ダイキアクシス[4245]は、水をきれいにする仕組みや、住まいに関わる仕事をしている会社です。
生活に必要な分野なので、短期の流行よりも、長い目でじわじわ価値が出てくるタイプだと考えられます。
株主優待はポイント型で、好きな商品に交換できるのが魅力です。
ただし優待は500株からなので、買う前に「自分の資金で無理がないか」を確認しておくのが大切です。
この記事では、株価情報と優待の両面から、長期保有目線でわかりやすく整理します。
株式情報
| ダイキアクシス[4245] | 東証S |
| 時価総額 約92.6億円 |
株価 677 円
更新:2026年1月9日 終値

20年チャートを掲載
| 割安度 | 安全度 | 値動き傾向 | ||
| PER | PBR | 自己資本比率 | ROE | 信用倍率 |
| 13.81倍 | 0.97倍 | 25.7% | 3.71% | 0.66倍 |
| 優待&配当 | ||||
| 総合利回り | 配当利回り | 優待利回り | 権利確定月 | 優待最低取得額 |
| 約4.43% | 3.55% | 0.88% | 12月 | 約338,500円(500株) |
| 編集部おすすめ度 | 理由 |
| 水処理など社会に必要な仕事をしているため、長期で持つ理由は作りやすい銘柄です。一方で、財務の余裕や収益力はまだ強いとは言い切れず、超安定株として安心し切るのは早めです。優待は選べるポイント型で便利ですが、500株が条件なので資金面のハードルがあります。 |
株主優待情報
ダイキアクシスの株主優待は、500株以上で受け取れる「プレミアム優待倶楽部」のポイント型です。
株主優待の内容
保有株数と保有期間に応じてポイントが付与され、専用サイトで食品や家電、ギフト、旅行・体験などと交換できます。
ポイントは他社の優待ポイントと合算できる共通コイン(WILLs Coin)にも交換できるので、使い道の自由度が高いタイプです。
| 株主優待ポイント(1ポイント≒1円) | ||
| 保有株式数 | 初年度 | 2年目以降 |
| 500〜599株 | 3,000pt | 3,300pt |
| 600〜699株 | 4,000pt | 4,400pt |
| 700〜799株 | 5,000pt | 5,500pt |
| 800〜899株 | 6,000pt | 6,600pt |
| 900〜999株 | 7,000pt | 7,700pt |
| 1,000〜1,999株 | 8,000pt | 8,800pt |
| 2,000〜2,999株 | 20,000pt | 22,000pt |
| 3,000株以上 | 40,000pt | 44,000pt |
2年目以降の条件は、12月末の株主名簿に同じ株主番号で連続して2回以上載ることです。
権利確定日と有効期限
権利確定月は12月です。
基準日は12月31日で、この日に株主名簿に載っていることが必要です。
ポイントの有効期限は最大2年間とされています。
会社情報

ダイキアクシスは、愛媛県松山市と東京に拠点を置く会社で、東京証券取引所のスタンダード市場に上場しています。
主な仕事は大きく分けると、「水をきれいにする仕組み」「住宅に関わる商材」「再生可能エネルギー」の3つです。
いちばんイメージしやすいのは、水を処理する装置です。
家庭や施設から出る生活排水をきれいにして川や海に戻すための装置を作ったり、設計して設置したり、点検して長く使えるようにしたりします。
水は毎日必ず使うものなので、景気が良い悪いだけで急に要らなくなる仕事ではありません。
次に住宅に関わる分野では、住宅設備や建材の販売や施工など、家づくりや住まいの困りごとに近い仕事をしています。
ここは地域の工務店さんや建設会社さんと一緒に動くことが多く、地道に信頼を積み上げるタイプの事業です。
そして再生可能エネルギーでは、太陽光や小形風力などを使い、電気を作って売るしくみや、関連する研究開発にも取り組んでいます。
会社としては「環境」と「暮らし」を同時に扱えるのが特徴で、社会の課題に近い場所で仕事をしている会社だと言えます。
拠点は国内にも多く、地域に根づいた活動をしながら、海外にも展開している点が強みです。
とくに海外では、東南アジアや南アジアなどで水処理の需要が高く、社会インフラとして必要とされやすい分野です。
一方で、海外は為替や現地の景気、規制などの影響も受けるため、伸びる時は伸びますが、波が出ることもあります。
まとめると、ダイキアクシスは「派手ではないけど、必要とされ続ける仕事」を積み上げていくタイプの会社です。
編集部からのおすすめ情報
編集部のおすすめ:
株式情報から見る投資おすすめ度と根拠
ダイキアクシスを長期で見ると、「社会に必要な仕事をしている」という点はかなり強いです。
水の処理や住まいに関わる分野は、生活の土台なので、急に需要が消えにくいからです。
こういう会社は、景気が悪い時に一気に売上がゼロになるようなタイプではありません。
その意味で、事業の性質は“守り寄り”で、長期投資の土台には乗せやすい銘柄です。
一方で、数字の面では「すごく安全」と言い切れるほど余裕がある感じではなく、まだ体力づくりの途中に見えます。
自己資本比率が高い会社は、景気の波が来ても耐えやすいのですが、この銘柄はそこが強みとは言いにくい水準です。
また、ROEも高いとは言いにくく、「資金を使って大きくもうける力」はこれから伸ばしていく課題が残ります。
逆に言うと、ここが改善していくなら株価の評価も上がりやすいので、将来の伸びしろでもあります。
20年チャートの目線で考えると、環境テーマは追い風が続きやすい分野です。
水インフラは国内だけでなく海外でも課題が大きく、社会のニーズが長く続く可能性が高いからです。
ただし株価が右肩上がりでずっと伸び続けるというより、業績の波や投資局面で上下しながら進むイメージになりやすいです。
長期保有のコツとしては、短期の上げ下げに振り回されるより、事業が積み上がっているかを毎年確認することです。
配当は水準としては悪くありませんが、超高配当で引っ張る銘柄でもありません。
なので「配当だけで満足する」より、「事業の安定と成長も一緒に見ていく」ほうが相性がいいです。
総合すると、長期で持つ価値はある一方、財務の余裕や収益力が強い会社と比べると見劣りする部分もあるため、評価は中間の2.5にしています。
優待情報から見る投資おすすめ度と根拠
ダイキアクシスの優待は、いわゆる「現物が届く優待」ではなく、ポイントをもらって好きな商品に替えるタイプです。
この方式の良いところは、家族構成や好みに合わせて選べるので、もらって困りにくいことです。
しかも他社のポイントと合算できる仕組みもあるので、優待を“貯めて大きく使う”こともできます。
長期保有の視点で見ると、2年目以降にポイントが増える設計になっている点は素直に評価できます。
会社側が「中長期で持ってほしい」と明確に考えている優待だからです。
ただし注意点もはっきりしていて、優待をもらうには500株が必要です。
100株で気軽に優待を楽しむタイプではないので、最初のハードルは高めです。
優待利回りだけで見ると、すごく高い部類ではありません。
だからこそ、この銘柄は「優待だけが目的」だと満足しにくく、配当と事業の将来性も合わせて納得してから持つのが向いています。
ポイント型優待は制度変更が起きると影響が大きいこともあります。
とはいえ、公式サイトでも“中長期保有の株主を増やしたい”という目的をはっきり書いているので、急に雑に扱う優待ではない印象です。
総合すると、優待は使いやすく長期向けの設計ですが、取得株数が多いことがネックになります。
「500株を無理なく持てる資金量があり、選べる優待が好き」という人には、じわじわ効いてくる優待です。
総括
ダイキアクシスは、環境インフラという長く必要とされる分野で仕事をしているので、長期で持つ“意味”はある銘柄です。
一方で、財務の余裕や収益力はまだ強いとは言い切れず、どっしり安心して放置できる「超安定株」とは少し違います。
優待は選べるポイント型で便利ですが、500株必要なので、優待を目的にするなら資金計画はしっかり立てたいです。
結論としては、主力株としてドカンと買うより、テーマ分散の一角として、無理のない範囲で長く付き合うのがちょうどいい銘柄です。
