南都銀行[8367]は、奈良県を地盤とする地方銀行です。
銀行業務を中心に、証券・リース・クレジットカードなど幅広い金融サービスを展開しています。
金利上昇の追い風で大幅増益、2026年に株主優待も新設した銘柄です。
金利上昇局面の割安・配当・優待に注目する人に向けて、株式情報をまとめます。
株式情報
| 割安度 | 安全度 | 値動き傾向 | ||
| PER | PBR | 自己資本比率 | ROE | 信用倍率 |
| 約13倍 | 約0.95倍 | 約4.4% | 約6% | - |
| 優待&配当 | ||||
| 総合利回り | 配当利回り | 優待利回り | 権利確定月 | 優待最低取得額 |
| 約2.9%〜 | 約2.9% | 保有株数による | 3月・9月 | 約93万円(500株〜) |
| 編集部おすすめ度 | 理由 |
| 金利上昇の追い風で大幅増益の地方銀行で、割安圏・配当に加え2026年に優待も新設しました。奈良県地盤の南都銀行は、日銀の利上げによる金利上昇を背景に、経常利益が大幅増益の見通し。PBR約0.95倍と割安圏で、配当利回り約2.9%、さらに2026年から株主優待を新設し、還元を強化しています。優待は500株以上が主な対象で必要株数が多めな点や、地方経済の長期課題には注意ですが、金利上昇局面の地銀株として魅力があります。 |
株主優待情報
| 保有株数 | 優待内容 |
| 500株以上 | デジタル優待ポイント(電子マネーに交換可) |
| 長期・多く保有するほど | 食品・雑貨・QUOカードなどのカタログギフト |
株主優待の内容
南都銀行は2026年に株主優待を新設しました。500株以上の保有で、電子マネーに交換できるデジタル優待ポイントや、食品・雑貨・QUOカード・寄付などから選べるカタログギフトがもらえます。※優待の主な対象は500株以上で、必要株数が多めな点に注意。導入初年度は継続保有の条件なしです。
権利確定日と有効期限
配当の権利が確定するのは3月末・9月末、優待は保有株数・期間に応じて6月末・9月末が基準です。
会社情報

南都銀行は、奈良県を地盤とする地方銀行です。地域の企業や個人に、預金・融資などの金融サービスを提供しています。
銀行業務を中心に、証券・リース・クレジットカード・コンサルティングなど、幅広い金融サービスを展開。奈良県で確固たる地位を持つ、地域密着の金融グループです。
いま大きな追い風になっているのが、金利の上昇です。日銀が利上げを進めたことで、貸し出しで得られる利ざやが広がり、収益が改善しています。今期は経常利益が大幅増益の見通しです。
株主還元にも前向きで、2026年からは新たに株主優待を導入。配当とあわせた還元を強化しています。株価はPBR約0.95倍と割安圏にあります。
東証プライム市場に上場しており、業種は銀行業に分類されます。
編集部からのおすすめ情報
編集部おすすめ度:
南都銀行は、金利上昇を追い風に大幅増益の地銀で、割安・配当・優待新設がそろった還元強化銘柄です。
株式情報にみる分析
南都銀行の魅力は、金利上昇という追い風と、還元強化の姿勢です。
長く続いた超低金利が終わり、日銀が利上げに動いたことで、銀行の収益環境は大きく改善しました。南都銀行も今期は経常利益が大幅増益の見通しです。金利上昇は、銀行株にとって最大の追い風です。
株価はPBR約0.95倍と割安圏。配当利回り約2.9%に加え、2026年から株主優待を新設するなど、株主還元に前向きな姿勢を強めています。
1つ補足すると、自己資本比率が約4.4%と極端に低く見えますが、これは銀行では正常な水準です。銀行は預金(他人のお金)を大量に預かるしくみのため、他業種と同じ基準では比べられません。心配な低さではありません。
一方で、注意点もあります。新設された優待は500株以上が主な対象で、優待をもらうには比較的まとまった投資額が必要です。また、地方は人口減少が進むため、長期的には貸出先が減っていくという構造的な課題も抱えています。
まとめると、金利上昇局面では追い風が強い一方、優待の必要株数の多さや地方経済の長期課題も意識しておきたい、還元強化中の地銀株といえます。
配当・優待にみる分析
南都銀行は、配当利回り約2.9%に加え、2026年から株主優待を新設し、還元を強化しています。
優待は、電子マネーに交換できるデジタルポイントや、食品・雑貨・QUOカード・寄付などから選べるカタログギフト。ただし、主な対象は500株以上で、優待をもらうには約90万円ほどの投資が必要な点は理解しておきましょう。
配当は、金利上昇による増益を背景に、安定〜増加が期待できます。100株からでも配当は受け取れるので、まず配当から、優待をねらうなら500株から、という考え方ができます。
金利上昇の追い風を受けつつ、配当と(500株以上なら)優待も受け取りたい人に向いた銘柄です。
総合評価
南都銀行は、奈良県を地盤とする地方銀行で、日銀の利上げによる金利上昇を追い風に、今期は大幅増益の見通しです。
PBR約0.95倍と割安圏で、配当利回り約2.9%に加え、2026年から株主優待を新設するなど、株主還元を強化しています。
一方で、新設優待は500株以上が主な対象で必要株数が多めな点、地方の人口減少という長期課題には注意が必要です(自己資本比率が低いのは銀行として正常です)。
こうした特徴から、南都銀行は「金利上昇の追い風を受けつつ、割安な株価で配当と(まとまった株数なら)優待も受け取りたい」人に向いた、還元強化中の地銀株といえます。
これらを踏まえ、編集部としては5段階で3.5/5と評価しました。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資を勧めるものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

