オエノンホールディングスNJS[2533]株情報(株主優待・配当・おすすめ情報)

オエノンホールディングス[2533]は、焼酎やチューハイなどのお酒を中心に、発酵・酵素の技術を活かした事業も手がける会社です。

30年チャートを見ると、長い低迷期のあとに持ち直しが続き、直近はじわっと上向きの動きが目立ちます。

短期の値動きで稼ぐというより、生活の中で馴染みのある商品を応援しながら長く付き合うタイプの銘柄です。

総合評価は5段階で3とし、強気すぎず、でも「条件が合う人には十分アリ」という立ち位置で見ていきます。

目次

株式情報

オエノンホールディングス[2533]東証PRM
時価総額
約323億円

株価 493
更新:2026年2月6日 15:30

30年チャートは添付画像を掲載

割安度 安全度 値動き傾向
PER PBR 自己資本比率 ROE 信用倍率
9.03倍 1.10倍 42.4% 12.12% 2.43倍
優待&配当
総合利回り 配当利回り 優待利回り 権利確定月 優待最低取得額
約2.5% 2.23% 約0.3%(寄付選択で概算) 12月 約493,000円(1,000株)
編集部おすすめ度理由
長期で「配当+優待(長期条件つき)」を受け取りながら、緩やかな持ち直しトレンドに乗る発想が合う銘柄です。お酒の需要は急成長しにくい一方で、商品が生活に根づきやすく、業績が大崩れしにくいタイプです。財務面も極端に不安定ではなく、配当も一定の水準が見込めます。優待は1,000株かつ1年以上の継続保有が条件なので、短期目的には不向きですが、長く持つ人には「続ける理由」になりやすいのがポイントです。

株主優待情報

オエノンホールディングスの株主優待は、毎年12月末時点で1,000株以上を1年以上継続保有している株主が対象です。

株主優待の内容

保有株数継続保有優待内容(選択制)
1,000株以上1年以上①株主様限定オリジナル商品(特製非売品)/②日本赤十字社への寄付 1,500円
3,000株以上1年以上①株主様限定オリジナル商品(特製非売品)/②日本赤十字社への寄付 1,500円
3,000株以上3年以上①株主様限定オリジナル商品+自社グループ商品(1アイテム)/②日本赤十字社への寄付 2,500円

優待の「オリジナル商品」は、その年ごとに内容が変わるのが特徴で、株主向けの特製・非売品として案内されています。

お酒が苦手な人や家庭に合わない人は、寄付を選べるので、無理なく優待を受け取れる設計です。

権利確定日と有効期限

権利確定月は12月です。

優待を受け取るには、12月末の株主名簿に載っていることに加えて、1,000株以上を「1年以上」続けて持っている必要があります。

継続保有の判定は、6月末と12月末の名簿に同じ株主番号で連続して記載されているかどうかで確認されます。

優待品の発送時期は、翌年5月下旬〜6月上旬ごろと案内されています。

会社情報

引用:オエノンホールディングス

オエノンホールディングスは、1924年に設立された会社で、現在は持株会社としてグループ全体をまとめています。

本社は東京都墨田区にあり、焼酎やチューハイなどのお酒をつくって売る「酒類事業」が中心です。

この会社は、昔から発酵や蒸留といった技術に強みがあり、その技術を活かして、お酒以外の分野にも広げています。

もう一つの柱として育てているのが「酵素医薬品事業」で、酵素や発酵の力を使った受託や診断薬など、少し理科っぽい分野にも取り組んでいます。

いわゆる外食チェーンのように「店舗数が多い会社」ではなく、商品をスーパーや酒販店などの売り場に届けていくメーカー型の会社です。

ブランド面では、焼酎・RTD(缶チューハイなど)・販売用アルコールといったジャンルで商品展開をしていて、家庭用だけでなく業務用や原料供給も含めて幅広く動けるのが特徴です。

会社としては「自然の恵みを活かし、バイオ技術をベースに、食の楽しさと健やかなくらしを提供する」という考え方を掲げており、長年のものづくりを土台に新しい分野も育てようとしています。

売上や利益はお酒の市場環境に左右されますが、最近はRTDの動きや新しい事業の伸びが支えになっている点が読み取れます。

派手さはありませんが、生活に近い商品を持ち、技術の応用先もあるので、長期目線では「じわじわ良くなる」タイプとして見やすい会社です。

編集部からのおすすめ情報

編集部のおすすめ:

株式情報から見る投資おすすめ度と根拠

長期保有の目線で見ると、オエノンホールディングスは「急成長を狙う株」ではなく、「崩れにくさと持ち直し」を取りにいく株です。

お酒は生活に近い商品なので、景気が良い悪いで売上がゼロになりにくく、需要が一気に消えるタイプでもありません。

この性質は、長期投資で一番大事な「途中で会社が苦しくなりすぎないか」という不安を小さくしてくれます。

指標面では、利益に対して株価が過熱している雰囲気は強くなく、買われすぎの心配は相対的に小さめです。

一方で、超割安で放置されているというよりは、一定の評価はすでに株価に織り込まれている状態にも見えます。

財務の安全面でも、自己資本が極端に薄いわけではなく、長期保有で気にしやすい「借金で首が回らない」タイプとは距離があります。

30年チャートの流れを素直に読むと、昔の高値を追いかけるような勢いより、底を固めてゆっくり切り上げていく形に近いです。

こういう銘柄は、ニュースでドカンと跳ねる瞬間は少ない代わりに、時間を味方につけると評価されやすいのが良さです。

特に、配当がある程度見込める銘柄は、株価が横ばいでも「持っている意味」が残ります。

もちろん、お酒の市場は人口減少や健康志向の影響を受けやすく、ずっと右肩上がりとは言いにくいです。

だからこそ、この会社がもう一つの柱として育てている酵素や発酵の分野が、長期では効いてきます。

酒類だけに頼りすぎない形が作れれば、利益のブレが小さくなり、長期保有の安心感が強まります。

まとめると、オエノンホールディングスは「短期で一発」ではなく、「大崩れしにくい事業をベースに、持ち直しの流れをじっくり取りにいく」長期型の投資先です。

おすすめ度は中立寄りの3ですが、すでに生活銘柄として分散先を探している人には、十分に選択肢になります。

優待情報から見る投資おすすめ度と根拠

優待目線で見ると、この銘柄のポイントは「1,000株以上」かつ「1年以上継続保有」という条件が最初から付いているところです。

つまり、優待だけをサクッともらって売る、という動きがしにくい設計になっています。

この手の優待は、企業側の本音として「短期の優待取りより、長く応援してくれる株主に届けたい」が強いので、制度が安定しやすい傾向があります。

内容も、株主限定のオリジナル商品という“特別感”があり、毎年変わるので楽しみが続きやすいです。

さらに、寄付を選べるのは地味に大きくて、家の事情や好みに左右されにくいのが長期向きです。

一方で、利回りだけで見ると「爆発力がある優待」ではありません。

なぜなら、優待を受けるにはまとまった株数が必要で、最低投資金額もそれなりに大きくなります。

だから、この優待は「得するための制度」というより、「持ち続ける理由を1つ増やす制度」と考えた方が相性が良いです。

長期投資では、途中で株価が停滞したり、相場が荒れたりしたときに、売りたくなる瞬間が必ず来ます。

そのときに、優待があると「もう少しだけ持ってみよう」という気持ちの支えになります。

特にオエノンの優待は、長期条件があるぶん、株主側も自然と“長期の約束”をしやすいです。

これは、優待と投資スタイルが最初から同じ方向を向いている、という意味で評価できます。

注意点としては、優待の内容が毎年変わるため、必ず自分の欲しい商品が来るとは限らないことです。

ただ、寄付という逃げ道があるので、「ハズレ年」が来てもストレスになりにくいのはよく出来ています。

まとめると、この優待は「高利回り狙い」ではなく、「長期で持つ人の満足度を上げる仕組み」として強いです。

長期保有が前提の人ほど、優待の価値を実感しやすい銘柄だと思います。

総合評価

株式面は「安定寄りで、持ち直しの流れを長期で拾う」タイプで、優待面は「長期条件つきで継続しやすい」設計です。

そのため、総合評価は5段階で3とし、合う人にはじわっと効く銘柄として位置づけます。

短期の値幅を狙うより、配当と優待を受け取りながら、生活銘柄として分散して持つのが一番きれいな使い方です。

買うなら「優待条件を満たす前提で、焦らず長く」が向いています。

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