キングジム[7962]情報(株主優待・配当・おすすめ情報)

キングジム[7962]は、「テプラ」や「キングファイル」で知られる文具メーカーです。

株価は長い目で見ると落ち着いた動きで、短期で大きく儲けるより、じっくり持つ人向きの雰囲気があります。

株主優待は公式オンラインストアで使えるクーポンが中心で、文具や整理用品が好きな人には実用性が高いのが魅力です。

配当と優待を受け取りながら、生活の中で楽しみつつ長期保有したい人に向いた銘柄としてチェックしておきたい一社です。

目次

株式情報

キングジム[7962]東証P
時価総額
259.54億円

株価 825
更新:2026年3月2日終値

30年チャートを掲載

割安度 安全度 値動き傾向
PER PBR 自己資本比率 ROE 信用倍率
35.71倍 0.94倍 67.5% 1.76% 0.22倍
優待&配当
総合利回り 配当利回り 優待利回り 権利確定月 優待最低取得額
4.12% 1.70% 2.42% 6月・12月 247,500円
編集部おすすめ度理由
優待の実用性は高い一方で、株価は「安定〜じわじわ型」なので、長期でコツコツ楽しむ人向けです。自己資本比率が高く財務の安心感はある反面、収益力(ROE)は低めで、株価が右肩上がりで伸び続けるタイプではありません。優待はオンラインストアで好きな商品を選べるので満足度が出やすく、文具や整理用品が好きな人ほど相性が良い銘柄です。

株主優待情報

キングジムの株主優待は、キングジム公式オンラインストアで使えるクーポンが中心です。

株主優待の内容

基準日必要株数優待内容
6月20日300株以上公式オンラインストアで使える6,000円の株主優待クーポン。
6月20日1,000株以上公式オンラインストアで使える12,000円の株主優待クーポン。
12月20日300株以上公式オンラインストアで使える50%割引クーポン1枚(割引前の購入額が上限60,000円(税込)まで)。

テプラ関連、ファイル、収納、デスク周りの小物など、オンラインストアにある商品から選べるので「自分で好きなものを取る」感覚に近いのが良いところです。

権利確定日と有効期限

権利確定の基準日は、6月は6月20日、12月は12月20日です。

優待クーポンの発送は、会社の案内書類に同封される形で届くのが基本です。

有効期限(利用期間)は年ごとに設定され、公式IRページで「〇年分の利用期間」として案内されます。

たとえば2025年分は、6月基準日のクーポンが2025年10月から2026年1月ごろまで、12月基準日のクーポンが2026年4月から2026年6月ごろまで、という形で利用期間が区切られています。

会社情報

引用:キングジム

キングジムは、ファイルや文具、整理用品を作っている会社です。

代表的な商品は、書類をまとめる「キングファイル」や、名前シールを作れるラベルライター「テプラ」です。

会社は1927年に始まり、長い歴史の中で「整理して分かりやすくする道具」を作り続けてきました。

本社は東京都千代田区にあり、支店や営業所、物流拠点も持っています。

文具というと地味に見えるかもしれませんが、実は会社や学校、家庭など、いろいろな場所で「なくなると困る」道具が多い分野です。

キングジムはオフィス向けの定番商品が強い一方で、近年は暮らしに寄り添う文具や雑貨にも力を入れています。

たとえば「HITOTOKI(ヒトトキ)」のように、手帳やデコレーション、暮らしの小さな楽しみを後押しするブランドも展開しています。

また、グループ会社を通じて、生活雑貨やインテリア小物など、文具の外側にある商品にも広がりがあります。

店舗をたくさん出すタイプの会社ではなく、商品を作って販売店やネットを通じて届けるのが基本のビジネスです。

つまり、会社情報を読むときは「店舗数」よりも、「どんな商品を持っているか」「どこで売れているか」を見たほうが分かりやすい会社だといえます。

キングジムは、仕事の現場でも家庭でも使える“整理の道具”を強みにしているので、流行が一気に終わる商品より、長く売れ続ける商品が中心になりやすいのも特徴です。

編集部からのおすすめ情報

編集部のおすすめ:

株式情報から見る投資おすすめ度と根拠

キングジムを長期で見ると、まず言えるのは「超成長株」ではない、という点です。

30年チャートでも、昔に大きな山を作ったあと、長い時間をかけて落ち着き、最近は大きな上げ下げよりも横ばい気味に動いています。

このタイプは、短期で一気に儲けたい人には物足りない一方で、長期で落ち着いて持ちたい人には「心が疲れにくい」銘柄になりやすいです。

財務の面では、自己資本比率が高く、会社としての体力はしっかりしています。

借金で無理に回している会社というより、地に足をつけて運営している印象なので、長期保有では安心材料になりやすいです。

一方で、収益力を示すROEは低めです。

これは「稼ぐ力が弱い」という見方もできますし、「大勝ちよりも、まず守りを固める会社」と見ることもできます。

投資のプロ目線で大事なのは、ここを単体で切り取らず、事業の性格と合わせて判断することです。

キングジムの商品は、景気が良いときだけ売れるものではありません。

会社や学校、家庭で「整理する」「名前を付ける」「書類をまとめる」というニーズは、景気が多少悪くてもゼロになりにくいです。

つまり、ドカンと伸びにくい代わりに、急に崩れにくい商売になりやすいところが強みです。

株価の見え方としても、今は高値を追いかける局面というより、「落ち着いた価格帯でじっくり付き合う」局面に近いと感じます。

ただし、割安度を示す指標は一見すると安く見えても、利益が薄いと評価が上がりにくい面があります。

このため、長期で持つなら「値上がりで勝つ」よりも、「優待と配当を受け取りつつ、気持ちよく保有を続ける」作戦が合いやすいです。

総合すると、キングジムは“ど真ん中の長期向け”というより、ポートフォリオの中で「趣味と実用を兼ねた優待枠」として、ほどよく持つのが上手な付き合い方です。

評価は5段階の3.5で、守りの安心感と優待の楽しさはある一方、株価の成長期待は強すぎない、というバランスです。

優待情報から見る投資おすすめ度と根拠

キングジムの優待の良さは、まず「使い道が分かりやすい」ことです。

公式オンラインストアで使えるクーポンなので、文具・収納・テプラ関連など、欲しい人にはストレートに刺さります。

金券のようにどこでも使える万能さはないですが、そのぶん“キングジムが好きな人”の満足度は高くなりやすいです。

また、優待が年2回(6月と12月)に分かれているのも、長期保有の楽しみとしては地味に効きます。

半年ごとにイベントがあると、「持っていてよかった」と感じる回数が増えるからです。

6月は金額が決まったクーポンで、必要なものを選びやすいです。

12月は50%割引タイプなので、欲しい商品がはっきりしている人ほど得をしやすい仕組みです。

たとえばテプラ本体や周辺機器のように、単価が少し高めの商品を狙うと「割引」の強さが出やすいです。

一方で、優待をもらうには300株以上が必要なので、最初の投資金額は100株優待の会社より重くなります。

この点は、優待目的だけで無理に買うより、「もともとキングジムの商品が好きで、優待も使い切れる」という前提で考えたほうが失敗しにくいです。

優待の“価値”は、現金と違って人によって変わります。

たとえば家族で文具をよく使う家庭や、整理整頓が好きな人、仕事でテプラを使う人なら、届いた瞬間から実用品になります。

逆に、文具に興味が薄い人だと「選ぶのが面倒」に感じやすく、満足度が下がってしまいます。

長期目線でいうと、優待が自社EC(オンラインストア)と結びついているのは、会社側にもメリットがあります。

株主が商品に触れる機会が増え、ファン化につながるからです。

こういう仕組みの優待は、会社としても続けやすいことが多く、長期での継続性が期待しやすいタイプです。

総合すると、キングジムの優待は「利回りだけで選ぶ優待」ではなく、「好きな会社を応援しながら、生活で使って楽しむ優待」です。

優待をきちんと使い切れる人にとっては、長期保有の満足度を上げてくれる良い制度だといえます。

総括

キングジム[7962]は、株価が急に跳ねるタイプというより、落ち着いた値動きの中でじっくり持つのに向いた銘柄です。

財務の安心感はあり、長期で「いきなり崩れにくい」土台を持っています。

一方で、利益の伸びで株価がどんどん上がる期待は強すぎないので、値上がり益中心で考えると物足りなさは出ます。

その代わり、優待は実用性が高く、文具や整理用品が好きな人ほど“持っている意味”を感じやすいです。

つまり、キングジムは「資産を大きく増やす主役」ではなく、「生活で楽しめる優待枠」として長期で持つのが上手な使い方です。

総合評価は3.5/5で、優待目的を上手に取り入れたい長期投資家にとっては、十分検討に値する銘柄といえるでしょう。

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