福田組[1899]は、新潟県を地盤とする総合建設会社で、公共工事や土木工事、建築工事を中心に事業を展開する中堅ゼネコンです。
地方ゼネコンの中では規模が大きく、特に新潟県内ではトップクラスの施工実績を持つ企業として知られています。
公共工事の比率が高く、景気に左右されにくい安定した収益構造を持っている点が特徴です。
株主優待ではお米券がもらえる実用的な優待制度があり、配当とあわせて長期保有向きの銘柄といえます。
派手な値上がりを狙うよりも、長期で安心して保有できる銘柄を探している人に向いた企業です。
株式情報
| 福田組[1899] | 東証P |
| 時価総額 約800億円 |
株価 7,930円
更新:2026年3月24日 13:58時点

10年チャートを掲載
| 割安度 | 安全度 | 値動き傾向 | ||
| PER | PBR | 自己資本比率 | ROE | 信用倍率 |
| 13倍 | 1.1倍 | 55% | 8% | 5倍 |
| 優待&配当 | ||||
| 総合利回り | 配当利回り | 優待利回り | 権利確定月 | 優待最低取得額 |
| 3.39% | 3.27% | 0.12% | 12月 | 1,586,000円 |
| 編集部おすすめ度 | 理由 |
| 公共工事を中心とした安定した収益基盤を持つ地方ゼネコンで、配当とお米券の株主優待があり長期保有向きの銘柄です。株価は長期では緩やかな上昇傾向にあり、値上がり益よりも配当と優待を受け取りながら保有する投資に向いています。 |
株主優待情報
株主優待の内容
福田組の株主優待は、お米券がもらえる優待制度です。
100株以上の保有でお米券が贈呈され、保有株数に応じて枚数が増える仕組みになっています。
お米券は全国のスーパーや米販売店などで利用できるため、現金に近い感覚で使える非常に実用性の高い優待です。
食料品の価格が上昇している現在では、こうした生活に直結する優待は特に価値が高いと言えます。
また、長期保有による優遇制度もあり、長く保有することで優待内容が増える点も特徴です。
そのため、短期で売買するよりも長期で保有する投資家向けの優待制度と言えるでしょう。
権利確定日と有効期限
権利確定月は毎年12月です。
12月末の株主名簿に記載されている株主が優待の対象となります。
お米券は有効期限が比較的長く、日常生活でゆっくり使うことができるため、使い勝手の良い優待です。
長期保有制度もあるため、毎年継続して保有することで優待内容が徐々に良くなっていく点も魅力です。
会社情報

福田組は新潟県新潟市に本社を置く総合建設会社で、土木工事、建築工事、舗装工事、不動産事業などを行っている企業です。
創業は明治時代と非常に古く、長い歴史を持つ建設会社として地域に根付いた事業を展開しています。
主な事業は道路、橋、トンネル、河川工事などの土木工事と、学校、病院、商業施設、マンションなどの建築工事です。
特に公共工事の比率が高く、国や自治体からの工事を多く受注しているため、景気の影響を受けにくい安定した事業構造になっています。
建設会社は景気に左右されやすいと言われますが、公共工事が多い企業は比較的業績が安定する傾向があります。
福田組もその典型的な企業で、大きな赤字になる年が少なく、長期的に安定した利益を出している企業です。
また、新潟県を中心に関東や東北などにも事業を展開しており、地域密着型の建設会社として安定した受注を確保しています。
建設会社は一つの工事金額が大きく、受注状況によって売上が変動しますが、福田組は長年の実績と信頼関係によって継続的に工事を受注できる体制を作っています。
さらに、不動産事業や再生可能エネルギー事業などにも取り組んでおり、建設以外の収益源も少しずつ増やしています。
このように、公共工事を中心とした安定した収益基盤を持ちながら、新しい事業にも取り組んでいる点がこの会社の特徴です。
派手な成長をする企業ではありませんが、安定した経営を続ける地方ゼネコンの代表的な企業の一つと言えるでしょう。
編集部からのおすすめ情報
編集部のおすすめ:
株式情報にみる分析
福田組の株を長期投資の視点で見ると、非常に典型的な「安定型の建設株」という位置付けになります。
添付の長期チャートを見ると、株価は長い期間で見ると大きく下がる局面もありましたが、その後はゆっくりと上昇しており、長期では右肩上がりに近い動きになっています。
建設会社の株価は景気や公共投資の影響を受けますが、公共工事の割合が高い会社は業績が安定しやすく、株価も比較的安定した動きになりやすい特徴があります。
福田組もその特徴がはっきり出ている銘柄で、急成長する企業ではありませんが、大きく崩れにくい企業です。
長期投資では「大きく成長する会社」を選ぶ方法と、「安定して利益を出し続ける会社」を選ぶ方法がありますが、この会社は完全に後者のタイプです。
配当も比較的安定しており、利益が出た年にはしっかり株主に還元する姿勢が見られます。
財務面も比較的健全で、無理な借入をして急成長を狙う会社ではなく、堅実に事業を続けている会社です。
このような会社は株価が何倍にもなるような銘柄ではありませんが、長期で持っていて安心感がある銘柄です。
また、建設業はインフラ整備や災害復旧など、社会にとって必要な仕事をしている業界であり、完全に仕事がなくなることはほとんどありません。
特に地方の有力建設会社は地元自治体との関係が強く、長期的に仕事を受注できるケースが多いため、倒産リスクが比較的低い業界と言えます。
長期投資では「倒れない会社を選ぶ」という考え方も非常に重要ですが、福田組はその点では比較的安心して保有できる会社の一つです。
株価の動きも長期ではゆっくりと上昇しており、配当もあり、さらに優待もあるため、トータルで見ると長期保有向きの銘柄と言えるでしょう。
短期で売買して利益を出す銘柄ではありませんが、長期で持ち続けることで配当と優待を受け取りながら資産を増やしていくタイプの投資に向いている銘柄です。
優待情報から見る投資おすすめ度と根拠
福田組の株主優待はお米券という非常に実用性の高い優待です。
株主優待にはレストランの食事券や自社商品など様々な種類がありますが、その中でもお米券は非常に人気が高い優待の一つです。
理由は、お米は誰でも必ず消費するものであり、無駄になることがないからです。
また、お米券はスーパーなどでも使えるため、実質的に現金に近い価値があります。
そのため、優待利回りだけで見るとそれほど高くない場合でも、実際の満足度は非常に高い優待と言えます。
さらに福田組は長期保有制度があり、長く株を持っている株主ほど優待内容が良くなります。
これは会社側が短期売買ではなく長期保有してくれる株主を大切にしていることを意味しています。
長期保有制度がある会社は、株主との関係を長く続けようとしている企業が多く、優待制度が突然廃止されるリスクも比較的低い傾向があります。
また、建設会社は業績が安定している企業が多く、優待制度も長く続いている会社が多いのも特徴です。
福田組も長年優待制度を続けており、今後も急に優待がなくなる可能性はそれほど高くないと考えられます。
優待投資では「利回りが高い会社」だけを見るのではなく、「長く優待を続けてくれる会社」を選ぶことがとても重要です。
その点で福田組は、派手な優待ではありませんが、安定して長く続く可能性が高い優待制度と言えます。
また、配当も出ているため、配当と優待を合わせた総合利回りで考えると、長期保有のメリットは比較的大きい銘柄です。
株価も比較的安定しているため、優待目的で長期保有する投資家には向いている銘柄と言えるでしょう。
特に「株を売らずにずっと持ち続けて、配当と優待を毎年もらう」という投資スタイルの人には相性の良い銘柄です。
総括
福田組の株は、急成長する会社ではありませんが、安定した事業を続けている建設会社であり、長期保有向きの銘柄です。
株価も長期ではゆっくりと上昇しており、配当と優待を受け取りながら資産形成をするタイプの投資に向いています。
特にお米券の優待は実用性が高く、長期保有制度もあるため、長く株を持つほどメリットが大きくなる銘柄です。
値上がり益を狙う銘柄ではありませんが、安定した企業を長く保有したい人には向いている銘柄と言えるでしょう。
