インヴィンシブル投資法人[8963]株情報(株主優待・配当・おすすめ情報)

インヴィンシブル投資法人[8963]は、ホテルを中心に不動産へ投資して、分配金を出すJ-REITです。

株のように成長を追いかけるというより、分配金をコツコツ受け取りたい人に向くタイプです。

さらにホテル割引の優待もあり、旅行や出張が多い人ほどメリットを感じやすいのが特徴です。

この記事では、最新の株価情報と優待内容を整理しつつ、長期保有目線で「どう持つと安心か」をわかりやすくまとめます。

目次

株式情報

インヴィンシブル投資法人[8963] 東証R
時価総額
約5,024億円

株価 65,700
更新:2025年12月26日 終値

30年株価チャート

割安度 安全度 値動き傾向
PER PBR 自己資本比率 ROE 信用倍率
15.4倍 1.43倍 52.0% 約4.09% 159倍
優待&配当
総合利回り 配当利回り 優待利回り 権利確定月 優待最低取得額
(目安)高め 6%台(目安) 算定しにくい(割引型) 6月・12月 65,700円
編集部おすすめ度理由
分配金の魅力は強い一方で、金利とホテル市況の影響を受けやすいJ-REITです。 長期では「高い稼働率を背景に、分配を積み上げやすい」反面、「金利上昇局面では評価が揺れやすい」ので、買い方は分散・時間分散が向きます。

株主優待情報

インヴィンシブル投資法人では、投資口(1口以上)を持っている人向けに、ホテル宿泊の割引優待があります。

株主優待の内容

対象優待内容主な対象ホテル
1口以上対象ホテルのベスト・アベイラブル・レートから10%割引で宿泊できます。シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル、
マイステイズホテルグループのホテル等

この優待は「金券がもらえる」タイプではなく、旅行や出張の予定がある人ほど得を感じやすい仕組みです。

逆に、ホテルをほとんど使わない人だと、優待の価値を実感しにくい点は注意です。

権利確定日と有効期限

権利確定月は6月末と12月末で、年2回チャンスがあります。

基準日(6月30日・12月31日)の時点で投資主名簿に載っている必要があるので、一般的には「権利付き最終日」までに買って持っていることが大切です。

利用できる期間は期ごとに定められていて、近年は利用可能期間を延長して、予約を取りやすくする工夫もされています。

細かい予約方法はホテルによって違うので、公式サイトの「投資主優待」ページで確認してから使うのが安心です。

会社情報

引用:日経不動産マーケット

インヴィンシブル投資法人は、会社というより「不動産を持つ器(うつわ)」のような存在で、集めたお金で不動産を買い、その家賃やホテルのもうけから分配金を出す仕組みです。

投資先はホテルが中心で、観光や出張の人が増えると収益が伸びやすい特徴があります。

公式情報では、保有している物件数は156件で、資産規模(取得価格合計)は約6,873億円とかなり大きい部類です。

ホテルの稼働率も高い水準が示されていて、うまく回っているときは分配金の安定につながりやすいです。

運営の実務は資産運用会社が行い、投資法人自体は不動産を保有して分配することに集中します。

つまり、私たち投資家の目線では「どんな不動産をどれくらいの条件で持っているか」と「借入(ローン)の負担が重すぎないか」が大事なチェックポイントになります。

この銘柄の強みは、ホテルを中心にしながらも、全国・海外を含めて物件が分散している点です。

旅行が強い地域が好調でも、別の地域が弱いことはありますが、分散が効いていると全体のブレが小さくなります。

一方でホテルは、景気やイベント、海外からの旅行者の増減の影響を受けやすいところがあります。

たとえば円安で海外の旅行者が増えると追い風になりやすいですが、逆に社会不安や景気後退で旅行が減ると逆風になりやすいです。

またJ-REIT全体の特徴として、金利が上がると借入コストが上がりやすく、投資家の評価(利回りの見え方)も変わりやすい点があります。

だからこそ、インヴィンシブル投資法人は「ホテルが順調なときは強い」けれど、「金利と景気の風向き」で見られ方が変わる銘柄だと理解しておくと、長期保有でもブレずに付き合いやすいです。

編集部からのおすすめ情報

編集部のおすすめ:

株式情報から見る投資おすすめ度と根拠

インヴィンシブル投資法人を長期で見るときに大事なのは、「分配金を積み上げながら、値動きの波を受け止められるか」です。

30年チャートの流れからは、長い低迷の時期を経て、いまは回復して高い水準を保っている局面に見えます。

こういう局面は、短期の上げ下げよりも、「回復が本物か」「稼ぐ力が続くか」を丁寧に見るほうが、長期投資では失敗しにくいです。

まず、この投資法人は規模が大きく、物件数も多いので、ひとつのホテルが不調でも全体がいきなり崩れるような形にはなりにくいです。

そして自己資本比率も一定水準があり、むちゃな薄氷経営というよりは、投資法人としての体裁は整っています。

一方で、ホテル中心というのは「強み」でもあり「クセ」でもあります。

ホテルは人の移動が増えると一気に良くなりやすい反面、景気が悪くなると冷えやすいです。

さらに、J-REITは借入を使って物件を買うので、金利が上がる局面ではコストが増えやすく、投資家の評価が厳しくなりがちです。

この「金利の風」が、株価(投資口価格)の上下に効きやすいのが、長期保有でいちばんの注意点です。

だからおすすめ度は、満点ではなく3に近い3.5ではなく、今回はご指定どおり3がしっくりきます。

分配金水準は高めで魅力がありますが、将来ずっと同じ水準で出せるかは、ホテル市況と金利次第で揺れます。

逆に言うと、長期保有の作戦としては「一気に買う」のではなく、「価格が弱い時に少しずつ増やす」ほうが、この銘柄の性格に合います。

分配金を受け取りながら、評価が落ちやすい局面でも慌てないために、最初から買い過ぎないのがコツです。

また、ホテル中心のREITは、観光の追い風があると強いので、長期では「日本への旅行が増える流れ」が続くかを見ておくと判断が安定します。

総合すると、インヴィンシブル投資法人は「高分配を狙えるけれど、環境で揺れる」タイプです。

長期の資産形成で取り入れるなら、主役ではなく、分配金の柱のひとつとして“程よい比率”で持つのが安心です。

優待情報から見る投資おすすめ度と根拠

この銘柄の優待は、ホテル宿泊をよく使う人にとっては、じわっと効いてくるタイプです。

10%割引は一見小さく見えますが、ホテルは1回の単価が大きいので、年に数回でも泊まる人なら体感は出やすいです。

しかもこの優待は「使う回数が少ないと損」というより、「使えば使うほど効く」性格があります。

つまり、出張が多い人や、家族旅行を定期的にする人は、分配金にプラスして生活コスト(旅費)を下げられる可能性があります。

長期保有目線で大事なのは、優待が“おまけ”ではなく、投資法人のビジネスとつながっている点です。

ホテルに泊まってもらう導線を作ることは、ブランドの認知にもなりますし、投資主との関係を続ける動機にもなります。

こういう優待は、いきなり廃止しにくい傾向があり、制度としては比較的続きやすい部類です。

また、権利確定が年2回あるので、優待を意識した保有のリズムを作りやすいのも地味に良いところです。

一方で、優待を“利回り”として数字に換算しづらいのは弱点です。

金券のように「必ず何円分」と決まるものではないので、使わない人にとっては価値がほぼゼロになります。

だから、優待だけで買うのではなく、「分配金が目的で、優待は使えたらラッキー」くらいが、長期投資では失敗しにくいです。

おすすめ度を優待面だけで言えば、ホテルを使う人には高め、使わない人には低めと、はっきり差が出ます。

長期保有で考えるなら、あなたの生活の中で「年に何回ホテルを予約するか」を一度だけ数字で考えてみると判断が簡単になります。

年に1回も泊まらないなら、優待は気にせず分配金だけで判断したほうがスッキリします。

年に2回以上泊まるなら、分配金に加えて、優待が毎年積み上がる価値になりやすいです。

総合すると、優待は「刺さる人には強い」ので、生活スタイルと合うなら長期保有の満足度を押し上げてくれる材料になります。

総合評価

株式情報(投資口情報)から見ると、分配金の魅力は強い一方で、金利と景気で評価が揺れやすいので、長期では「買い方」が大切な銘柄です。

優待情報から見ると、ホテルを利用する人にとっては実益があり、分配金+優待で満足度を上げやすいタイプです。

したがって結論としては、インヴィンシブル投資法人は「高分配を取りに行くサブ柱」として持つのが向いています。

主力に据えて全力で買うより、タイミングを分けて少しずつ組み入れ、分配金を受け取りながら育てるほうが、長期でブレにくいと思います。

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