日本情報クリエイト[4054]は、不動産会社の仕事をまとめてラクにするシステムを提供する会社です。
不動産の現場はやることが多いので、こうしたDXサービスはこれからも必要とされやすい分野です。
株主優待は「デジタルギフト」で、生活の中で使いやすいのが魅力です。
短期の値動きよりも、事業が積み上がっていく流れを見ながら、配当と優待を楽しんで長く持ちたい人に向いた銘柄といえるでしょう。
株式情報
| 割安度 | 安全度 | 値動き傾向 | ||
| PER | PBR | 自己資本比率 | ROE | 信用倍率 |
| 12.13倍 | 2.28倍 | 68.2% | 17.05% | 16.81倍 |
| 優待&配当 | ||||
| 総合利回り | 配当利回り | 優待利回り | 権利確定月 | 優待最低取得額 |
| 約3.45% | 1.88% | 約1.57% | 12月 | 63,700円 |
| 編集部おすすめ度 | 理由 |
| 不動産DXの“積み上がる収益”が魅力で、優待も実用的な長期向け銘柄です。ストック型の契約が増えるほど収益が安定しやすく、財務面も比較的しっかりしています。株価は10年チャートで見ると落ち着いた局面に入りやすい一方、成長投資の成果が出るまで時間がかかるタイプなので、短期で結果を急がず「じっくり育つのを待てる人」に向きます。 |
株主優待情報

日本情報クリエイトの株主優待は、AmazonギフトカードやQUOカードPay、ポイントなどに交換できる「デジタルギフト」がもらえる仕組みです。
株主優待の内容
| 保有株数 | 優待内容 | 条件 |
| 100株以上 | デジタルギフト 1,000円分 | 原則「1年以上の継続保有」が必要(同一株主番号で連続して名簿に載る条件)。 |
| 300株以上 | デジタルギフト 5,000円分 | 上と同様に、原則「1年以上の継続保有」が必要。 |
QUOカードのように使い道が限られないので、「家計の足し」にしやすいのが素直にうれしいポイントです。
一方で、原則として1年以上の継続保有が条件なので、買ってすぐにもらうというより「長く持つ人を大事にする優待」と考えるのが合っています。
権利確定日と有効期限
権利確定月は12月で、基準日は12月末です。
優待の案内は、翌年の春頃に届き、案内に沿ってWeb上で受取手続きを行う流れになります。
デジタルギフトは「受取手続きの期限」が案内に書かれるタイプなので、届いたら忘れずに早めに手続きするのが安心です。
会社情報

日本情報クリエイトは、不動産会社向けの「業務をまとめて楽にするシステム」を作っている会社です。
物件情報の管理や、契約の管理、家賃の管理、修繕の管理など、不動産会社の仕事は細かい作業の連続ですが、それらをひとつの仕組みでつなげていくのがこの会社の得意分野です。
代表的なサービスとして、賃貸管理の仕事を一元管理する仕組みや、管理会社と入居者をつなぐ連絡の仕組みなどがあり、現場で「電話・紙・Excel」に頼りがちな部分を、少しずつデジタルに置き換える役割を担っています。
会社の特徴として、企画から開発、販売、サポートまでを自社で一貫して行う体制を作っている点が挙げられます。
システムは導入して終わりではなく、使い方の相談や運用のフォローがとても大事ですが、同社は導入後のサポートにも力を入れています。
また、不動産会社向けサービスは「一度入ると簡単には変えにくい」性質があるため、顧客が増えるほど売上が積み上がりやすいビジネスになりやすいです。
このように、同社は不動産業界の“裏方”として、毎日の業務が回るように支える会社であり、景気の波よりも「業界のデジタル化の進み具合」によって成長が左右されやすいタイプです。
派手さはないですが、社会の仕組みとして必要な領域を押さえているので、長い目で見ると面白さが出やすい会社だと思います。
編集部からのおすすめ情報
編集部のおすすめ:
株式情報から見る投資おすすめ度と根拠
長期保有の目線で見ると、日本情報クリエイトは「会社が成長すればするほど、売上が積み上がりやすい」タイプの銘柄です。
株価は10年チャートで見ると、上場直後の勢いが落ち着いたあとに、全体としては下に向かいやすい時期もあり、いまは“熱狂が冷めたあとの現実モード”に見えます。
ただ、こういう局面は、短期の人気で買われる株よりも、事業の中身でじわじわ評価される株にとっては、むしろ長期投資家が落ち着いて検討しやすい場面でもあります。
数字面では、財務の土台は比較的しっかりしている部類に入り、無理に借金を増やして急拡大している感じは出にくいです。
長期で持つときは「景気が悪い時に耐えられるか」が大事ですが、ストック型のサービスは、契約が積み上がるほど下支えになりやすい特徴があります。
一方で、投資のポイントは「成長がちゃんと続くか」です。
不動産業界のDXは伸びるテーマですが、導入の意思決定が遅かったり、景気の影響で投資が先送りされたりすると、成長スピードが一時的に鈍ることがあります。
なので、短期で株価が上がるかどうかより、「顧客数が増え、解約が増えず、サービスが積み上がっているか」という流れを見ていくのが合っています。
また、相場全体が荒れると株価が振れやすい場面もあるので、長期保有なら「下がったら終わり」ではなく、企業価値が崩れていないかを確認しながら持ち続けられるかが大事です。
総合的に言うと、この銘柄は“超安定の大型株”ではありませんが、事業の方向性が分かりやすく、長期で育つ可能性を取りにいけるタイプです。
おすすめ度は、攻めすぎず守りすぎずの「ほどよく前向き」で、コア資産というより「成長枠を少し混ぜる」くらいがちょうどいいと思います。
優待情報から見る投資おすすめ度と根拠
優待目線で見ると、日本情報クリエイトは「大きく儲けるための優待」ではなく、「毎年ちゃんと得した気分になれる優待」です。
デジタルギフトは交換先が多く、生活にすぐ使えるので、優待が届いたあとに困りにくいのが強みです。
さらに良いのは、優待が“長期保有の人を優遇する設計”になっている点です。
原則として1年以上の継続保有が条件なので、短期の優待取りが集まりにくく、会社としても「応援してくれる株主」を増やしたい意図が見えます。
長期投資をする側にとっては、こういう設計のほうが優待が急に消えるリスクが相対的に下がりやすいと感じます。
もちろん、優待は会社の都合で変わる可能性がゼロではありません。
ただ、デジタルギフトは運用コストを調整しやすく、会社側も続けやすい形なので、内容の微調整はあっても「いきなり廃止」で大きく荒れにくいタイプです。
また、100株と300株で優待額が変わるので、長期で「優待+配当」を楽しみたい人は、株数の持ち方も考えやすいです。
注意点としては、初年度から確実にもらえる設計ではないことです。
買ってすぐ優待を期待するとズレる可能性があるので、最初から「1年以上持つ前提」で買うのが前提になります。
総合的に、優待のおすすめ度は高めで、「使いやすい」「続けやすい」「長期向け」の3点がそろっているのが良いところです。
総括
日本情報クリエイトは、長期で見るほど評価しやすい「不動産DXの積み上げ型」銘柄です。
株価は短期で派手に跳ねるタイプというより、事業の成長が数字に出てきたタイミングでじわっと見直されるタイプなので、焦らず付き合える人に向きます。
財務の土台は比較的しっかりしていて、無理のある経営に見えにくい点は、長期保有の安心材料になります。
優待はデジタルギフトで実用性が高く、しかも原則1年以上の継続保有が条件なので長期投資と噛み合っています。
総合評価としては5段階で3.5で、コアの安定株というより「成長枠として、優待も楽しみながら育てる」位置づけがちょうどいいです。

