JT(日本たばこ産業)[2914]株情報(配当・おすすめ情報)

JT(日本たばこ産業)[2914]は、たばこ事業を国内外で展開する、日本を代表する大手メーカーです。

上場してからの株価は、値上げと加熱式たばこへのシフトを背景に業績が伸び、近年は右肩上がりの動きが続いています。

株主優待は2023年の発送分で廃止されており、現在は実施していませんが、そのぶん配当に力を入れている会社です。

配当を軸に長期で持ちたい人に向けて、株式情報と会社の特徴をわかりやすくまとめます。

目次

株式情報

JT(日本たばこ産業)[2914]東証P
時価総額
14兆9,680億円

株価 7,484円
更新:2026年10月16日

30年チャートを掲載

割安度 安全度 値動き傾向
PER PBR 自己資本比率 ROE 信用倍率
20.6倍 3.02倍 48.5% 13.0% 4.25倍
優待&配当
総合利回り 配当利回り 優待利回り 権利確定月 優待最低取得額
3.63% 3.63% - 6月・12月 -
編集部おすすめ度理由
株主優待は廃止済みですが、業績の伸びにあわせて配当を増やし続けている、配当重視の銘柄です。たばこの値上げと加熱式たばこへのシフトで利益が大きく伸び、配当予想も前期から大きく増える見通しです。ただしPERやPBRはすでに高めで、株価は52週高値に近い水準にあるため、割安感を求める人には向きません。優待目的ではなく、配当を軸にコツコツ持ちたい人向けの銘柄です。

株主優待情報

JT(日本たばこ産業)は、現在、株主優待を実施していません。

以前は、100株以上を1年以上持つ株主に自社グループの食品などを贈る優待制度がありましたが、2022年に廃止が決まり、2023年発送分で終了しました。

廃止の理由は、株主への利益配分を配当に集約する方針によるもので、優待の分も含めて配当で株主に還元する形に切り替わっています。

配当の権利が確定するのは、毎年6月末と12月末の年2回です。

この日に株を持っていることが、配当を受け取る条件になります。

会社情報

JT(日本たばこ産業)は、1985年4月に、前身の日本専売公社が民営化されて誕生した会社です。

事業の中心は、たばこを国内外で製造・販売する「たばこ事業」です。

紙巻たばこに加えて、加熱式たばこ「プルーム」なども手がけ、海外での売上比率が高い点が特徴です。

このほか、加工食品事業も展開していますが、売上の大部分はたばこ事業が占めています。

近年はたばこの値上げと、利益率の高い加熱式たばこへのシフトが進み、業績は大きく伸びています。

2026年12月期は、上半期から好調が続き、通期の業績予想も上方修正されました。

本社は東京都港区虎ノ門にあり、東証プライム市場に上場しています。

会社の規模は国内最大級のたばこメーカーで、海外にも広く事業を展開する、グローバル企業の一つです。

編集部からのおすすめ情報

編集部のおすすめ:

株式情報から見る投資おすすめ度と根拠

JTは、たばこの値上げと加熱式たばこへのシフトを追い風に、業績と配当がしっかり伸びてきた銘柄です。

30年チャートで見ると、上場後に大きく値を下げた時期もありましたが、近年は右肩上がりの強い動きになっています。

2026年12月期は上半期から増収増益が続き、通期の業績予想も上方修正されました。

ROE(自己資本利益率)は13%前後と、効率よく利益を上げられている水準です。

一方で、PER(株価収益率)は20倍前後、PBR(株価純資産倍率)は3倍前後と、どちらも低いとは言えない水準まで上がっています。

自己資本比率は48%台で、財務の安全性は標準的といえる水準です。

配当は増配の傾向が続いており、配当利回りも市場平均より高めです。

株価は52週高値に近い水準まで上がってきているため、短期で見ると高値づかみには注意したいところです。

ただ、値上げと加熱式たばこへのシフトという流れが続いているため、長期では配当の増加を期待しやすい銘柄です。

株式面のおすすめ度は、配当を受け取りながら長期で持ちたい人にとっては高めに出ます。

優待情報から見る投資おすすめ度と根拠

JTの株主優待は、2022年に廃止が決まり、2023年発送分で終了しています。

以前は、100株以上を1年以上持つ株主に自社グループの食品などを贈る制度がありましたが、現在は行われていません。

廃止の理由は、株主への利益配分を優待ではなく配当に集約する方針によるものです。

そのため、「優待をねらって株を買う」という目的には、この銘柄は向いていません。

一方で、優待の分を含めて配当に力を入れる方針が示されており、増配の傾向は続いています。

優待品のような「もらう楽しみ」はありませんが、現金で受け取れる配当は使い道を選ばないという利点があります。

まとめると、JTは優待株としては選べませんが、配当株としては検討しやすい銘柄です。

総合評価

株式面では、値上げと加熱式たばこへのシフトを背景に、業績と配当がしっかり伸びている銘柄です。

優待面では、2023年発送分で廃止されており、優待を目的とした投資には向いていません。

この2つを合わせると、JTは「優待株」ではなく「配当株」として評価するのが現実的で、総合おすすめ度は3.5/5です。

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