クリエイト・レストランツ・ホールディングス[3387]株情報(株主優待・配当・おすすめ情報)

クリエイト・レストランツ・ホールディングス[3387]は、「しゃぶ菜」や「磯丸水産」など、みんながよく知っている外食ブランドをたくさん展開している会社です。

ショッピングモールや駅ビルなど、日常生活の中でよく見かける場所にお店があり、たくさんの人に親しまれています。

この会社の株は、長く持つことでじっくり育てていくのに向いている銘柄です。

さらに、株主になると外食で使えるお得な「株主優待券」ももらえるので、家族での食事や友達とのランチにも使えてとても便利です。

この記事では、株としての魅力や、優待の内容について、やさしい言葉でわかりやすく解説します。

外食が好きな方や、投資を始めてみたいという方にぴったりの内容ですので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

株式情報

クリエイト・レストランツ・ホールディングス[3387]東証P
時価総額
3,036.9億円

株価 1,434
※更新:2025年4月16日

クリエイト・レストランツ・ホールディングス[3387]30年株価チャート

30年チャートを掲載

割安度安全度値動き傾向
PERPBR自己資本比率ROE信用倍率
51.78倍7.48倍29.3%14.68%0.09倍
優待&配当
総合利回り配当利回り優待利回り権利確定月優待最低取得額
3.56%0.63%2.93%2月・8月143,400円
編集部おすすめ度理由
自己資本比率やROEが一定の水準を維持しており、財務の健全性も確認できます。一方で、PERやPBRが市場平均より高めであるため、株価には成長期待が既に織り込まれている可能性があります。優待利回りが高く、外食を頻繁に利用する投資家には魅力的な銘柄です。

会社情報

クリエイト・レストランツ・ホールディングス 本社(引用:建物記録)

株式会社クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、1999年5月にできた会社で、東京都の品川区東五反田に本社があります。この会社は、いろいろな種類の飲食店を運営している会社です。

2024年2月の時点では、日本の中に1,054店舗、海外に55店舗、あわせて1,109店舗ものお店があります。

お店の種類はとても豊富で、和食(日本の料理)、洋食(西洋の料理)、中華(中国の料理)、エスニック(アジアや世界の料理)、カフェ、パン屋さん、居酒屋(お酒が飲めるお店)など、いろいろなお店を約250ブランドも運営しています。

「しゃぶ菜」「磯丸水産」「かごの屋」などのブランドをはじめ、和洋中やカフェ、ベーカリーまで多様な業態を展開しているのが大きな特徴です。

ショッピングモールや駅ビル、ロードサイドなど、人が集まりやすい場所に、さまざまな種類の飲食ブランドを出店しており、幅広い年代の人に利用されています。

2024年2月の時点では、社員が4,205人、アルバイトが8,755人働いています(アルバイトは1日8時間働く人として換算した人数です)。

クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、「マルチブランド・マルチロケーション戦略(いろんなブランドや場所でお店を出す戦略)」を使っています。フードコートのようなカジュアルなお店から、ディナーを楽しむようなしっかりしたレストランまで、さまざまなお店を作っています。

このようにして、いろいろな人の好みに合うお店を展開し、どんどん成長している会社です。

ブランド一覧

  • 磯丸水産
  • かごの屋
  • しゃぶ菜
  • サンジェルマン
  • デザート王国
  • レフボン
  • いっちょう
  • 鳥良商店
  • つけめんTETSU
  • 上高地あずさ珈琲
  • 遊鶴
  • MACCHA HOUSE 抹茶館
  • やさい家めい
  • JEAN FRANÇOIS
  • TANTO TANTO
  • Mr.FARMER
  • 雛鮨
  • 銀座木屋
  • からあげ 縁
  • 魚盛
  • RIO GRANDE GRILL
  • 焼肉 万里
  • 海南鶏飯食堂
  • 南翔饅頭店
  • モートンズ ザ ステーキハウス

株主優待情報

クリエイト・レストランツ・ホールディングスの優待券
引用:クリエイト・レストランツ・ホールディングス

クリエイト・レストランツ・ホールディングスは年2回(2月末日および8月末日)に、保有株数に応じてグループ店舗で利用可能な食事券を贈呈しています。

例えば、100株以上保有の株主には年間4,000円分、200株以上で年間8,000円分、400株以上で年間12,000円分の食事券が提供されます。

株主優待制度区分

保有株式数年間合計2月末基準日
(5月発送)
8月末基準日
(11月発送)
100株~4,000円2,000円2,000円
200株~8,000円4,000円4,000円
400株~12,000円6,000円6,000円
600株~16,000円8,000円8,000円
1,000株~20,000円10,000円10,000円
3,000株~32,000円16,000円16,000円
6,000株~48,000円24,000円24,000円
9,000株~60,000円30,000円30,000円

さらに、1年以上継続して400株以上保有されている株主には、2月末日及び8月31日を基準日として、上記に追加して、次の優待券を追加贈呈します。

継続保有株主優遇制度(1年以上継続の場合)

保有株式数年間合計2月末基準日
(5月発送)
8月末基準日
(11月発送)
400株~4,000円2,000円2,000円
3,000株~8,000円4,000円4,000円
6,000株~12,000円6,000円6,000円
9,000株~16,000円8,000円8,000円
備考
  • 税込価格より500円単位で割引
  • ご利用枚数に制限はなく、1回のお会計時に何枚でも利用できます。ただしゴルフ場内レストランは、1人あたり2,000円が上限です。
  • 有効期限は約6ヵ月間です。5月発送分は同年11月30日まで、11月発送分は翌年5月31日まで利用できます。
  • 売店商品、宅配サービス、通販商品にはご利用いただけません。
  • 現金とのお引き換え、および釣銭をお出しすることはできません。

利用可能店舗

同社が運営する多くのブランドでご利用いただけます。ただし、一部の店舗ではご利用いただけない場合があります。

  • 磯丸水産
  • かごの屋
  • しゃぶ菜
  • サンジェルマン
  • デザート王国
  • レフボン
  • いっちょう
  • 鳥良商店
  • つけめんTETSU
  • 上高地あずさ珈琲
  • 遊鶴
  • MACCHA HOUSE 抹茶館
  • やさい家めい
  • JEAN FRANÇOIS
  • TANTO TANTO
  • Mr.FARMER
  • 雛鮨
  • 銀座木屋
  • からあげ 縁
  • 魚盛
  • RIO GRANDE GRILL
  • 焼肉 万里
  • 海南鶏飯食堂
  • 南翔饅頭店
  • モートンズ ザ ステーキハウス
  • みのるダイニング
  • みのるカフェ
  • しゃぶ重
  • プレシャスビュッフェ
  • タントタント
  • ミスターファーマー
  • 海南鶏飯食堂
  • フィッシャーマンズマーケット
  • ビストロ磯丸
  • AWキッチン
  • ジャンフランソワ
  • 紀尾井町吉座
  • リオグランデグリル
  • 餃子製造販売店いち五郎
  • おもてなしとりよし
  • エブリワンズカフェ
  • フリーマンカフェ
  • はーべすと
  • 菜の庵
  • ゴッツエエ本舗
  • 江戸前煮干中華そば きみはん
  • フラマンドール
  • ひゃくまんぞく亭
  • 甜點菜楼
  • カフェローカリー
  • ふうふや
  • 炭焼豚丼
  • ごっつええ本舗
  • ブレッドアンドコーヒーIKEDAYAMA

編集部からのおすすめ情報

編集部おすすめ度:

クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、多様なブランド展開と積極的なM&A戦略により、外食業界で安定した成長を続けています。財務指標では自己資本比率やROEが一定の水準を維持しており、財務の健全性も確認できます。一方で、PERやPBRが市場平均より高めであるため、株価には成長期待が既に織り込まれている可能性があります。

株主優待は外食を頻繁に利用する投資家には魅力的で、1年以上保有することで得られる優遇制度が魅力を高めています。総合的に、成長性と優待制度を重視する投資家には向いているものの、割安なタイミングでの投資判断が重要といえます。

株式情報にみる分析

この会社の株を、短期間で売ったり買ったりするのではなく、長く持つという考えで見ると、なかなか魅力的です。

まず、いろんな業態のお店を持っているので、時代の流れやお客さんのニーズに合わせて、うまく変化していける強さがあります。

さらに、他の飲食店を買収してグループに取り込むことで、どんどん成長しているのもポイントです。

株価の動きを10年以上のスパンで見てみると、大きく下がった時期もありましたが、全体的にはゆっくりと上がってきています。

特にコロナの時期には大きく下がりましたが、その後はしっかりと回復しています。

これは、クリエイト・レストランツが持っているお店が日常的に使われていて、コロナが落ち着いたあともお客さんが戻ってきている証拠と言えるでしょう。

今の株価は、会社の利益に対して少し高めに評価されているようです。

これは、投資家たちが「これからもっと成長していく会社だ」と思っているからです。

すぐに株価が大きく上がることを期待するのではなく、「将来の成長とともに、じわじわ上がっていく」というイメージで持つのが良いでしょう。

配当金はあまり多くありませんが、株主優待がとても充実しています。

100株持っていればグループのお店で使える食事券がもらえるので、外食をする機会が多い人にはうれしい特典です。

しかも、長く株を持っていると、もらえる優待がさらに増える制度もあります。

このように、クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、会社としての成長に期待できるだけでなく、株主へのサービスも手厚い銘柄です。

「好きなお店を応援する気持ち」で株を持ちたい人や、外食の機会が多い人にとって、楽しみながら続けられる長期投資にぴったりの企業だと言えるでしょう。

株主優待にみる分析

クリエイト・レストランツ・ホールディングスの優待券は、全国のショッピングモールや駅ビルなどにある、クリエイト・レストランツグループの飲食店で使うことができます。

たとえば、「しゃぶ菜」や「磯丸水産」「かごの屋」など、家族や友人と一緒に食事に行けるような、身近なお店がたくさんあるので、とても使いやすいです。

優待券は、100株以上持っていると、年に合計4,000円分もらえ、持っている株数が多いほど金額も増えていきます。

例えば、400株を1年以上持ち続けていると、合計で年間16,000円分の食事券がもらえるようになります。

外食が好きな人や、家族でよくレストランを利用する人にとっては、かなり魅力的な内容だと思います。

最大で76,000円も優待が利用できますよ!

しかも、この優待券は500円単位で使えるので、ちょっとしたランチやカフェなどでも使いやすいのがポイントです。

多くのブランドで使える上に、利用枚数に制限もありません。

現金と違ってお釣りは出ませんが、それでもお会計の一部をカバーできるのは嬉しいサービスです。

お得に食事ができるだけでなく、「このお店の株を持っているんだ」という気持ちで、より一層そのお店に親しみがわくかもしれません。

さらに注目したいのは、「長く株を持ち続けることで優待内容がグレードアップする」という点です。

これは「すぐに売らずに、じっくり応援してくれる株主を大切にしたい」という会社の気持ちの表れでもあります。

長い目で見ると、この優待制度は「お金のリターン(利益)」だけでなく、「生活にちょっとした楽しみをプラスしてくれる」ものでもあります。

たとえば、年に何回か家族での外食を優待券で楽しめたり、友達とカフェで過ごす時間がちょっとお得になったり、日常の中に小さな喜びが生まれるような感覚です。

また、将来、物価が上がっていったとしても、優待券で食費の一部をカバーできるのは、家計にもやさしいメリットになります。

特に、今後も外食を楽しみながら暮らしたいと考える人にとっては、クリエイト・レストランツのように、身近な場所で使える優待を提供してくれる企業はとてもありがたい存在になるでしょう。

総合評価

クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、多様な飲食ブランドを全国に展開し、成長を続けている外食企業です。日常使いしやすい店舗を多数抱え、ショッピングモールや駅ビルなど人が集まる場所に出店しているため、安定した集客力を持っています。

企業としての柔軟さや対応力もあり、業態転換やM&Aによる成長にも積極的で、長期的な成長が見込める企業といえるでしょう。

総合的に見て、クリエイト・レストランツ・ホールディングスは、堅実な成長と優待の楽しさを両立させた銘柄です。

特に外食をよく利用する方や、家族や友人との時間を大切にしたいと考える人にとっては、投資を通じて生活の中に“ちょっとしたお得感”をプラスできる点が大きな魅力です。

将来を見据えた長期保有を前提に、楽しみながら資産形成をしたい人にとって、ぴったりの1銘柄と言えるでしょう。

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