割安さに妙味を感じる人に向いています。

総合評価

金下建設は、北近畿を地盤とする総合建設会社で、PBR0.32倍という極端な割安さと、自己資本比率約84%・実質無借金という鉄壁の財務が最大の魅力です。

直近は大型工事の進捗で業績が大幅に改善しており、工事の谷から回復しつつあります。

一方で、ROEは約1%と極端に低く、稼ぐ力は弱め。配当も約1.7%と控えめで優待もなく、公共工事の発注時期に業績が左右される点にも注意が必要です。

こうした特徴から、金下建設は「配当・優待でコツコツ」という人よりも、極端な割安さと財務の安全性に妙味を感じ、見直しをじっくり待てる資産バリュー投資家に向いた銘柄といえます。

これらを踏まえ、編集部としては5段階で3/5と評価しました。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資を勧めるものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

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