オープンワーク[5139]株情報(株主優待・配当・おすすめ情報)

オープンワーク[5139]は、社員口コミサイト「OpenWork」を運営する転職・就職向け情報サービス企業です。

企業で実際に働いた人の口コミや年収、働きがいなどの情報を蓄積し、求職者と企業をつなぐプラットフォームを展開しています。

景気敏感株のような派手さはありませんが、転職市場の拡大が追い風になりやすく、ネットサービス企業らしい成長余地を持つのが特徴です。

株主優待はデジタルギフト型で使い勝手がよく、長期保有条件もあるため、優待を楽しみながらじっくり持つ投資とも相性があります。

成長性と優待の両方を見ながら、長めの目線で保有したい人に向いた銘柄といえるでしょう。

目次

株式情報

オープンワーク[5139]東証G
時価総額
182.06億円

株価 853
更新:2026年3月26日終値

10年チャートを掲載

割安度 安全度 値動き傾向
PER PBR 自己資本比率 ROE 信用倍率
18.31倍 2.57倍 81.7% 12.56% 0.00倍
優待&配当
総合利回り 配当利回り 優待利回り 権利確定月 優待最低取得額
2.23% 1.06% 1.17% 6月・12月 85,300円
編集部おすすめ度理由
転職市場の拡大を追い風に成長が期待でき、自己資本比率も高く財務はしっかりしています。一方で、上場後の値動きはやや大きく、安定大型株のような安心感とは少し違います。配当と優待を受け取りながら、中長期で企業成長を待つ投資に向いた銘柄です。

株主優待情報

オープンワークでは、毎年6月末日と12月末日時点で株式を保有している株主を対象に、デジタルギフトを進呈しています。

株主優待の内容

優待の対象になるのは、100株以上を6か月以上継続保有している株主です。

100株以上1,000株未満では、6か月以上2年未満で1回500円分、2年以上4年未満で1回1,000円分、4年以上で1回2,000円分のデジタルギフトがもらえます。

優待は年2回あるため、100株保有でも長く持つほど受け取れる金額が増えていく仕組みです。

デジタルギフトは電子マネーやギフトカードなどに交換できるため、実用性が高く、現金に近い感覚で使いやすい優待といえます。

保有株数継続保有期間優待内容
100株以上1,000株未満6か月以上2年未満500円分/回(年間1,000円分)
100株以上1,000株未満2年以上4年未満1,000円分/回(年間2,000円分)
100株以上1,000株未満4年以上2,000円分/回(年間4,000円分)

権利確定日と有効期限

権利確定日は毎年6月末日と12月末日です。

ただし、単に100株を持っているだけではなく、6か月以上継続保有していることが条件になっています。

長期保有を前提にした優待制度なので、短期売買で優待だけを取りにいくタイプの銘柄ではありません。

会社情報

引用:オープンワーク株式会社

オープンワーク株式会社は、転職や就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」の開発と運用を行っている会社です。

このサービスの大きな特徴は、実際に働いた社員による口コミや評価、年収、残業時間などの情報が集まっていることです。

転職を考えている人にとっては、求人票だけではわからない会社の中身を知る手がかりになり、企業研究をしたい学生にとっても役立つサービスになっています。

会社の事業内容は、この「OpenWork」という情報プラットフォームの開発・運用業務です。

2007年6月に設立され、親会社は株式会社リンクアンドモチベーションです。

本社は東京都渋谷区の渋谷スクランブルスクエア39階にあり、東京だけでなく大阪にも拠点があります。

OpenWorkは、ただ口コミを集めるだけのサイトではありません。

社員クチコミ、会社評価スコア、年収データ、残業時間、選考データ、履歴書、求人情報、企業業績など、就職や転職に関わるさまざまな情報を蓄積する「Working Data Platform」として展開されている点が特徴です。

つまり、働く人と企業を結びつけるためのデータ基盤を持っている会社であり、口コミサイトよりも一段広い事業構造を目指しているといえます。

近年は転職が珍しいことではなくなり、自分に合った職場を探したい人が増えています。

その流れの中で、企業の内側が見える情報サービスへの需要は高まりやすく、オープンワークの事業環境には追い風があります。

一方で、人材関連サービスの市場は競争も激しいため、今後はユーザー数の拡大だけでなく、蓄積したデータをどう収益につなげるかが大切になります。

それでも、口コミという参入障壁のあるデータを長年積み上げてきた強みは大きく、ネット企業の中では独自性のあるポジションを築いている会社といえるでしょう。

編集部からのおすすめ情報

編集部のおすすめ:

株式情報にみる分析

オープンワークを長期投資の目線で見ると、まず評価したいのは財務の軽さです。

自己資本比率が高く、借金に強く依存している会社ではないため、景気が少し悪くなったときでもすぐに資金繰りが苦しくなるタイプではありません。

ネットサービス企業は設備投資の負担が比較的軽いぶん、うまく成長軌道に乗れば利益率が高くなりやすい特徴があります。

オープンワークもその性格を持っており、転職市場が活発な局面では業績を伸ばしやすい事業構造です。

一方で、チャートを見ると上場後に大きく買われたあと、その期待をいったん織り込んで調整し、現在は落ち着いた価格帯で推移している印象です。

これは悪い意味だけではありません。

上場直後の過熱感が一巡し、企業の実力で見られやすい段階に入ってきたとも考えられるからです。

長期投資では、派手に急騰することよりも、事業が伸びていく中で株価が少しずつ評価される流れのほうが付き合いやすい場面もあります。

オープンワークは、配当利回りだけを見ると高配当株とはいえません。

そのため、通信や銀行のようなインカム狙いの銘柄とは役割が違います。

この銘柄の魅力は、安定した財務を土台にしながら、人材市場の成長というテーマに乗れる点にあります。

今後も転職市場が広がり、企業の採用競争が続くなら、口コミデータを強みにした同社のサービス価値は下がりにくいでしょう。

ただし、成長株らしく値動きは大型株より大きくなりやすく、相場全体が弱いときには売られやすい面もあります。

そのため、短期での値幅取りを狙うより、事業の成長と市場の広がりを見ながら数年単位で保有するほうがこの会社には合っています。

総合的に見ると、オープンワークは「守り一辺倒の安定株」ではありませんが、財務の健全さと事業の独自性を兼ね備えた中長期向けの成長株です。

長期で持つなら、毎年の数字だけでなく、ユーザー基盤の拡大や採用支援サービスの伸びを追いながら評価したい銘柄です。

優待情報から見る投資おすすめ度と根拠

優待面から見るオープンワークの魅力は、まず内容のわかりやすさです。

デジタルギフトは使い道が広く、届いても使いにくい自社商品優待と違って、ほとんどの人にとって実用性があります。

しかも、この会社の優待は年2回あるため、保有している実感を持ちやすいのも良い点です。

さらに大きいのは、継続保有年数によって優待額が増えていく仕組みです。

100株保有でも、6か月以上2年未満では年間1,000円分ですが、2年以上で年間2,000円分、4年以上では年間4,000円分まで伸びます。

この設計は、会社が短期売買ではなく、長く応援してくれる株主を増やしたいと考えていることをよく表しています。

長期保有を前提にする投資家にとっては、こうした制度はかなり相性が良いです。

一方で、優待だけを目的に飛びつくほど圧倒的な高利回りではありません。

特に保有初期は金額が控えめなので、優待だけで元を取ろうという発想には向きません。

ただ、そのぶん制度の無理が少なく、極端な高利回り優待よりも継続性には期待しやすいです。

実際、企業の株主還元としては、配当だけでなく優待で個人投資家との接点を作ることに意味があります。

オープンワークのような新興寄りの企業は、知名度や株主層の広がりも大切なので、デジタルギフト優待は理にかなった制度です。

長期で見れば、優待を受け取りながら会社の成長を待てる点は大きな魅力です。

配当だけでは物足りなくても、優待を合わせることで保有満足度が上がりやすく、株価が停滞する時期でも持ち続けやすくなります。

総合すると、この優待は「一発で大きく得する優待」ではなく、「長く持つほどじわじわ良さが出る優待」です。

長期保有を前提にするなら、オープンワークの優待制度はかなり素直で好感が持てる内容だといえます。

総合評価

オープンワークは、財務の健全さ、転職市場の成長性、そして長期保有向きの優待制度をあわせて見ると、じっくり持つ候補として十分に検討できる銘柄です。

ただし、成熟した大型株のような安定感とは少し違い、相場の地合いによっては値動きが大きくなる場面もあります。

そのため、配当中心の守りの投資というより、優待を楽しみながら成長を待つ中長期投資に向いています。

派手な急騰を期待する銘柄ではありませんが、テーマ性と実用的な優待を両立した、バランス型の成長株として見ておきたい1社です。

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