FIG[4392]株情報(株主優待・配当・おすすめ情報)

FIG[4392]は、IoT(情報を集めて活用する仕組み)と、機械(現場で動く機器)の両方をグループで扱う技術系の持株会社です。

株価は長い目で見ると、上場直後の大きな動きのあと、ここ数年はだいたい同じ値幅の中で行ったり来たりしながら、足元は300円前後に落ち着いています。

短期の上下で勝負するより、事業の積み上げと株主還元(配当+優待)を受け取りながら、じっくり付き合うタイプとして見ていくのが相性のよい銘柄です。

総合評価はご指定どおり(5段階の3.5)として、長期保有目線で整理します。

目次

株式情報

FIG[4392]東証P
時価総額
約94億円

株価 298
更新:2026年1月9日終値

20年チャートを掲載

割安度 安全度 値動き傾向
PER PBR 自己資本比率 ROE 信用倍率
16.36倍 1.06倍 50.6% -16.14% 1.10倍
優待&配当
総合利回り 配当利回り 優待利回り 権利確定月 優待最低取得額
4.48% 3.36% 1.12% 12月 447,000円
編集部おすすめ度理由
上場後の大きな値動きのあと、近年は300円前後のレンジで落ち着きやすい銘柄です。短期の上下より、IoTと機械の“現場ニーズ”を背景に事業の積み上げを待つのが向きます。配当+プレミアム優待倶楽部(1,500株〜)で保有の理由を作りやすく、長期でコツコツ派におすすめ度3.5です。

株主優待情報

引用:日本経済新聞

FIGの株主優待は「プレミアム優待倶楽部ポイント」です。

ポイントは専用サイトで、食品や日用品、体験ギフトなどに交換できます。

優待をもらうには1,500株以上が必要で、単元(100株)優待ではありません。

優待の早見表(プレミアム優待倶楽部ポイント)
必要株数もらえるポイント
1,500株以上5,000pt
2,000株以上8,000pt
3,000株以上15,000pt
4,000株以上20,000pt
6,000株以上40,000pt

株主優待の内容

ポイントは約1pt=1円相当の目安で、優待品との交換に使えます。

お米やお肉などのグルメ系から、スイーツ、飲料、家電、体験ギフト、寄付まで、選択肢が多いのが強みです。

「家に届いてうれしい」タイプというより、自分の生活に合わせて選べるタイプの優待ですね。

権利確定日と有効期限

権利確定月は12月です。

ポイントの繰り越しは1回のみで、翌年の12月末でも同じ株主番号で連続して株主名簿に載っている場合に繰り越せます。

つまり、ポイントをムダにしないためには、基本は長期保有で付き合うのが前提になりやすい設計です。

会社情報

FIG株式会社は、大分県に本社がある会社で、いくつもの子会社をまとめて運営する「持株会社」です。

会社の役割は、子会社がしっかり仕事をできるように、グループ全体の方向性やお金の配分を決めたり、経営を支えたりすることです。

事業は大きく分けて、IoT事業とマシーン事業の2つがあります。 IoT事業は、たとえば車や人の動きをデータとして集めて、仕事がスムーズになるようにする仕組みを作るイメージです。

マシーン事業は、現場で実際に動く機械や装置に関わる分野で、ものづくりに近い世界です。

公式情報では、グループの中核会社としてモバイルクリエイト、REALIZE、ケイティーエスなどが挙げられています。

こうした会社がそれぞれ得意分野を持ち、FIGが全体をまとめることで、ひとつの会社だけではできない仕事を取りやすくしています。

上場市場は東京証券取引所のプライム市場で、企業としての規模やルール面でも一定の水準を求められる場所です。

人員規模も連結で数百名規模となっており、技術者が中心の会社だと考えるとイメージしやすいと思います。

この会社の面白いところは、「データの世界(IoT)」と「現場の世界(機械)」を両方持っている点です。

世の中が便利になっても、最後は現場で動く仕組みが必要になります。 その意味でFIGは、社会の土台を支える裏方の仕事に強い会社だと言えます。

お店をたくさん持っている会社ではないので、店舗数や飲食ブランドのような“わかりやすい一覧”は出にくいタイプです。 代わりに、企業や自治体向けの仕組みを作ることで、じわじわ利益を積み上げていく事業モデルになります。

長期投資の目線では、こうした「急に流行り廃りが起きにくい仕事」を持っている会社は、値動きが落ち着きやすい傾向があります。

派手さはなくても、世の中の困りごとを解決する仕事を続けられるか。 ここが、この会社を見るときの大事なポイントになります。

編集部からのおすすめ情報

編集部のおすすめ:

株式情報から見る投資おすすめ度と根拠

FIGを長期目線で見ると、いちばんの特徴は「株価が大きく伸び続けるタイプ」というより、「ある程度の値幅で落ち着きやすいタイプ」だという点です。

実際にチャートを長く眺めると、上場後に一度大きく動いたあと、数年かけて水準を切り替えながら、最近は300円前後で行ったり来たりしやすい形になっています。

こういう銘柄は、短期のニュースで跳ねたところを追いかけるよりも、下がって不安が出たタイミングで冷静に拾い、時間を味方につけるほうが結果が出やすいです。

なぜなら、株価が“レンジ”になりやすい会社は、急成長の夢よりも、事業の積み上げで評価されることが多いからです。

FIGの事業は、IoTと機械という「現場に必要な技術」を扱っています。

この分野は、景気が強いときは投資が増えやすく、弱いときは慎重になりやすいという波はあります。

ただ、社会インフラや業務効率の流れは止まりにくいので、ゼロになる需要ではありません。

長期投資で大事なのは、「需要が消えにくい場所にいるか」です。

その点でFIGは、“流行りもの一本足”よりは、息の長い仕事に寄っている印象があります。

一方で、企業の儲け方はプロジェクト型になりやすく、四半期ごとの成績がブレることもあります。

だからこそ、短期の決算で一喜一憂しすぎず、「数年単位で良くなっているか」を見る姿勢が合います。

財務面では、自己資本がそれなりに厚く、極端に借金頼みの会社という雰囲気ではありません。

こういう会社は、不況が来てもすぐに身動きが取れなくなるリスクが相対的に小さくなります。

長期保有で怖いのは、株価の上下よりも「会社の体力が尽きること」なので、ここは大切なチェックポイントです。

株価の方向感としては、直近は強い上昇トレンドというより、底を固めながら次の材料待ち、という見え方が近いです。

この状態では、上がる日も下がる日もあります。

でも、長期の人がやるべきことは、日々の値動きより「自分が持つ理由」が崩れていないかを確認することです。

FIGの場合、その理由は、現場ニーズが残りやすい事業領域と、配当+優待で還元を受け取りやすい点にあります。

逆に言うと、「短期間で何倍にもしたい」という期待を強く持つと、物足りなさが出やすい銘柄です。

おすすめの持ち方は、ポートフォリオの中で“コツコツ枠”として、安いところで無理なく仕込むイメージです。

そして、上がったら上がったで焦って追わず、下がったら下がったで怖がりすぎず、淡々と続けることが合います。

総合的に見ると、FIGは「大きな夢を買う銘柄」ではなく、「技術系の堅実さと還元で、時間をかけて整える銘柄」です。

評価3.5は、まさにこの“派手ではないけど、長期で付き合う理由が残る”という位置づけになります。

優待情報から見る投資おすすめ度と根拠

FIGの優待は、プレミアム優待倶楽部ポイントです。

この優待の良いところは、もらったポイントを自分で選んで使えるので、生活に合わせやすい点です。

食べ物にしてもいいし、日用品にしてもいいし、体験ギフトにすることもできます。

つまり「これが届いても困る」というミスマッチが起きにくい優待です。

長期保有の視点だと、こういう“選べる優待”は地味に強いです。

なぜなら、家族構成や生活スタイルは年々変わりますが、選択型なら合わせ直せるからです。

もうひとつ大事なのが、ポイントの繰り越し条件です。

繰り越しは1回だけですが、同じ株主番号で続けて名簿に載ることが条件になっています。

これは会社側が「短期で出入りする株主より、長く応援してくれる株主に使ってほしい」と考えているサインでもあります。

長期投資家にとっては、この方向性は悪くありません。

優待の設計が長期向けだと、制度が急に崩れにくく、会社も継続を前提に考えやすいからです。

一方で注意点もあります。

まず、優待をもらう最低ラインが1,500株からなので、気軽に1単元で楽しむタイプではありません。

ここは、優待目当てだけで買うと、「思ったよりハードルが高い」と感じやすいところです。

だからおすすめの考え方は、優待を“主役”にしすぎず、配当と合わせて「持つ理由を厚くする材料」として見ることです。

配当は現金で受け取れるので、優待が選べる形で乗ってくると、還元の受け取り方に幅が出ます。

また、プレミアム優待倶楽部は、商品ラインナップが多く、交換の楽しみもあります。

この“楽しみ”は、長期投資の継続にけっこう効きます。

人は、ただ数字が増えるより、「毎年なにかが届く・選べる」ほうが続けやすいからです。

優待は利回りだけで比べると、もっと効率が良い銘柄もあります。

でも、長期で大事なのは「制度が続く可能性」と「自分が使い切れること」です。

FIGの優待は、使い切りやすさという点で評価しやすいです。

そして、優待を受け取るにはまとまった株数が必要なので、持つ人は自然と中長期の人が多くなります。

結果として株主層が落ち着きやすく、優待の“安定運用”につながりやすい、という見方もできます。

総合すると、優待面からのおすすめ度は「長期でじっくり持てるならプラス評価」です。

逆に、少額で優待を楽しみたい人には向きにくいので、そこだけは最初に理解しておくと失敗しません。

総合評価

FIGは、株価の値動きだけでワクワクする銘柄というより、事業の積み上げと株主還元で“持つ理由”を作る銘柄です。

チャートはレンジ色が強く、短期で派手に取りに行くより、押し目を待って長く持つほうが合います。

事業はIoTと機械の両輪で、現場に必要な技術を扱うため、需要がゼロになりにくいのは安心材料です。

優待は1,500株からとハードルはありますが、選べるポイント型で、長期向けの設計になっています。 配当と合わせて受け取れると、保有の納得感が増しやすく、長期投資家には相性が良いです。

以上を踏まえると、総合評価3.5は「守り寄りで、じっくり育てる枠」としてちょうど良い位置づけになります。

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