日本セラミック[6929]は、鳥取県鳥取市に本社を置く、赤外線センサや超音波センサを作るメーカーです。
赤外線センサでは国内シェア約9割、世界シェアでも約6割を持ち、家電や自動車など幅広い製品に使われています。
株主優待は実施していませんが、自己資本比率が非常に高く、財務の安全性が際立つ銘柄です。
配当を軸に長期で保有したい人に向けて、株式情報のポイントをわかりやすくまとめます。
株式情報
| 割安度 | 安全度 | 値動き傾向 | ||
| PER | PBR | 自己資本比率 | ROE | 信用倍率 |
| 15.8倍 | 1.62倍 | 84.4% | 14.37% | 20.88倍 |
| 優待&配当 | ||||
| 総合利回り | 配当利回り | 優待利回り | 権利確定月 | 優待最低取得額 |
| 4.52% | 4.52% | - | 12月 | - |
| 編集部おすすめ度 | 理由 |
| 株主優待はありませんが、自己資本比率84.4%という極めて高い財務の安全性と、市場平均を上回る配当利回りが魅力の銘柄です。赤外線センサで国内9割・世界6割という高いシェアを持つニッチトップ企業で、ROEも14%台と資本効率は良好です。信用倍率がやや高く短期的な需給には注意が必要ですが、優待よりも安定した配当を重視する人に向く銘柄です。 |
株主優待情報
日本セラミックは、現在、株主優待は実施していません。
株主還元は、配当金のみで行われています。
配当の権利が確定するのは、決算期末である毎年12月末です。
優待を目的とする投資には向きませんが、配当を軸に長期保有を考える人には検討しやすい銘柄です。
会社情報

日本セラミックは1975年に鳥取県で創業し、1990年に東京証券取引所に上場したセンサメーカーです。
事業の中心は、赤外線センサや超音波センサなどの電子部品を開発・製造・販売する事業です。
赤外線センサは、国内シェア約9割、世界シェアでも約6割を占めるニッチトップ製品です。
家電の人感センサや自動車のヘッドランプ調整など、身近な製品の中で使われています。
2026年12月期第2四半期は、売上高137億円とほぼ横ばいでしたが、為替差益もあり経常利益は前年同期比16.9%増となりました。
第1四半期は粗利率・営業利益率がともに改善し、収益性は高まっています。
通期では、売上高280億円、営業利益65億円を見込んでいます。
本社は鳥取県鳥取市にあり、東証プライム市場に上場しています。
自己資本比率は84.4%と極めて高く、財務の土台がしっかりしている会社です。
編集部からのおすすめ情報
編集部のおすすめ:
株式情報から見る投資おすすめ度と根拠
日本セラミックは、赤外線センサで世界的なシェアを持つニッチトップ企業で、財務の安全性が際立つ銘柄です。
自己資本比率は84.4%と非常に高く、借金への依存が少ない、安定した財務体質です。
ROE(自己資本利益率)は14%台で、株主のお金を効率よく利益に変えられています。
PER(株価収益率)は15.8倍で、電気機器セクターの中では割高感の強くない水準です。
配当利回りは4.52%で、市場平均と比べて高めの水準です。
1株配当は前期の125円から165円に増配されており、株主還元への意識も感じられます。
一方で、信用倍率は20.88倍とやや高く、需給面では上値が重くなりやすい傾向もあります。
業績は自動車・家電向けセンサ需要の影響を受けやすく、四半期ごとに増減がある点にも注意が必要です。
株式面のおすすめ度は、値上がり益よりも配当を重視して長期で持ちたい人にとって高めに出ます。
優待情報から見る投資おすすめ度と根拠
日本セラミックは、株主優待を実施していない銘柄です。
優待品やクーポンといった還元はなく、株主還元は配当金のみに絞られています。
そのため、優待の内容や必要株数を比較して選びたい人には、物足りない銘柄です。
一方で、優待の管理や権利確定日を気にする手間がなく、配当だけに注目してシンプルに保有できます。
配当利回りが市場平均より高めなので、優待の代わりに配当で還元を受け取りたい人には向いています。
まとめると、日本セラミックの株主還元は「優待がない分、配当に集中している」タイプといえます。
優待目的の投資には向きませんが、配当株として保有する分には気にする必要がないポイントです。
総合評価
株式面では、高い財務の安全性と市場平均を上回る配当利回りが魅力の銘柄です。
優待面では、優待制度自体がなく、株主還元は配当に一本化されています。
この2つを合わせると、日本セラミックは「優待株」ではなく「配当・財務健全性を重視する株」として評価するのが現実的で、総合おすすめ度は3.5/5です。

