アイ・エス・ビー[9702]は、車載やモバイル、医療機器向けの組込みソフトウェア開発から、データセンターやクラウドの運用、入退室管理などのセキュリティシステムまで手がけるIT企業です。
2025年12月期は減益となりましたが、2026年12月期は売上・利益ともに伸びる見通しで、業績は回復に向かっています。
株主優待は実施していませんが、配当は年々増えており、財務も安定した会社です。
優待よりも配当を軸に長く保有したい人に向けて、株式情報のポイントをわかりやすくまとめます。
株式情報
| 割安度 | 安全度 | 値動き傾向 | ||
| PER | PBR | 自己資本比率 | ROE | 信用倍率 |
| 15.1倍 | 1.88倍 | 67.2% | 10.2% | 10.69倍 |
| 優待&配当 | ||||
| 総合利回り | 配当利回り | 優待利回り | 権利確定月 | 優待最低取得額 |
| 2.86% | 2.86% | - | 6月・12月 | - |
| 編集部おすすめ度 | 理由 |
| 株主優待はありませんが、自己資本比率67%台の高い財務の安全性と、増配が続く配当が魅力の銘柄です。2025年12月期は利益が減った一方、2026年12月期は売上・利益ともに伸びる見通しで、業績は回復に向かっています。PERは市場平均に近い水準で、割高感の強い株価ではありません。優待目的では選びにくい銘柄ですが、配当を軸に長期保有を考える人には向く銘柄です。 |
株主優待情報
アイ・エス・ビーは、現在、株主優待は実施していません。
株主への還元は、配当のみで行われています。
配当の権利確定日は、毎年6月末(中間)と12月末(期末)の年2回です。
2026年12月期は、1株当たり70円の配当を予定しています。
2021年12月期の30円から2026年12月期の70円まで、配当は毎年増えてきました。
優待を目的とした投資には向きませんが、増配を続ける配当株として注目できます。
会社情報
アイ・エス・ビーは1970年に設立された、東京都港区品川に本社を置くIT企業です。
事業の中心は、車載・モバイル・医療機器向けの組込みソフトウェア開発や、官公庁・金融向けの基幹システム構築を行う「情報サービス事業」です。
このほか、データセンターやクラウドの構築・運用も手がけています。
もう一つの柱が、ビルの入退室管理などを行う「セキュリティシステム事業」です。
売上の構成は、情報サービスが約85%、セキュリティシステムが約15%です。
2022年4月に東証プライム市場へ移行し、現在はグループ8社、社員数2,752名の体制で事業を展開しています。
本社は東京都港区にあり、品川駅から徒歩圏内という立地です。
財務面では自己資本比率が67%を超えており、安全性の高い会社といえます。
編集部からのおすすめ情報
編集部のおすすめ:
株式情報から見る投資おすすめ度と根拠
アイ・エス・ビーは、財務の安全性が高く、配当が年々増えてきた銘柄です。
自己資本比率は67%台と高く、借金に頼らない安定した経営をしています。
ROE(自己資本利益率)は10%前後で、株主のお金を効率よく利益に変えられています。
PER(株価収益率)は市場平均に近い水準で、極端な割高感はありません。
2025年12月期は利益が減りましたが、2026年12月期は売上・営業利益・純利益のすべてで伸びる見通しです。
配当は2021年12月期の30円から、2026年12月期には70円まで増える計画になっています。
信用倍率は10倍を超えており、買い方が優勢な状態が続いています。
株式面のおすすめ度は、値上がり益よりも配当を重視して長く持ちたい人にとって高めに出ます。
優待情報から見る投資おすすめ度と根拠
アイ・エス・ビーには、現在のところ株主優待の制度がありません。
そのため、優待をきっかけに株を選びたい人には向いていません。
株主への還元はすべて配当という形で行われています。
配当利回りは2.86%で、増配も続いているため、配当そのものは魅力的な水準です。
優待の楽しみはありませんが、その分、配当という分かりやすい形で株主に還元している会社ともいえます。
優待株ではなく、配当株として見るのが向いている銘柄です。
総合評価
株式面では、財務の安全性と増配傾向がそろった、配当重視の人に向く銘柄です。
優待面では、制度そのものがないため、優待目的の投資には向いていません。
この2つを合わせると、アイ・エス・ビーは「優待株」ではなく「配当株」として評価するのが現実的で、総合おすすめ度は3.5/5です。

