九州リースサービス[8596]は、九州でトップの、独立系リース会社です(融資・不動産事業も展開)。
オフィス機器・建設機械・医療機器などを企業に貸し出す、地域密着の金融サービス会社です。
株価が割安で、配当利回りが約3.9%と高く、過去最高益を更新した銘柄です。
割安さと高い配当を重視する人に向けて、株式情報をまとめます。
株式情報
| 割安度 | 安全度 | 値動き傾向 | ||
| PER | PBR | 自己資本比率 | ROE | 信用倍率 |
| 約8.6倍 | 約0.78倍 | 約21% | 約9% | - |
| 優待&配当 | ||||
| 総合利回り | 配当利回り | 優待利回り | 権利確定月 | 優待最低取得額 |
| 約3.9% | 約3.9% | なし | 3月・9月 | なし |
| 編集部おすすめ度 | 理由 |
| 割安・高配当・過去最高益・還元強化がそろった、九州トップの独立系リース会社です。リースを中心に融資・不動産も手がける九州リースサービスは、PER約8.6倍・PBR約0.78倍と割安で、配当利回りは約3.9%と高水準。2026年3月期は過去最高益を更新し、「資本コストや株価を意識した経営」で株主還元も強化中です。株主優待は2023年に廃止されましたが、割安さと高い配当を重視する人に向いています。 |
株主優待情報
九州リースサービスには、現在のところ株主優待はありません。
そのぶん、配当でしっかり株主に還元する方針です。
株主優待の内容
株主優待の設定はないため、リターンは配当と株価の値上がり益が中心になります。
権利確定日と有効期限
配当の権利が確定するのは、3月・9月が基準です。
配当をねらう場合は、この権利確定日から逆算して準備しておくと安心です。
会社情報

九州リースサービスは、福岡を地盤とする、九州トップの独立系リース会社です。
オフィス機器・建設機械・医療機器などを企業に貸し出す「リース」が売上の6割以上を占める柱。加えて、融資(ファイナンス)や不動産、環境関連など、幅広い金融サービスを地域で展開しています。
地域の企業に密着し、設備投資を支える存在。九州経済の底堅さを背景に、安定した事業基盤を持っています。
2026年3月期は、リース・不動産の好調で過去最高益を更新。ROEも約9%と、地域リース会社としてしっかり稼いでいます。株価はPER約8.6倍・PBR約0.78倍と割安です。
東証プライム市場に上場しており、業種はその他金融業(リース)に分類されます。
編集部からのおすすめ情報
編集部おすすめ度:
九州リースは、割安・高配当・過去最高益・還元強化がそろった、九州トップの高配当バリュー株です。
株式情報にみる分析
九州リースサービスは、割安さと高い配当、好業績がそろった、堅実な高配当バリュー株です。
PERは約8.6倍、PBRは約0.78倍と割安で、配当利回りは約3.9%と高水準。2026年3月期は過去最高益を更新し、ROEも約9%と良好。「資本コストや株価を意識した経営」に取り組み、株主還元の強化にも前向きです。
1つ補足しておくと、自己資本比率が約21%と低く見えますが、これはリース(金融)会社では正常な水準です。お金を借りて設備を仕入れ、それを貸し出して利ざやを得るのがリース業のしくみで、借入が多いのは事業の特性であり、弱点ではありません。
九州という地域に密着した安定した基盤を持ち、過去最高益を更新するなど業績は好調。割安な株価で高い配当を受け取れる、インカム(配当)狙いに向いた銘柄です。
一方で、注意点もあります。金利が上昇すると、お金を借りて事業をするリース会社は、調達コスト(借入金利)が増えて利益が圧迫される可能性があります。金利動向は意識しておきたいところです。
まとめると、割安・高配当・好業績・還元強化がそろった魅力的な銘柄ですが、金利上昇というリース業特有のリスクは理解しておく必要があります。
配当にみる分析
九州リースサービスの配当利回りは約3.9%と高水準です。なお、株主優待は2023年に廃止されているため、リターンは配当が中心になります。
過去最高益を更新するなど業績が好調で、「資本コスト経営」で株主還元を強化する方針も掲げているため、配当の安定性・成長性には期待が持てます。増配の傾向もあります。
割安な株価で約3.9%の配当を受け取れて、会社が還元強化に前向きなのは、高配当狙いにとって心強い材料です。
優待はなくなりましたが、そのぶん配当でしっかり還元する会社として、インカム狙いの人に向いています。
総合評価
九州リースサービスは、九州トップの独立系リース会社(融資・不動産も展開)で、PER約8.6倍・PBR約0.78倍と割安、配当利回り約3.9%と高水準、2026年3月期は過去最高益を更新した好調な銘柄です。
「資本コストや株価を意識した経営」で株主還元を強化しており、地域トップの安定した事業基盤も強みです。
一方で、株主優待は2023年に廃止済み。金利が上昇すると、借入で事業をするリース会社は調達コストが増えるリスクがある点には注意が必要です(自己資本比率が低いのはリース業として正常です)。
こうした特徴から、九州リースサービスは「割安な株価で、高く安定した配当を、還元強化の追い風とともに受け取りたい」インカム狙いの人に向いた高配当バリュー株といえます。
これらを踏まえ、編集部としては5段階で3.5/5と評価しました。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資を勧めるものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

