クリヤマホールディングス[3355]株情報(株主優待・配当・おすすめ情報)

クリヤマホールディングス[3355]は、建設や工場で使われるゴム・樹脂の製品を扱う会社です。

派手な話題は少ないですが、社会に必要な分野でコツコツ稼ぐタイプなので、長期で持ちやすい特徴があります。

株主優待は長期保有者向けのQUOカードで、配当と合わせて“持つ理由”を作りやすいのもポイントです。

この記事では、株式情報と優待の両面から、長期保有目線でわかりやすく整理します。

目次

株式情報

クリヤマホールディングス[3355]東証S
時価総額
370億円

株価 1,658
更新:2025年12月30日 終値

クリヤマホールディングス[3355]

30年チャートを掲載

割安度 安全度 値動き傾向
PER PBR 自己資本比率 ROE 信用倍率
9.2倍 0.71倍 53.8% 7.9%
優待&配当
総合利回り 配当利回り 優待利回り 権利確定月 優待最低取得額
約3.68% 3.38% 約0.30%(※1年以上保有時) 12月 331,600円
編集部おすすめ度理由
長期で見ると右肩上がりの形を作ってきた実務型の優良銘柄です。事業が派手ではない分、急成長は狙いにくい一方で、産業インフラ寄りの需要があり、業績が崩れにくいのが強みです。配当は比較的しっかりしていて、優待は長期保有条件つきのQUOカードなので「持ち続ける人」が得をする設計です。短期の値動きより、配当と優待を積み上げながら、じわっと資産を増やすタイプの投資と相性が良いです。

株主優待情報

クリヤマホールディングスの株主優待は、長期保有者向けのQUOカードです。

「買ってすぐもらえる優待」ではなく、しっかり持ち続けた人にだけ届く設計なので、長期投資と相性が良い内容です。

株主優待の内容

保有株数継続保有優待内容
200株以上1年以上QUOカード 1,000円相当
200株以上3年以上QUOカード 2,000円相当
1,000株以上1年以上QUOカード 2,000円相当
1,000株以上3年以上QUOカード 4,000円相当
2,000株以上1年以上QUOカード 4,000円相当
2,000株以上3年以上QUOカード 8,000円相当

優待の到着時期は、毎年3月下旬が目安です。

権利確定日と有効期限

権利確定月は12月です。

優待は「継続保有」が条件で、12月末と6月末の株主名簿に同じ株主番号で連続して載ることが必要です。

1年以上は3回以上、3年以上は7回以上の連続記載が目安になります。

QUOカードにはカードごとの有効期限がありますが、受け取ったカード面の表示に従って使えばOKです。

会社情報

引用:クリヤマホールディングス

クリヤマホールディングスは、建設現場や工場で使われるゴムやプラスチックの製品を扱う会社です。

たとえば、機械につなぐゴムホースや、工事で使う資材、産業向けの部品など、表に出にくいけれど必要とされるものが中心です。

こういう分野は流行に左右されにくく、景気が多少悪くなっても「止められない需要」が残りやすいのが特徴です。

会社としては、モノを作るだけでなく、仕入れて届ける役割も強く、いろいろなメーカーや現場をつなぐ立ち位置にあります。

また、環境規制に関わる分野として、尿素SCR関連のセンサー事業なども説明されています。

これはトラックなどの排ガス対策で使われる仕組みに関わるもので、社会のルールが変わるほど需要が生まれやすいタイプです。

店舗数や飲食チェーンのようなブランド展開がある会社ではなく、基本はBtoBで、企業や自治体向けに製品や部材を提供するイメージです。

そのため、身近さより「安定した供給」「品質」「取引先との信頼」で強みを出しやすい会社です。

決算資料を見ると、財務の安全性は比較的しっかりしていて、自己資本比率も高い水準が見えます。

派手に伸びるというより、堅実に積み上げるタイプの会社なので、長期で持つ前提なら“落ち着いた安心感”が魅力になりやすいです。

編集部からのおすすめ情報

編集部のおすすめ:

株式情報から見る投資おすすめ度と根拠

クリヤマホールディングスは、短期でドカンと上がる銘柄というより、時間を味方にして育てるタイプの株です。

30年チャートの形を見ると、途中で大きな上下はありつつも、全体としては高値と安値を切り上げながら進んできました。

こういう銘柄は、景気や材料で一時的に振れても、事業の土台が崩れない限り、長期では元に戻りやすい傾向があります。

事業内容がBtoB寄りで、工事・産業向けの部材が中心なので、流行り物よりも「必要だから買う」需要が残りやすいです。

その分、急成長はしにくいのですが、長期投資では“急成長よりも、崩れにくさ”が効いてきます。

指標面でも、株価に対して利益水準がしっかりしている印象で、割高感は強くありません。

さらに、自己資本比率は高めに出ており、借金頼みで無理をしている感じが薄いのも安心材料です。

ROEは突出して高いタイプではないですが、極端に低いわけでもなく、会社として“ちゃんと稼いで回している”範囲にあります。

信用取引のデータを見ると売り残がほぼ見当たらず、いわゆる踏み上げ期待で買う株ではありません。

ここは逆に言うと、人気の熱狂で上げ下げするより、実力に近いところで値がつきやすいとも言えます。

配当利回りは比較的しっかりしているので、持っている間に“待てる”のが強いです。

長期で見ると、配当を受け取りながら、業績が堅調なら株価もついてくる、という王道の形を取りやすいです。

もちろん、景気が大きく悪くなれば、建設や設備投資が冷えて短期的に売上が鈍る場面はあります。

ただ、30年チャートの上向きが示す通り、こういう局面を乗り越えてきた実績があるのは評価できます。

総合すると、長期保有の目線では「派手さはないけれど、土台が強い」銘柄で、ポートフォリオの安定役としては十分に検討価値があります。

優待情報から見る投資おすすめ度と根拠

この会社の優待は、QUOカードという意味では分かりやすいです。

ただし一番大事なのは、長期保有が前提になっている点です。

買ってすぐ優待がもらえるタイプだと、権利取りだけで株が集まり、終わったら売られて株価がブレやすくなります。

一方で、クリヤマホールディングスは「1年以上」「3年以上」という条件があるので、短期の出入りが起こりにくい設計です。

これは株主にとっては、優待が安定して続きやすい方向に働きます。

会社側も、短期の株主を増やしたいのではなく、長く応援してくれる株主を増やしたい意図が見えます。

実際、200株で1,000円相当という水準は、超高利回りではありません。

ここを“爆発力”で評価すると物足りなく感じます。

でも、長期投資の現場感で言うと、優待は「利回りの最大化」よりも「続くかどうか」「使いやすいか」が大事です。

QUOカードは使える場所が多く、家計の足しにもなるので、受け取って困りにくいです。

さらに3年以上で金額が上がるため、持ち続ける理由が自然に作れます。

こういう“持ち続けるほど得をする”仕組みは、長期投資家にとってかなり相性が良いです。

優待があると、株価が横ばいでも「配当+優待」という形で満足感が残ります。

結果として、売り急がずに保有を続けやすくなり、長期での資産づくりのストレスが減ります。

一方で注意点として、優待を受け取るまでに時間がかかるので、最初の1年は“配当だけ”になります。

ここを理解したうえで買うなら、優待が始まった後は、毎年の小さなごほうびとして積み上がっていきます。

総合すると、この優待は「すぐ得したい人」ではなく、「長く持って、じわじわ得したい人」に向いた設計です。

総括

クリヤマホールディングスは、30年で見ると上向きのトレンドを作ってきた、堅実タイプの銘柄です。

事業は派手ではありませんが、産業の土台に近いところで必要とされる分野が中心で、長期では崩れにくさが出やすいです。

配当は比較的しっかりしていて、優待も長期保有が条件なので、短期の権利取りで荒れにくいのが良いところです。

総合評価としては、長期保有の“安定枠”に入れやすく、配当と優待で満足感を作りながら持ち続けたい人に向きます。

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