マーソ[5619]は、人間ドックや健康診断の予約プラットフォーム「MRSO.jp」と、医療機関向けのDX支援サービスを展開する医療×IT企業です。
健康診断や人間ドックは、景気が悪い時でも急になくなりにくい分野です。
そのため、派手に伸びるというよりは、社会に必要とされるサービスをじっくり広げていくタイプの会社といえます。
また、株主優待では「MRSO.jp」で使えるマーソギフト券の引換券がもらえるため、健康管理に関心がある人にとって実用性の高い内容になっています。
株価は上場後の高値から大きく調整したあと、足元では落ち着いた水準で推移しており、長期で様子を見ながら保有する銘柄として検討しやすい1社です。
株式情報
| 割安度 | 安全度 | 値動き傾向 | ||
| PER | PBR | 自己資本比率 | ROE | 信用倍率 |
| — | 1.61倍 | 92.1% | -1.16% | 0.00倍 |
| 優待&配当 | ||||
| 総合利回り | 配当利回り | 優待利回り | 権利確定月 | 優待最低取得額 |
| 19.62% | 0.00% | 19.62% | 12月 | 89,200円 |
| 編集部おすすめ度 | 理由 |
| 医療DXという将来性のある分野に属しつつ、健康診断予約という生活に近いテーマを持つ点は魅力です。いっぽうで、現時点では利益面に波があり、配当もありません。ただし、財務はかなり健全で、株主優待の実用性は高いです。高成長株として強気で追うよりも、優待を受け取りながら中長期で見守る銘柄として考えやすい1社です。 |
株主優待情報

マーソでは、毎年12月31日時点で100株以上を保有している株主を対象に、継続保有期間と保有株式数に応じたマーソギフト券引換券を贈呈しています。
株主優待の内容
- 100株以上500株未満:1年以上でマーソギフト券1,500円分、2年以上で2,000円分。
- 500株以上1,000株未満:1年以上で3,000円分、2年以上で4,000円分。
- 1,000株以上:1年以上で15,000円分、2年以上で17,500円分、3年以上で20,000円分。
- マーソギフト券は「MRSO.jp」に掲載されている全国の医療施設が提供する人間ドック・健康診断の予約に利用できます。
権利確定日と有効期限
権利確定月は12月です。
毎年12月31日の株主名簿に記載された100株以上保有の株主が対象です。
継続保有期間は同一株主番号で管理されるため、途中で全売却したり証券会社を変更したりすると、保有年数がリセットされる点には注意が必要です。
会社情報
マーソ株式会社は健康診断や人間ドックの予約サイトを運営している会社です。
健康診断の予約をインターネットでできるようにするサービスを提供しており、病院やクリニックの予約管理を効率化する仕組みを提供しています。
健康診断は毎年必ず需要があるため、景気に左右されにくい安定したビジネスです。
また日本は高齢化社会のため、今後も健康診断や人間ドックの需要は増えていく可能性があります。
医療とITを組み合わせたビジネスであり、医療DXの分野として今後の成長も期待されています。
編集部からのおすすめ情報
株式情報から見る投資おすすめ度と根拠
この会社の株価チャートを長期で見ると、大きく下落したあとに横ばいが続いている状態になっています。
これは長期投資の視点で見ると、成長株というよりは、すでに成長が落ち着いた会社の株価の動きに近い形です。
株価が大きく上がる会社は、売上や利益がどんどん伸びている会社ですが、この会社の場合はそこまで強い成長は見られず、株価も下がったあとに落ち着いてしまっています。
移動平均線も横ばいに近く、トレンドとしては上昇トレンドではなく、長い停滞トレンドに入っていると考えられます。
このようなチャートの会社は、短期で利益を狙う投資にはあまり向いていませんが、逆に言うと大きく下がるリスクもある程度出尽くしている可能性があります。
つまり、成長株ではなく、安定株や優待株として持つかどうかを考える銘柄になります。
PERやPBRなどの指標を見ると、割安感はそこまで強くありませんが、極端に高いわけでもありません。
自己資本比率が高い会社であれば、会社の安全性は高いと考えられます。
会社が倒産するリスクが低い会社は、長期保有には向いています。
長期投資では、株価が2倍になるかどうかよりも、10年後も会社が存在しているかの方が重要になります。
信用倍率が高い場合は、信用買いが多く、将来的に売りが出やすい状態なので、株価が上がりにくい要因になります。
そのため、短期的には株価が重い動きになりやすいです。
総合的に見ると、この銘柄は株価の成長を期待して買う銘柄というよりは、優待や配当をもらいながら長く持つ銘柄かどうかを考えるタイプの株だと思います。
長期チャートが下落して横ばいという形は、投資家からの人気が落ちたあとに、一定の価格で落ち着いている状態です。
ここから業績が回復すれば株価は上がりますが、業績が変わらなければ株価も大きくは動かない可能性が高いです。
そのため、将来の成長性よりも、安定性や優待利回りを重視して投資判断をする銘柄だと思います。
長期投資としてのおすすめ度は、成長株としてはあまり高くありませんが、優待や配当目的の保有であれば検討できるレベルの銘柄です。
優待情報から見る投資おすすめ度と根拠
長期投資で優待株を選ぶときに一番大切なのは、優待が続くかどうかです。
優待利回りが高くても、すぐに優待が廃止されてしまう会社は長期投資には向いていません。
逆に、優待利回りがそこまで高くなくても、何年も優待を続けている会社は長期保有向きの会社になります。
優待は会社にとってはコストなので、業績が悪くなると廃止されることがあります。
そのため、優待投資では会社の財務状態がとても重要になります。
自己資本比率が高く、利益が安定している会社は、優待を長く続けられる可能性が高いです。
また、自社サービスの優待を出している会社は、宣伝効果もあるため優待を続けやすい傾向があります。
例えば、飲食店、サービス、ECサイト、娯楽施設などの会社は、自社サービスの優待を出すことでお客さんを増やすことができます。
そのため、優待が完全なコストではなく、広告や集客の役割もあるため、優待が長く続くケースが多いです。
一方で、QUOカードなどの金券優待は会社にとっては完全なコストなので、業績が悪くなると廃止されやすいです。
長期優待投資では、
「自社サービス優待」
「業績が安定している」
「自己資本比率が高い」
この3つがとても重要になります。
この銘柄の優待が自社サービス系で、長く続いている場合は、長期優待投資としては比較的安心して持てる銘柄になります。
また、株価が大きく上がらなくても、配当と優待を毎年もらい続けることで、実質的な利回りはかなり高くなります。
長期投資では、株価の値上がり益よりも、配当と優待を合わせた総合利回りの方が重要になることも多いです。
特に10年以上保有する場合は、優待と配当の積み重ねが大きな利益になります。
株価が横ばいでも、配当と優待をもらい続ければ投資としては成功になります。
そのため、この銘柄は株価の成長を期待する銘柄というよりは、優待と配当をもらいながら長期で保有する銘柄として考えるのが良いと思います。
株式・優待の両方からの総括
この銘柄はチャートを見る限り、成長株ではなく、株価が下落したあとに横ばいになっている銘柄です。
そのため、株価の値上がり益を大きく狙う投資にはあまり向いていません。
一方で、株価がある程度下がったあとに安定している銘柄は、長期保有して配当や優待をもらう投資には向いている場合があります。
長期投資では、株価が2倍になる銘柄を探すよりも、10年持ち続けられる銘柄を探す方が重要です。
会社が安定していて、優待や配当が続く会社であれば、株価が大きく上がらなくても投資としては十分に利益が出ます。
株価が下がっても、優待と配当をもらいながら待つことができるのが、優待投資の大きなメリットです。
この銘柄はまさにそのタイプの銘柄で、値上がり益よりも、優待と配当を目的に長期で持つかどうかを考える株だと思います。

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