東京都競馬[9672]株情報(株主優待・配当・おすすめ情報)

東京都競馬[9672]は、大井競馬場(TCK)を持つ会社として知られています。

でも実は、ネット投票の収入や、東京サマーランド、賃貸系の事業もあり、意外と“安定型”の会社です。

30年チャートで見ても、波はありながら長い目では上向きに積み上がってきた印象があります。

配当をもらいながら、優待でレジャーも楽しめるので、短期勝負ではなく長期保有で力を発揮しやすい銘柄です。

この記事では、最新の株価情報と株主優待の内容、そして長期目線での投資ポイントを分かりやすくまとめます。

目次

株式情報

東京都競馬[9672] 東証P
時価総額
1,365億円

株価 4,860 円
更新:2026年10月26日 終値

東京都競馬[9672]  30年株価チャート

30年チャートを掲載

割安度 安全度 値動き傾向
PER PBR 自己資本比率 ROE 信用倍率
11.7倍 1.29倍 74.6% 10.66% 8.75倍
優待&配当
総合利回り 配当利回り 優待利回り 権利確定月 優待最低取得額
約2.01% 2.87% 約0.08%(目安) 12月 589,000円
編集部おすすめ度理由
競馬だけでなくネット投票の収入や賃貸系の安定収益も持つ、長期向きの銘柄です。自己資本比率が高めで財務が安定しており、30年チャートでも長期で価値を積み上げてきた印象があります。優待は大井競馬場と東京サマーランドが中心で、長期保有ほど枚数が増える仕組みも魅力です。

株主優待情報

引用:日本経済新聞

東京都競馬の株主優待は、主に大井競馬場(TCK)と東京サマーランドの優待です。

しかも2024年12月末基準日から長期保有制度があり、同じ株主番号で持ち続けるほど、招待券の枚数が増えます。

株主優待の内容

100株の目安で、優待内容を見やすくまとめると次のイメージです。

「東京サマーランド春秋限定 株主ご招待券」は夏は使えず、春と秋の指定期間に使う券です。

区分(100株) 大井競馬場 株主優待証 大井競馬場 飲食優待券 東京サマーランド 株主ご招待券 春秋限定 株主ご招待券
1年未満 1枚 1枚 2枚 –
1年以上3年未満 1枚 1枚 4枚 4枚
3年以上 1枚 1枚 6枚 6枚

東京サマーランドの招待券は、来園前に「日付指定整理券」が必要になるなど、使い方にルールがあります。

行く前に公式案内を一度だけ確認しておくと安心です。

権利確定日と有効期限

権利確定月は12月です。

基準日(12月末)に株主名簿に載っていることが条件になります。

長期保有の判定は「6月末と12月末」の株主名簿で、同じ株主番号のまま100株以上を連続で持っている回数で決まります。

優待券の有効期限は券の種類ごとに違い、東京サマーランドの招待券は営業期間や券面の指定期間に合わせて使う形です。

期限切れになるともったいないので、届いたら早めに予定を立てるのがコツです。

会社情報

引用:東京都競馬株式会社

東京都競馬株式会社は、名前のとおり競馬に関わる会社ですが、やっていることは意外と広いです。

中心にあるのは「大井競馬場(TCK)」で、レースの開催や場内の運営を支える仕事をしています。

ただし、会社のもう一つの強みは「レースがある日だけで稼ぐ会社ではない」という点です。

最近はネット投票が当たり前になり、家にいながら投票する人が増えました。

東京都競馬は、こうしたネット投票のしくみ(SPAT4など)に関わる収入もあり、時代の変化に合わせて収益の形を広げてきました。

さらに、レジャー分野として「東京サマーランド」にも関わっています。

夏のプールのイメージが強い施設ですが、季節ごとのイベントや運営があり、会社としては“人が集まる場所”を長く育てる視点を持っています。

また、不動産に近い事業として、倉庫の賃貸や施設の賃貸も手がけています。

こうした賃貸の収入は、景気の波があっても比較的ブレにくいことが多く、会社の土台を安定させる役割をします。

言い換えると、東京都競馬は「競馬だけの会社」ではなく、「人が集まる施設」と「安定収入」を組み合わせた会社です。

ブランドでいうと、大井競馬場のTCK(Tokyo City Keiba)や、東京サマーランドがわかりやすい看板になります。

会社の規模感としても、自己資本比率が高めで、無理な借金で勝負するタイプではありません。

そのため、短期でドカンと伸びるより、コツコツ積み上げる“長期向きの体質”をイメージしておくと理解しやすいです。

編集部からのおすすめ情報

編集部のおすすめ:

株式情報から見る投資おすすめ度と根拠

東京都競馬を長期目線で見ると、かなり「持ちやすい」部類に入ります。

理由はシンプルで、収益の柱が一本ではなく、複数あるからです。

大井競馬場という強い資産を持ちながら、ネット投票の拡大による収入、さらにレジャー施設や賃貸系の収入も持っています。

こういう会社は、何か一つが少し弱っても、全部が一気に崩れにくいです。

長期投資で一番怖いのは「景気が悪くなったときに、会社の体力がなくて苦しくなること」ですが、東京都競馬はそこが比較的強いです。

自己資本比率が高めで、借金に依存しすぎない体質なので、急に資金繰りが苦しくなるリスクは小さめです。

加えて、利益を稼ぐ力も弱くありません。

ROEが10%前後の水準で推移しているのは、会社が持っている資本をうまく使って利益を出せているサインです。

そして、30年チャートで見ても、長い時間をかけて価値が積み上がってきたタイプに見えます。

もちろん途中で大きな上下はありますが、長期で見ると「下がったら終わり」の会社ではなく、「積み上げて戻して伸ばす」を繰り返している印象です。

この手の銘柄は、買った直後に大きく上がることを期待するより、配当や優待を受け取りながら“持ち続けることで勝ちやすい”です。

また、信用倍率が低い水準にあるのも、長期投資家には地味に安心材料です。

短期の思惑資金が過熱しすぎると、上がるときは派手でも下がるときも派手になりがちです。

東京都競馬は、そういう熱狂で動くというより、業績や資産の価値でじわっと評価されやすいタイプに寄っています。

総合的に見ると、東京都競馬は「大きな成長株」ではないものの、「安定した収益と資産を背景に、長期で報われやすい銘柄」です。

長期の土台に置いておく候補として、かなり強めにおすすめできます。

優待情報から見る投資おすすめ度と根拠

東京都競馬の優待は、現金みたいに何にでも使えるタイプではありません。

でも逆に言うと、「体験の価値」をちゃんと楽しめる人にとっては、満足度が高くなりやすい優待です。

まず分かりやすいのが、大井競馬場に関する優待です。

競馬に詳しくない人でも、ナイター開催の雰囲気やイベント感は、行ってみると意外と“レジャー”として楽しめます。

さらに東京サマーランドの招待券があるので、家族がいる人や、友人とレジャーに行く人には使い道がはっきりしています。

この優待の良いところは、長期保有制度がある点です。

1年未満でも一定の枚数は出ますが、1年以上、3年以上と続けるほど、招待券が増えていきます。

長期投資の考え方と、とても相性が良い設計です。

「短期で入って優待だけ取って抜ける」より、「持ち続けて優待を育てる」ほうがメリットが出やすいからです。

また、優待が施設系であることは、会社側にもメリットがあります。

招待券をきっかけに来場してもらい、施設のファンになってもらう狙いがあるので、優待がいきなり消える確率は、金券配布型よりは低くなりやすいです。

もちろん、制度変更がゼロとは言えません。

ただ、公式に長期保有制度を導入している以上、会社としても「長く持つ株主」を増やしたい意思が見えます。

これは長期投資家にはプラス材料です。

注意点としては、有効期限や利用ルールがあることです。

東京サマーランドは日付指定整理券が必要になるなど、使う前に確認が必要です。

とはいえ、ルールさえ押さえれば、毎年の“お楽しみ”として計画しやすい優待とも言えます。

総合的に見ると、東京都競馬の優待は「利回りだけで得をする」よりも、「家族や自分の体験価値を増やして得をする」タイプです。

長期で持つ前提なら、優待面から見てもおすすめ度はかなり高いです。

総合評価

東京都競馬[9672]は、株式面でも優待面でも、長期保有と相性がとても良い銘柄です。

大井競馬場という強い資産を持ちながら、ネット投票の広がりも追い風になり、収益の形が複数あるのが大きな強みです。

財務の安定感もあり、急に崩れる不安が小さいので、長期投資の“軸”として置きやすいと思います。

優待は施設系で、ハマる人には価値が大きく、長期保有制度で「持つほど増える」設計が魅力です。

総合すると、短期の値動きを追うより、配当と優待を受け取りながら、じっくり資産を育てたい人に強くおすすめできます。

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