グリーンランドリゾート[9656]株情報(株主優待・配当・おすすめ情報)

グリーンランドリゾート[9656]は、九州と北海道で遊園地やホテル、ゴルフ場などを運営するレジャー会社です。

株主優待は「自社施設の優待券」が中心で、旅行やお出かけが好きな人ほどありがたみが出やすいタイプです。

一方で、利回りだけで見ると“爆発力”は強くありません。

だからこそ、短期の値動きよりも、家族のレジャー費をじわっと減らしながら長く持つ、という発想が合います。

30年チャートを見ると、長い低迷期のあとに底固めをして、ここ数年はゆるやかに上向く動きが見えてきます。

目次

株式情報

グリーンランドリゾート[9656]東証S
時価総額
約63.3億円

株価 612
更新:2026年1月9日終値

30年チャートを掲載

株価情報

割安度 安全度 需給(信用)
PER PBR 自己資本比率 ROE 信用倍率
約13倍 約0.6倍 約53% 約5% 0.00倍
優待&配当
総合利回り 配当利回り 優待利回り 権利確定月 優待最低取得額
約2.29% 約2.29% 算出なし(券のため) 6月・12月 61,200円
編集部おすすめ度理由
配当は堅実で、株価も過熱感が強くない一方、レジャー事業なので景気や天候の影響は受けやすい銘柄です。株主優待は入場券など“券もの”が中心で、九州や北海道に行ける人ほど満足度が上がります。優待を使える前提なら長期保有の相性は良く、使えないなら無理に選ばないのが正解です。

株主優待情報

引用:日本経済新聞

グリーンランドリゾートの株主優待は、グループ施設で使える「入場券」や「割引券」が中心です。

近くに住んでいる人、旅行の予定がある人ほど、体感のお得度が上がります。

株主優待の内容

まず100株でもらえるのは「遊園地などの無料入場券」と「ホテル飲食の割引券」です。

枚数は株数が増えるほど増えていき、1,000株以上になると遊園地の“のりもの回数券と交換できる券”も付きます。

さらに10,000株以上になるとVIPフリーパスや、ゴルフ、ホテル系の強い優待が出てきて、一気に“優待リゾート感”が増します。

区分必要株数内容(年2回ベース)
遊園地等無料入場券100株以上2枚×年2回(年間4枚)
遊園地等無料入場券500株以上4枚×年2回(年間8枚)
遊園地等無料入場券1,000株以上6枚×年2回(年間12枚)
ホテル飲食割引券(10%)100株以上2枚(1枚で5名まで利用可)
ホテル飲食割引券(10%)1,000株以上5枚(1枚で5名まで利用可)

利用できる主な施設は、熊本の「グリーンランド遊園地」、北海道の「北海道グリーンランド遊園地」、スキー場「ホワイトパーク」、温泉の「北村温泉ホテル」などです。

ホテル系は「ホテルヴェルデ」「ホテルブランカ」「ホテルサンプラザ」「北村温泉ホテル」などが対象になっています。

権利確定日と有効期限

権利確定月は6月と12月です。

優待は年2回の設計なので、使う予定を作れる人ほど“取りこぼし”が減ります。

なお、株探の表示では「長期保有優遇なし」となっています。

優待券の有効期限や細かい使い方は、送付される券面の注意書きと、公式の株主優待ページで必ず確認してください。

会社情報

引用:グリーンランドリゾート

グリーンランドリゾートは、熊本県荒尾市に本社がある会社で、遊園地やホテル、ゴルフ場などの“お出かけ施設”をまとめて運営しています。

会社としては1964年に創立され、今は東証スタンダードと福岡証券取引所に上場しています。

いちばん有名なのは熊本の「グリーンランド遊園地」で、家族で行ける大型の遊園地として知られています。

グループとしては、九州だけではなく北海道にも拠点があり、「北海道グリーンランド遊園地」やスキー場の「ホワイトパーク」も運営しています。

ホテルは、九州では「ホテルヴェルデ」「ホテルブランカ」などのオフィシャルホテルを持ち、北海道側でも「ホテルサンプラザ」や「北村温泉ホテル」などを手がけています。

ゴルフ事業もあり、「グリーンランドリゾートゴルフコース」「有明カントリークラブ」「久留米カントリークラブ」といったコースを運営しています。

つまり、遊園地だけでなく、ホテルやゴルフまでそろった“地域のリゾート”を形にしている会社です。

また、会社概要では観光事業や旅館業に加えて、不動産事業も事業内容として挙げられています。

レジャーは天気や景気の影響を受けやすい反面、地域に根付くと強く、毎年のイベントや季節の需要でお客さんが戻ってきやすい特徴があります。

グリーンランドリゾートは、まさにそうした“地域の定番のお出かけ先”を持っているのが強みです。

編集部からのおすすめ情報

編集部のおすすめ:

株式情報から見る投資おすすめ度と根拠

グリーンランドリゾートを長期で見ると、結論は「派手さはないけど、条件が合う人には持ちやすい」タイプです。

まず30年チャートは、昔の高値から大きく下げたあと、長い間しっかり横ばいで耐えて、近年はゆっくり上向く形になっています。

この形は、短期の上げ下げを追うよりも、「大崩れしにくい範囲で、じわっと評価が戻る」流れを期待する長期目線と相性が良いです。

数字の細かい更新をしなくても言えるのは、株価に強い過熱感が出ている感じは薄く、むしろ落ち着いた水準に見えやすいことです。

とくにPBRが低めの水準にあると、“会社の持っている資産や事業の規模に対して、株価が控えめ”と見られやすくなります。

もちろん、低いから必ず上がるわけではありません。

ただ、長期保有で大事なのは「高すぎて期待が先に走っていないか」です。

その意味では、安心して持ちやすい温度感に近いと思います。

一方で、この会社はレジャーが本業です。

レジャーは、景気が弱いときに“真っ先に節約されやすい支出”でもあります。

さらに、台風や大雪など天候の影響も受けます。

ここが、食品や通信のような毎日必ず使う業種と比べたときの弱点です。

だからこそ、投資の考え方は「大きく伸びる成長株を買う」ではなく、「地域の定番施設を持つ会社を、無理のない価格で長く持つ」になります。

配当はド派手ではないものの、長期で持つ上では“毎年の小さなごほうび”として効いてきます。

信用倍率が0.00倍の表示になっている点は、信用取引の需給で振り回される局面が相対的に少ない、という見方もできます。

総合すると、グリーンランドリゾートは「値上がり一本で勝負」よりも、「値動きは穏やかめでいいから、配当と優待も含めて納得して持つ」ほうがしっくりきます。

評価を3に置くなら、まさに“合う人にはちょうどいい、でも万人向けではない”という立ち位置です。

優待情報から見る投資おすすめ度と根拠

株主優待の観点から見ると、グリーンランドリゾートは「使える人にとって強い」優待です。

いわゆるクオカードのように“誰でも同じ価値”になりやすい優待ではなく、施設に行くかどうかで満足度が大きく変わります。

ここが良い点でもあり、注意点でもあります。

良い点は、実際に行ける人なら、家族の入園料が浮いて体感コスパが一気に上がることです。

遊園地は家族で行くと出費がかさみやすいので、優待券があるだけで“行くハードル”が下がります。

しかも年2回なので、夏と冬、みたいに季節で計画を立てやすいのもメリットです。

さらに、ホテル飲食の割引券も付くので、宿泊や食事を組み合わせる人は、じわじわ効いてきます。

上位の株数になると、のりもの回数券と交換できる券や、VIPフリーパス、ホテル系の券、ゴルフプレー券なども出てきます。

これは“優待でレジャーを組み立てる”楽しさがある反面、まとまった株数が必要になります。

だから、最初から大きく買うより、まず100株で使い勝手を試して、生活スタイルに合うなら増やす、という順番が現実的です。

注意点は、優待の価値を現金みたいに計算しづらいことです。

株探でも優待利回りが「算出なし」とされていて、数字での比較がしにくい仕組みになっています。

つまり「利回りランキング」で選ぶと、魅力が伝わりにくい銘柄です。

それでも長期保有でおすすめ度が出るのは、優待が“会社の本業そのもの”につながっているからです。

入場券を配るのは、施設に人が来るきっかけを作るためで、ファンづくりと相性が良いです。

長く続けやすい優待は、こういう「会社の利益になる仕組み」とセットになっていることが多いです。

総合すると、グリーンランドリゾートの優待は“近い人ほど強い”ので、九州や北海道に縁がある人、旅行で使う人にとっては、長期保有の満足度を上げやすいといえます。

総括

株式面は「落ち着いた値動きで、過熱感が強くない」一方、事業はレジャー中心なので景気や天候の影響は受けます。

優待面は「使える人にはかなりうれしい」反面、使えない人には価値が出にくいです。

この2つを合わせると、グリーンランドリゾートは“万人向けの高利回り株”ではありません。

でも、家族で遊園地に行く人、北海道や九州に行く予定がある人、優待でレジャー費を抑えたい人には、長期で持ちやすい銘柄です。

評価3はちょうどよくて、「優待を活用できるなら前向き、活用できないなら無理に選ばない」で判断すると失敗しにくいと思います。

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