福井コンピュータホールディングス[9790]は、建設業界向けのCAD(設計ソフト)で高いシェアを持つ、ソフトウェア会社です。
建築・測量・土木の現場で使われる専門ソフトを開発・販売しています。
株主優待はありませんが、稼ぐ力が高く、増配も続く質の高い会社です。
安定した成長と配当を長期で取りたい人に向けて、株式情報をまとめます。
株式情報
| 割安度 | 安全度 | 値動き傾向 | ||
| PER | PBR | 自己資本比率 | ROE | 信用倍率 |
| 約14倍 | 約2倍 | 約82% | 約15% | - |
| 優待&配当 | ||||
| 総合利回り | 配当利回り | 優待利回り | 権利確定月 | 優待最低取得額 |
| 約2.6% | 約2.6% | なし | 3月・9月 | なし |
| 編集部おすすめ度 | 理由 |
| 建設向けCADで高シェア・高ROEの優良ソフト会社で、安定成長と増配が魅力です。建築・測量・土木のCADソフトを手がける福井コンピュータHDは、ROE約15%と稼ぐ力が高く、自己資本比率約82%と財務も極めて健全。建設のデジタル化(建設DX)を追い風に安定成長を続け、配当性向35%方針のもと増配傾向にあります(利回り約2.6%)。株主優待はなく、PBR約2倍と割安ではありませんが、質の高い配当成長株を長く持ちたい人に向いています。 |
株主優待情報
福井コンピュータホールディングスには、現在のところ株主優待はありません。
そのぶん、配当でしっかり株主に還元する方針です。
株主優待の内容
株主優待の設定はないため、リターンは配当と株価の値上がり益が中心になります。
権利確定日と有効期限
配当の権利が確定するのは、3月・9月が基準です。
配当をねらう場合は、この権利確定日から逆算して準備しておくと安心です。
会社情報

福井コンピュータホールディングスは、建設業界向けのCAD(コンピューター設計ソフト)を開発・販売する、福井市発祥のソフトウェア会社です。
建築物の設計に使う「建築CAD」、道路や河川などの工事に使う「測量・土木CAD」で、国内トップクラスのシェアを持っています。建設の現場に深く根付いた、専門性の高いソフトが強みです。
ソフトは一度導入されると長く使われ、更新やサポートで継続的に収益が生まれます。人手不足の建設業界では、作業を効率化するCADやBIM(3次元設計)の需要が高まっており、追い風が続いています。
稼ぐ力を示すROEは約15%と高く、自己資本比率も約82%と極めて健全。少ない元手で効率よく稼ぐ、優良なビジネスモデルです。2027年には同業を吸収合併し、規模拡大も予定しています。
東証プライム市場に上場しており、業種は情報・通信業に分類されます。
編集部からのおすすめ情報
編集部おすすめ度:
福井コンピュータHDは、建設DXを追い風に安定成長する、高ROE・増配の質の高い配当成長株です。
株式情報にみる分析
福井コンピュータHDは、地味ながら「よく稼ぎ、着実に成長する」質の高い会社です。
ROEは約15%と高く、自己資本比率は約82%と財務も盤石。建設向けCADで高シェアを持ち、更新・サポートで安定収益が積み上がる、利益率の高いビジネスです。
追い風もあります。建設業界の人手不足を背景に、設計や測量を効率化するCAD・BIMの需要は根強く、国のインフラ整備方針(建設ICT化)も後押しになっています。売上は右肩上がりが続いています。
株主還元にも前向きで、「配当性向35%以上」を方針に掲げ、増配を続けています。2027年には同業を合併して規模を広げ、さらなる成長も見込まれます。
一方で、株価は割安ではありません。PBRは約2倍と、質の高さが評価されて相応の値がついています。急落したところを拾うならともかく、割安に買える銘柄ではない点は理解しておきましょう。株主優待もありません。
まとめると、割安狙いではなく、質の高い会社を長く持って、成長と増配を取りにいくタイプの銘柄です。
配当にみる分析
福井コンピュータHDに株主優待はありませんが、配当利回りは約2.6%で、増配が続いています。
「配当性向35%以上」という方針を掲げ、利益の成長に合わせて配当を増やしているのが特徴です。高いROEと健全な財務に支えられているため、配当の持続性・成長性はともに期待できます。
いまの利回りは2.6%と飛び抜けて高いわけではありませんが、長く持てば、増配によって受け取る配当が育っていく可能性があります。
優待はないぶん、成長とともに増えていく配当を、長期でじっくり受け取りたい人に向いています。
総合評価
福井コンピュータHDは、建設業界向けCADソフトで高シェアを持つ優良ソフト会社で、ROE約15%・自己資本比率約82%と、収益性・財務ともに高い水準にあります。
建設DX(デジタル化)の追い風で安定成長を続け、配当性向35%方針のもと増配も継続。2027年の合併で規模拡大も見込まれる、質の高い会社です。
一方で、株主優待はなく、PBR約2倍と割安ではありません。配当利回りも約2.6%と中程度で、割安・高配当を狙う銘柄ではない点には注意が必要です。
こうした特徴から、福井コンピュータHDは「割安狙い」ではなく、「質の高い会社を長く持ち、安定成長と増配を取りにいく」人に向いた、堅実な配当成長株といえます。
これらを踏まえ、編集部としては5段階で3.5/5と評価しました。
※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資を勧めるものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

