日本エム・ディ・エム[7600]株情報(配当・株価・おすすめ情報)

日本エム・ディ・エム[7600]は、人工関節や骨接合材料など、整形外科の手術に使う医療機器のメーカーです。

高齢化で需要が底堅い分野ですが、直近は業績が大きく悪化しています。

株価はPBR0.69倍と割安ですが、利益がほとんど出ておらず、配当の持続性に不安があります。

注意点を中心に、正直に株式情報をまとめます。

目次

株式情報

日本エム・ディ・エム[7600]東証P
時価総額
約173億円

株価 654
更新:2026年9月

30年チャートを掲載

割安度 安全度 値動き傾向
PER PBR 自己資本比率 ROE 信用倍率
約290倍 約0.69倍 約71% 約1%
優待&配当
総合利回り 配当利回り 優待利回り 権利確定月 優待最低取得額
約2.6% 約2.6% なし 3月・9月 なし
編集部おすすめ度理由
整形外科インプラントという底堅い分野の会社ですが、直近は業績が急悪化しており、今は慎重に見るべき銘柄です。人工関節などを手がけ、高齢化で需要は底堅く、PBR0.69倍と割安で自己資本比率も約71%と一応健全です。しかし利益がほぼ消失し、今期は赤字予想も出ています。PERは約290倍と異常な高さで、配当(約2.6%)も利益が伴っておらず持続性に不安があります。回復を確認するまでは様子見が無難です。

株主優待情報

日本エム・ディ・エムには、現在のところ株主優待はありません

そのぶん、配当でしっかり株主に還元する方針です。

株主優待の内容

株主優待の設定はないため、リターンは配当と株価の値上がり益が中心になります。

権利確定日と有効期限

配当の権利が確定するのは、3月・9月が基準です。

配当をねらう場合は、この権利確定日から逆算して準備しておくと安心です。

会社情報

引用:日本エム・ディ・エム公式サイト

日本エム・ディ・エム(日本MDM)は、整形外科の手術に使う医療機器を手がけるメーカーです。

主力は、人工股関節・人工膝関節などの「人工関節」と、骨折を治すための「骨接合材料」。高齢化が進むほど需要が増える、社会的に必要とされる分野です。

分野そのものは底堅いのですが、会社の足元の業績は厳しい状況にあります。直近は減収で、営業利益は6割以上減少しました。

財務は自己資本比率約71%と一応の健全さを保ち、PBRも0.69倍と割安です。ただし、稼ぐ力を示すROEは約1%と極端に低く、利益がほとんど出ていない状態です。

東証プライム市場に上場しており、業種は精密機器に分類されます。

編集部からのおすすめ情報

編集部おすすめ度:

日本MDMは、分野は底堅いが直近の業績悪化が深刻で、回復を見極めるまでは慎重に見るべき銘柄です。

株式情報にみる分析

日本MDMは、「良い分野にいるのに、会社の業績が崩れている」という、判断の難しい銘柄です。

人工関節という分野は、高齢化で長期的に需要が伸びる有望市場です。財務もPBR0.69倍と割安で、自己資本比率約71%と一定の健全さはあります。

しかし、足元の業績が深刻です。売上は減り、営業利益は6割以上減少。利益がほぼ消え、今期はアナリスト予想では赤字も見込まれています。PERが約290倍という異常な高さなのも、「利益がほとんど出ていない」ことの裏返しです。

さらに、借金(有利子負債)が前の年から7割以上増えており、財務にもやや不安が出てきています。会社に関する一部報道もありました。

PBRの割安さだけを見れば妙味はありますが、それは「業績が回復すれば」の話。いまは、稼ぐ力が失われている状態です。

まとめると、分野の将来性はあるものの、足元は業績悪化が深刻で、回復のめどが立つまでは手を出しにくい銘柄です。

配当にみる分析

日本MDMに株主優待はなく、配当利回りは約2.6%です。数字だけ見ればまずまずですが、注意が必要です。

というのも、いまは利益がほとんど出ていないため、この配当が利益で賄えていません。業績が回復しなければ、将来的に配当が減らされる(減配)リスクは小さくありません。

「配当利回り2.6%」という表面的な数字に飛びつくのは危険です。配当の持続性は、業績の回復次第という不安定な状態です。

安定した配当を求める人には、現時点ではおすすめしにくい銘柄です。

総合評価

日本エム・ディ・エムは、人工関節などの整形外科インプラントを手がけるメーカーです。高齢化で分野の需要は底堅く、PBR0.69倍と割安で財務も一応健全です。

しかし、直近は業績が急悪化しており、利益がほぼ消失。今期は赤字予想も出ており、有利子負債の増加や一部報道など、不安材料が重なっています。

配当利回りは約2.6%ありますが、利益が伴っていないため持続性に不安があり、PERも約290倍と異常な水準です。

こうした特徴から、日本MDMは「分野の将来性はあるが、足元の業績悪化が深刻」な銘柄です。回復のめどが立つまでは、様子見が無難といえます。

これらを踏まえ、編集部としては5段階で2/5と評価しました。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、投資を勧めるものではありません。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

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