マーケットエンタープライズ[3135]は、いらなくなった物をネットで買い取って、ネットで売るリユースの会社です。
株主優待はデジタルギフトで、条件を満たすと年2回受け取れる仕組みになっています。
この記事では、株価データと優待内容を整理したうえで、短期の値動きに振り回されず、長期で持つならどう見るかを分かりやすくまとめます。
株式情報
| 割安度 | 安全度 | 値動き傾向 | ||
| PER | PBR | 自己資本比率 | ROE | 信用倍率 |
| 11.50倍 | 5.93倍 | 21.8% | 43.18% | -倍 |
| 優待&配当 | ||||
| 総合利回り | 配当利回り | 優待利回り | 権利確定月 | 優待最低取得額 |
| 7.16% | 0.00% | 7.16% | 6月・12月 | 698,000円 |
| 編集部おすすめ度 | 理由 |
| マーケットエンタープライズ[3135]は、リユースという追い風のある分野で伸びしろがある一方、成長投資の局面では利益がぶれやすい面もあります。 ただ、優待は条件を満たせば年2回受け取れる設計で、長期保有と相性が良いのが魅力です。優待を受け取りながら事業の積み上がりを待つ“中堅成長枠”として、持ちすぎない範囲で検討するのがちょうどいい銘柄です。 |
株主優待情報
マーケットエンタープライズでは、中長期的な企業価値の向上と株主への感謝を目的として、株主優待制度を導入しています。
同社は、ネット型リユース事業を基幹事業とし、特に個人向けリユース分野への投資を拡大することで、成長が続くリユース市場における存在感の確立を目指しています。
こうした取り組みの一環として、投資の魅力を高め、長期で株式を保有する株主層の拡大を図る目的で、本優待制度が設けられています。
対象となる株主
毎年6月末または12月末時点の株主名簿に記載または記録されている、500株(5単元)以上を保有している株主が対象となります。
なお、2026年12月末基準日以降の株主優待からは、長期保有条件が導入されています。
2026年12月基準日の優待を受け取るためには、以下の条件をすべて満たす必要があります。
2025年12月の権利確定日までに500株以上を保有しており、その後1年以上継続して保有している株主が対象となります。
この長期保有条件は、2027年6月基準日以降の株主優待についても同様に適用されます。
株主優待の内容
対象となる株主には、以下のデジタルギフトの中から任意に選択できる優待が進呈されます。
優待は、6月基準日・12月基準日の年2回、それぞれ25,000円分が贈られます。
選択したデジタルギフトは、交換可能単位の合計が25,000円分に達するまで、任意の種類・任意の回数で交換することができます。
| カテゴリ | 主な交換先 |
| ギフトカード・金券系 | Amazonギフトカード、QUOカードPay、Visa eギフト vanilla、図書カードNEXT |
| キャッシュレス決済・ポイント | PayPayマネーライト、dポイント、au PAYギフトカード |
| 飲食・生活関連 | Uber Eatsギフトカード、Uber Taxiギフトカード、すかいらーくご優待券、オイシックスギフトコード |
| エンタメ・デジタル | Google Play、PlayStation Store、DMMプリペイド、Huluチケット、U-NEXTギフトコード |
| その他・選択型 | 選べるおいしいお肉カード、選べるお取り寄せグルメ・スイーツ、えらべるおむつギフト |
| 暗号資産 | ビットコイン、イーサリアム、リップルなど(bitFlyer/CoinTrade経由) |
このように、日常生活からデジタルサービス、さらには暗号資産まで幅広く選択できる点が大きな特徴です。
株主優待の進呈時期
6月基準日の株主優待は、毎年9月上旬に発送される「定時株主総会招集ご通知」に同封される予定です。
12月基準日の株主優待については、詳細が決定次第、あらためて案内される予定となっています。
会社情報

マーケットエンタープライズは、いらなくなった物を「売りたい人」と「買いたい人」を、インターネットでつなぐ会社です。
お店をたくさん並べるやり方ではなく、申し込みをネットで受けて、回収して、ネットで売るという流れを作ってきました。
代表的なサービスとしては、総合買取の「高く売れるドットコム」や、リユース事業者の見積もり比較ができる「おいくら」などがあります。
この会社のイメージは「店舗数で勝負する会社」というより、「拠点で回収と出荷を支えて、ネットで売る会社」に近いです。
リユースは景気に左右されにくい面があり、物価が上がる局面では「新品よりリユース」という動きも追い風になりやすいです。
一方で、ネット集客や物流の効率が利益に直結するので、広告費や人件費が増えると利益がぶれやすい面もあります。
それでも、複数のサービスを運営しながら、回収から販売までの仕組みを積み上げてきた会社なので、うまく回り出すと伸びが出やすいタイプだと見ています。
編集部からのおすすめ情報
編集部のおすすめ:
株式情報から見る投資おすすめ度と根拠
長期目線で見ると、マーケットエンタープライズは「成長の余地はあるけれど、守りはまだ厚くない」タイプの銘柄です。
細かい数字を追いかけるより、会社の体つきを見るのが大事で、守りが強い会社とは言いにくい材料がある一方で、「成長のためにお金を回しながら走っている最中」という見え方もできます。
ビジネスとしては、リユースの流れが社会全体で強くなっているので、追い風そのものは分かりやすいです。
新品が高く感じるときほど、リユースは選ばれやすくなり、買う側も売る側も動きやすくなります。
この会社は、回収して売るまでをネット中心で作っているので、仕組みが大きくなるほど効率で勝ちやすい面があります。
一方で、ネット集客の比重が高い会社は、広告費のかけ方で利益が揺れやすいです。
チャートを俯瞰すると、過去に大きく跳ねた局面があり、その後は波を打ちながらも、直近は持ち直す動きが見えます。
このタイプは「一気に上がる」より「きっかけが来たら動く」ことが多いので、長期では買い急がずに、分割で集めていくほうが続きやすいです。
評価をまとめると、事業テーマは強く、過熱しすぎた雰囲気は今のところ強くありません。
ただし守りは分厚いとは言いにくいので、長期で持つなら「優待を受け取りながら、業績の積み上がりを確認する」姿勢が前提になります。
よって、投資おすすめ度はで、「守りの大型株」ではなく「中堅の成長枠」としてポートフォリオの一部で付き合うのがちょうどいいと思います。
優待情報から見る投資おすすめ度と根拠
優待目線では、この銘柄の魅力はかなり分かりやすいです。
500株という条件は軽くありませんが、その分、もらえるギフトが大きく、年2回もらえる設計なら「優待を中心に長期で持つ」人との相性は良いです。
継続保有の条件が付く場合は、長期保有者が優先される仕組みになります。
ここが大事で、優待投資で一番困るのは「短期で人が集まりすぎて、すぐ制度が苦しくなる」パターンです。
長期条件を付けるのは、会社側が“長く持ってくれる株主”を増やしたいサインでもあり、優待の持続性という意味ではプラスに見えます。
デジタルギフトのように使い道の自由度が高い優待は、家族構成が変わっても価値が落ちにくいのも強みです。
一方で、優待が強い銘柄は、優待の発表や条件変更で株価が大きく動くことがある点には注意が必要です。
つまり「優待があるから絶対安心」ではなく、「優待が強いぶん、株価が優待人気に引っ張られる時期もある」と理解しておくのが良いと思います。
それでも、条件を満たして継続保有できる人にとって、優待目的の長期投資としては魅力が出やすい銘柄です。
総括
株式面では「テーマは強いが、守りの厚い大型株ではない」という性格を理解して、持ちすぎないのがコツです。
優待面では「長期保有と相性が良い設計」になりやすく、条件を満たして長く持てる人ほど恩恵を感じやすいです。
この2つを合わせると、マーケットエンタープライズは「優待を受け取りつつ、業績の積み上がりを待つ長期枠」として、ポートフォリオのスパイスに向いた銘柄です。
短期で売買を繰り返すと継続保有条件とぶつかりやすいので、最初から“長く持つ前提”で入るのが良いと思います。
総合おすすめ度はで、優待目的の長期保有なら検討価値は高め、ただし資金管理は丁寧に、という結論です。

