思う存分にピザやパスタを食べたい。家族や仲間とわいわい楽しい時間を過ごしたい。──そんなときにぴったりなのがシェーキーズのバイキング。
色とりどりのピザが並ぶだけでなく、サラダやパスタ、カレー、スープ、さらにはデザートまで揃った内容は、大人も子どもも思わず笑顔になる充実ぶりです。
ロイヤルホールディングスの株主優待が使えるブランドの中でもかなりおススメなのがシェーキーズ。
今回は、何度も足を運ぶほど好きなシェーキーズの楽しみ方をレポートします。
店内の雰囲気|アメリカンレトロな空間でワクワク感が高まる
シェーキーズの店内に足を踏み入れると、まず目を引くのがレンガ調の壁とネオンサイン。
赤く輝く「SHAKEY’S」の文字と、ヴィンテージ感あふれる「Shakey’s Pizza」のロゴが壁一面に施されており、まるでアメリカ映画のワンシーンに迷い込んだかのような気分にさせてくれます。
座席は、赤いソファーのボックス席と木製のテーブル席がバランスよく配置されていて、1人でもグループでも利用しやすい造り。
赤いソファはクッション性も高く、長時間座っていても疲れにくいです。
料理カウンターの奥には、オープンキッチンがあり、大きなピザ窯の存在がシェーキーズらしさを際立たせています。
ピザやパスタ、ポテトがずらりと並ぶビュッフェ台は見ているだけで食欲がそそられ、ライブ感のある空間に胸が高鳴ります。
奥には赤×白のギンガムチェックのテーブルクロスが印象的なエリアも。
どこか懐かしくて落ち着く雰囲気があり、親しみやすさと遊び心が同居した空間設計になっています。
全体的に、カジュアルで開放感がありながらも、アメリカンレトロな世界観がしっかりと演出されていて、食事を楽しむ前からワクワク感に包まれるお店です。
ランチバイキング|90分間、ピザ天国を心ゆくまで満喫!
何度も訪問していますが、おすすめは平日ランチの90分食べ放題です。
平日ディナーや休日はランチの時間帯でも料金が上がりますので、最もお得なのは平日ランチタイム。
平日の15:00までに入店できれば最もお得な料金で楽しめます。
- ピザ(常時15種以上)
- パスタ(トマト・クリーム・和風など日替わり)
- フライドポテト
- カレー
- サラダバー
- スープ&ドリンクバー
- サイドメニュー各種

ピザは全18種以上がスタンバイで、時期によって変わる以下のようなラインナップが並びます。
- BBQプルドポークピザ
- レッドホットスリラチャーピザ
- ペパロニ
- ベーコンミックス
- てりやきチキンピザ
- いももちのピザ
- チョコバナナのデザートピザ など

シェーキーズは、並べられているピザやパスタが順次入れ替わります。
特に人気の高いピザは繰り返し出されますが、カウンターには新しいラインナップも並び、焼き立てのピザが出されたときには店内にアナウンスもされるので、熱々のおいしいピザを楽しめますよ!
サラダバー|定番サラダの安心感!野菜不足を補い楽しい一皿を


ピザやパスタ、フライドポテトと並ぶ名脇役——それがサラダバー。
シェーキーズのサラダコーナーは、種類はさほど豊富なわけではないですが、主要な野菜を押さえている感じでしっかり“食べるサラダ”が楽しめる構成です。
ラインナップは以下のような内容でした。
- グリーンサラダ(レタス・ラディッシュなど)
- にんじんラペ
- スイートコーン
- 枝豆
- キャベツのコールスロー
- マカロニサラダ
- わかめサラダ
- ポテトサラダ
特に印象的だったのは「枝豆」や「わかめ」など、和の食材も取り入れた構成で、ピザの合間にぴったりの“箸休め”になっていました。
また、ドレッシングも複数用意されていて、シーザー・ごま・フレンチなどから気分に合わせて選べるのも嬉しいポイント。
サイドメニュー|個性派揃いで食欲が止まらない!

まず目を引いたのは、アメリカンダイナーの定番マカロニチーズ。
とろとろチーズがしっかり絡んだ濃厚な味わいは、ピザの合間でも主役級。
その隣にはタコミートとナチョスチップスが並んでいて、自分でトッピングして“オリジナルナチョス”が作れるスタイル。
スパイシーなタコミートとカリッと軽いチップの組み合わせは、お酒との相性も抜群です。

そして忘れてはならないのが、シェーキーズ名物・フライドポテト。
定番の「プレーン」とパンチの効いた「スパイシー」の2種が用意されており、どちらも厚切りでホクホク感がたまりません。
- プレーン:シンプルにじゃがいもの味わいが楽しめる王道タイプ。
- スパイシー:チリやガーリック系の香りが効いたクセになる味で、ピザとの相性◎。
このポテトはファンが多いのも納得の仕上がりで、何度もおかわりしたくなる一品です。
パスタコーナー|個性の違う3種が揃っていて飽きない!

ピザと並ぶ炭水化物の柱、パスタもシェーキーズの楽しみのひとつ。
入店時のラインナップは、以下の3種類でした。
ナポリタン
鮮やかなトマトレッドが目を引く王道スタイル。ツヤのあるソースが麺によく絡み、ビュッフェ台の中でもひときわ華やか。
ペペロンチーノ
オイルがほんのり光るシンプルな仕上がり。枝豆やベーコンの彩りが加わり、全体的に明るい印象。
和風明太子
明るいベージュのパスタに、黒のきざみ海苔と緑の大葉がトッピングされ、コントラストが効いた美しいビジュアル。
3種の味の違いがはっきりしているので、少しずつ盛って味変を楽しむのも◎。
ピザで満足しつつも、“まだ何か食べたい”というときに、パスタの存在感はとても頼もしいです。
パスタもどれかがなくなると別の種類のパスタに入れ替わることが多いので、いろいろ楽しめます。
ピザコーナー|種類豊富で選ぶのを悩む!
ピザ台には、次から次へと焼きたてのピザが運ばれ、常に十分な種類が並んでいる状態。
シェーキーズのピザは、薄めのクリスピータイプの生地が特徴。
軽い食感なので、いろいろな種類を少しずつ楽しめるのが魅力です。
この日のラインナップは、次のピザが並んでいました。

ベーコンミックスは、緑のピーマン、赤紫のオニオンスライス、ベーコンが彩りよくトッピングされており、まさに“ミックス”の名にふさわしいにぎやかな見た目。
野菜のフレッシュな色味がよく映えて、全体的に明るい印象のピザです。
ソーセージ&ビーフは、茶系のソーセージと細かく砕かれたビーフがトッピングされ、肉感のあるボリュームを感じさせるビジュアル。
チーズと肉の焦げ目がところどころに浮かび上がり、ガッツリ系の見た目になっています。
ペパロニは、赤みの強いペパロニが均等に敷き詰められ、チーズとのコントラストがはっきりしているのが特徴。
表面に軽く焦げ目がついており、定番ながら満足感のあるビジュアルです。

テリヤキチキンピザは、照りのあるソースが全面に塗られ、その上に刻みネギとチキンが散りばめられた一枚。
ネギの緑とソースの焦げ茶色のコントラストが印象的で、和風感がしっかり伝わってきます。
バーガーピザは、レタスやトマトが乗っており、全体に細かく刻まれた具材が混ざり合った“にぎやかな”見た目。
マクドナルドのビッグマックに味が近いソースで、個人的にはかなり好みです。

きのこミックスは、白いクリームベースの上に数種類のきのこがたっぷりのっており、素朴ながら自然の恵みを感じさせる見た目です。
彩りは控えめながらも、食材の形や立体感がそのまま活かされていて、素材重視の雰囲気が伝わってきます。
デビルチキンピザは、ソースの赤みがひときわ強く、ピーマンの鮮やかな緑との対比が刺激的な一枚。
ところどころに見える唐辛子のような具材やスパイスパウダーが、ただならぬ辛さを予感させるビジュアルです。

ジャワ風カレーピザは、黄色みのあるカレーベースのソースが全体に塗られ、所々に浮かぶ黒や緑のスパイスがアクセントになっています。
ところどころに焼き目がついた具材とチーズが混ざり合い、カレーの香りが想像できるような“スパイス感のある見た目”が特徴です。
マヨネーズ&コーンピザは、明るい黄色のコーンが全面に散りばめられ、その間からマヨネーズの白がとろりとのぞく構成。
全体的にふわっとした色調で、どこか懐かしさと親しみやすさを感じさせる柔らかなビジュアルです。
エビ&マヨネーズピザは、小ぶりのえびとマヨネーズが白っぽいベースの上に点在しており、ピザ全体が淡くやさしい印象。
ほんのりピンク色のえびがかわいらしく、女性や子どもに人気がありそうなビジュアルです。

ダブルチーズは、とろけたチーズが生地全体に厚く覆いかぶさるように広がり、焼き色のついた部分と淡いクリーム色の層が混ざり合って、まさに“チーズたっぷり”を感じさせるルックス。
表面は少し波打っており、ボリューム感が伝わります。
ガーリックペッパー&ソーセージは、スライスされたソーセージが敷き詰められ、ところどころに黒胡椒やハーブがふりかけられた、見た目にもスパイシーさを感じさせる一枚。
表面にはチーズのとろけ具合も加わり、香ばしい印象を強く受けます。

シェーキーズのおすすめポイントの一つに、注文カウンターで好きなピザをリクエストできる点です。ピザが焼きあがるとアナウンスされますので、すかさず取りに行きます。
ピザだけじゃない!シェーキーズの魅力


シェーキーズといえばピザのイメージが強いですが、実はビュッフェ台をよく見渡すと、ピザ以外にも“通好み”のサイドメニューが用意されています。
たとえば、“隠れ主役”のカレーとライス。
カレーは野菜や肉がゴロゴロと入っており、家庭のカレーのような懐かしくもおいしい味わいです。
ちょっとお腹に余裕があるときには、ピザを一休みしてカレーライスで満足感を高めるのも一興。
そして、もうひとつはスープ。
この日はコーンスープでした。
銀色のスープポットから湯気が立ちのぼり、とろりとしたスープが中にたっぷり。
クリーム色の優しい色合いと、ぽってりした質感が食欲をそそります。ピザの合間に飲めば、口の中をリセットしつつ、なんともほっとする味わいが楽しめそうです。
シェーキーズのビュッフェは、ピザだけじゃなく、こうしたサイドメニューで自由な食べ方ができるのも魅力のひとつですね。
ドリンクも充実



シェーキーズの魅力はピザだけにとどまりません。
ドリンクコーナーの充実ぶりも見逃せないポイントです。
ソフトドリンクはコカ・コーラ社の豊富なラインナップを揃えたマシンのほか、ジョージアの本格コーヒー・カフェラテ・ココアなども充実。
さらに、ティーコーナーでは紅茶や緑茶のティーバッグが選べ、落ち着いたひとときにもぴったりです。
ファミリーでも仕事帰りの一杯でも、シーンに合わせて満喫できるのがこのビュッフェの魅力。
また、別料金のアルコールバーには、生ビールの他、ウイスキーやジン、リキュール類がずらりと並び、ハイボールやカクテルなど自分好みの一杯を自由に楽しめます。
ビールサーバーも完備されており、喉越しの良い一杯でピザとの相性も抜群。
食後のお楽しみはデザートコーナーで
食後のひとときにぴったりのデザートコーナーも、シェーキーズの楽しみのひとつ。
ピザの店らしく、デザートピザが用意されています。
甘い具材をトッピングしたピザで、食事の締めくくりにぴったり!
今回は以下のようなラインナップでしたが、これも行く度にラインナップが変わります。

クワトロチョコのデザートピザは、濃厚な色合いのチョコレートクランチがたっぷりとのっており、中央から端まで黒褐色の具材が目立ちます。
ごろっとしたチョコ塊が存在感抜群で、他のピザとは明らかに異なる“デザートらしさ”が一目で伝わるビジュアル。
チョコバナナのデザートピザは、とろりとしたチョコソースが全体にかかり、その上に輪切りバナナが規則的に配置された構成。
温かみのある黄色と濃茶色のコントラストが印象的で、おやつ感が強くにじみ出た一枚です。
マンゴーのデザートピザは、明るい黄色とオレンジが視覚的に華やか。
角切りのマンゴーやカボチャが点在しており、仕上げに白い粉糖が振りかけられているため、ケーキのようなスイーツ感が漂う一枚です。
シナモンアップルのデザートピザは、細かく刻まれたりんごがまんべんなく広がり、全体的に落ち着いたベージュ〜ブラウンのグラデーション。
焼きリンゴの表情があり、控えめながら味わい深そうな雰囲気の見た目。

サラダバーの野菜の横にもデザートが並んでいます。
まず目を引くのが、整然と並んだプリン。
しっかりとした黄色が美しく、表面はなめらか。ひとくち食べれば、ミルキーでとろけるような甘さが口いっぱいに広がります。
その隣には、爽やかな見た目の青りんごゼリー。
透き通る緑色が目に鮮やかで、ぷるぷるとした食感が楽しく、口の中をさっぱりとリセットしてくれます。
そして、大人に人気のコーヒーゼリー。
ほんのりビターな味わいで、上からポーションミルクをかければ、甘さと苦味のバランスが絶妙に。ビュッフェの締めくくりにぴったりのデザートです。
思う存分食べて大満足です!


シェーキーズのサラダバーは、彩りと食感のバランスがとても良く、ベジファーストでサラダを最初に食べるもよし、ピザの合間に食べるもよし。
シャキシャキのレタスや人参、みずみずしいコーンが口の中をリセットしてくれて、濃い味のピザとの相性も抜群。
コールスローの甘酸っぱさや、マカロニサラダのまろやかさが加わることで、単調にならず最後まで飽きずに楽しめます。
いろいろな具材を少しずつ楽しめるのも嬉しいポイントです。

サイドメニューは、どれもアメリカンな雰囲気満点で、ピザの合間の気分転換にぴったりな品揃えでした。
外はカリッと香ばしく、中はホクホクのポテトは、まさに安心感のある定番の味。チリコンカンはひき肉や豆がしっかり煮込まれていて、ほんのりスパイシーでクセになる味わいでした。
トルティーヤチップスとの相性も良く、サクッと軽い食感がいいアクセントに。濃厚なチーズソースが絡んだマッケンチーズもとろけるような食感で、見た目以上に満足感があります。
全体的に味がしっかりしているので、ピザの合間にちょっと濃いめの味を楽しみたいときに最適です。

和風から洋風までジャンルの異なる5種類を一皿に並べ、それぞれがしっかりと個性を放っています。
カリッと薄めに焼き上げられた生地は、どのピザにも共通していて、軽やかに何枚でも食べられます。
甘めの照り焼きや、まろやかなホワイトソース、ガーリックの香ばしさやペパロニのスパイシーさなど、味の振れ幅が広く、食べ進めるごとに気分が変わるのが楽しい。
口直し感覚で甘じょっぱいチーズピザを挟むのも◎。
食べ放題とは思えない完成度で、どのピザも丁寧に仕上げられており、満足度の高い一皿でした。

パスタは和風と洋風の2種類を一皿に盛ってみました。
左側の和風パスタは、しその爽やかな香りと刻み海苔の風味がふわっと広がり、さっぱりとした味わい。脂っこい料理が続いたあとに口の中をリセットしてくれるような、優しい仕上がりでした。
一方、右側のペペロンチーノは、しっかりとした塩味と香ばしさがあり、特にベーコンの旨みが全体をグッと引き立てていました。
オイルベースの味付けがシンプルながらも奥行きを感じさせ、飽きずに食べ進められる印象。
ピザが主役のバイキングの中でも、しっかり存在感のあるパスタでした。

このカレー、まさに「安心感のあるおいしさ」でした。
見た目は昔ながらの家庭風で、ごろっとしたにんじんとじゃがいもがたっぷり。
ルーは程よいとろみがあって、スプーンを入れると食材とよく絡みます。スパイスは控えめで、辛さはマイルド。
お子さまでも安心して食べられる味わいですが、大人が食べてもどこかほっとするような懐かしさがあります。
派手さはないけれど、他のメニューで味覚が忙しくなった口にちょうどいい“やさしい締め”になる一皿でした。

このコーンスープ、ひと口目から、口いっぱいに広がる濃厚な甘み。
とろみもしっかりあって、ミルク感も感じられるクリーミーさが絶妙です。
ビュッフェの中では脇役になりがちなスープですが、この一杯には存在感がありました。
しょっぱいメニューが続いたあとの箸休めにもぴったりで、ほっと一息つかせてくれる優しい味わい。
サラダやパスタの合間に飲むと、口の中をリセットしてくれるような感覚が心地よかったです。
株主優待のお得な活用術

シェーキーズは、ロイヤルホールディングス株式会社の株主優待「食事優待券」を利用することで、現金負担ゼロでランチタイムを楽しめます。
今回は、ランチバイキング(大人1,750円×2名分)合計3,500円で株主優待を使いました。
ロイヤルホールディングスといえば、ロイヤルホストをはじめとする飲食店やホテルを展開する企業。
その株主になると、グループ各店で使える「500円券の食事優待券」が年2回届きます。
1枚500円単位で利用できるので、今回のような3,500円のランチ代にもきれいに使い切ることができました(※お釣りは出ませんが、ちょうど割り切れる金額でとても便利です)。
定番ピザから変わり種、サラダバーやスープ、パスタ、デザートまで充実しており、好きなものを好きなだけ楽しめるのがシェーキーズの魅力。
特に平日のランチバイキングは、価格もリーズナブルでコストパフォーマンス抜群です。
株主優待を上手に使えば、ちょっと贅沢な外食も、財布を気にせず気軽に楽しめます。
ロイヤルホールディングスの株を保有して、日常の外食に“お得”と“満足”をプラスしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
シェーキーズのビュッフェはピザだけでなく、サラダやサイドメニュー、パスタ、カレー、スープといった“全方位で満足できる構成”が魅力。
特にサイドのバリエーションや味の完成度は、想像以上にレベルが高く、ついついおかわりしてしまう内容でした。
そして何より注目したいのは、ロイヤルホールディングスの株主優待を使えば、これらが実質無料で楽しめるというお得感。
食べたいものを好きなだけ食べられる上に、優待でしっかり節約もできる――まさに“お腹もお財布も満たされる”優待活用術です。
外食好きの長期保有株主には、ぜひチェックしてほしい一銘柄といえるでしょう。