NJS[2325]は、水道や下水道など「水のインフラ」を支えるコンサルティング会社です。
道路や橋と同じで、水の設備も古くなるので、点検・修理・更新の需要が長く続くのが特徴です。
最近は、紙の図面や経験だけに頼らず、データやソフトを使って運営を良くする仕事(DX)も増えています。
株主優待は「プレミアム優待倶楽部」のポイントで、食品や家電、体験ギフトなどから好きな商品を選べます。
総合評価は5段階で3.5とし、「堅実に長く持つ」目的なら候補に入りやすい銘柄です。
株式情報
| 割安度 | 安全度 | 値動き傾向 | ||
| PER | PBR | 自己資本比率 | ROE | 信用倍率 |
| 20.46倍 | 1.68倍 | 83.9% | 8.36% | 3.28倍 |
| 優待&配当 | ||||
| 総合利回り | 配当利回り | 優待利回り | 権利確定月 | 優待最低取得額 |
| 2.77% | 2.10% | 0.67% | 6月・12月 | 約150万円(300株) |
| 編集部おすすめ度 | 理由 |
| 水インフラという「なくならない仕事」を軸に、財務も堅く、配当も優待も続けやすい形を作っている長期向け銘柄です。30年チャートで見ると、長い停滞期を経て上昇トレンドに入り、直近は上げ過ぎの反動で揺れていますが、事業の需要そのものは景気より社会課題に近い位置にあります。優待はポイント型で使い道が広く、長期保有との相性が良い一方、最低投資額は大きめなので、買うなら「一気に増やす」より「無理のない比率で持ち続ける」使い方が合います。 |
株主優待情報

NJSでは、年2回(6月末・12月末)に「NJSプレミアム優待倶楽部」のポイントがもらえます。
株主優待の内容
優待は「ポイント(1ポイント≒1円相当)」で、食品や家電、体験ギフトなどから好きなものを選ぶタイプです。
最低必要株数は300株で、保有株数に応じてポイントが増えます。
| 保有株数 | もらえるポイント(各回) | 年間合計 |
| 300株以上 | 5,000ポイント | 10,000ポイント |
| 500株以上 | 10,000ポイント | 20,000ポイント |
ポイントはまとめて交換できたり、条件を満たすと繰り越しできたりする仕組みがあります。
権利確定日と有効期限
権利確定月は6月と12月です。
優待をもらうには、権利付き最終日までに株を買って、権利確定日に株主名簿に載っている必要があります。
長期保有の優遇として、同じ株主番号で連続して名簿に載り、かつ300株以上を継続保有している場合にポイントを繰り越せる仕組みがあります。
ポイントの利用や有効期限の細かい扱いは、NJSプレミアム優待倶楽部の案内ページで確認するのが安心です。
会社情報

NJSは、水道や下水道など「水のインフラ」を専門にするコンサルティング会社です。
ざっくり言うと、自治体が持っている水道管や下水道の設備を、どう点検して、どう直して、どう長持ちさせるかを一緒に考える仕事です。
古い設備が増えると、事故やトラブルが起きやすくなります。
そこでNJSは、調査や計画、設計だけでなく、運営のしかたやお金の使い方まで、全体を見ながら提案します。
最近は「作って終わり」ではなく、「運営しながら守る」方向が強くなっています。
人口が減る地域では、昔と同じやり方だと維持がむずかしいからです。
そのためNJSは、データやソフトを使って、設備の情報を整理したり、運転管理や災害対策をやりやすくしたりする分野にも力を入れています。
会社としての事業は、大きく「水と環境に関するコンサルティング」と「DX&カスタマーサービス(ソフトや点検技術など)」に分かれます。
国内だけでなく海外でも、水道や下水道の整備・運営を支える仕事をしています。
本社は東京都港区にあり、グループとしては国内外に子会社を持つ形です。
ただし外食や小売のような「店舗数」が増えるタイプの会社ではなく、事業所やプロジェクトを軸に仕事が広がる会社です。
だからこそ、景気の波よりも「社会に必要な更新・維持の流れ」に乗りやすいのが、この会社のわかりやすい強みです。
編集部からのおすすめ情報
編集部のおすすめ:
株式情報から見る投資おすすめ度と根拠
NJSを長期で見ると、一番わかりやすいポイントは「仕事がなくなりにくい」ことです。
水道や下水道は、生活に直結するインフラなので、止めるわけにはいきません。
しかも日本は設備の老朽化が進んでいて、これから先も点検・更新・運営改善の需要が続きます。
つまり、会社の成長が「流行」ではなく「必要性」に支えられているタイプです。
次に、事業の性格として、売上が一気に跳ねたり落ちたりするより、積み上げで伸ばしやすい面があります。
コンサルティングは、信頼と実績がある会社に仕事が集まりやすく、長く付き合う取引も多いからです。
加えて、最近の「DX」「データ管理」「点検の効率化」といった流れは、NJSの得意分野と相性が良いです。
自治体側も人手不足になりやすいので、仕組みで回せる提案ができる会社は強いです。
財務面はかなり堅めで、自己資本比率が高い水準にあります。
このタイプの会社は、大きな借金で勝負するより、安定した資金で人材と技術に投資しながら伸ばすほうが合っています。
長期保有の目線では、「倒れにくさ」はそれだけで価値があります。
一方で、注意点もあります。
まず、株価は直近で大きく上がったあと、いったん落ち着く動きになっています。
30年チャートで見ると、長い停滞期を越えて上昇トレンドに入ったのは良いのですが、短期間で上げ過ぎたあとは、どうしても揺れやすくなります。
ここで大切なのは、短期の上げ下げを追いかけるより、事業の強さが続くかを見て持つことです。
次に、コンサルの仕事は「人」が中心なので、採用や育成がうまくいかないと伸びにくい面があります。
人手不足の時代では、良い人材を確保できるかが長期の差になります。
また、国内の水インフラは自治体が相手なので、制度変更や予算の組み方の影響も受けます。
ただ、これは「需要が消える」リスクというより、「進み方が遅くなる」リスクに近いです。
総合すると、NJSは「派手な一発」を狙う株というより、社会に必要な仕事を積み上げていく株です。
長期保有で、配当も受け取りつつ、インフラ更新の流れに乗りたい人には、ほどよく相性が良いといえます。
優待情報から見る投資おすすめ度と根拠
NJSの優待は、いわゆる「プレミアム優待倶楽部型」です。
この形式の良さは、使い道が広いことです。
食品、飲み物、日用品、家電、体験ギフトなどから選べるので、「届いても困る」ということが起きにくいです。
特に家族がいる人や、優待を生活の足しにしたい人には、満足度が出やすいタイプです。
さらに、NJSは年2回の優待なので、楽しみが年1回より分散されます。
長期保有の視点で見ると、ポイントの繰り越し条件があるのもポイントです。
同じ株主番号で継続して名簿に載る必要があるので、「短期で売ったり買ったり」より「ずっと持つ」人に向いた設計になっています。
これは会社側にとっても、安定した株主を増やしたいという意思が見える形です。
一方で、優待目当てで気軽に買えるかというと、そこは少しハードルがあります。
最低が300株なので、必要な投資額はそれなりに大きくなります。
そのため、優待だけで元を取ろうとするより、「配当+優待+事業の安定」をまとめて受け取る考え方が合います。
もう1つ、プレミアム優待倶楽部は、基本的にネットで会員登録して使う仕組みです。
慣れている人には問題ありませんが、紙で完結する優待よりは手間が増えます。
ただ、逆に言うと、換金性の高い金券よりも「会社が続けやすい」形になりやすいのも事実です。
優待制度は、会社の負担が重くなり過ぎると改悪や廃止が起きます。
その点でポイント型はコントロールしやすく、長期の継続が期待しやすい形式です。
まとめると、NJSの優待は「利回り最大」を狙う人より、「使いやすさ」と「続きやすさ」を重視する人に向いています。
長期保有で、生活の中で優待を楽しみながら持つには、かなり相性が良い部類だと思います。
総合評価
株式面では、水インフラという「社会に必ず必要な分野」を軸にしている点が強みです。
優待面では、使い道が広いポイント型で、長期保有者が得をしやすい設計になっています。
一方で、優待の最低投資額は大きめなので、買うなら資産全体の中で無理のない比率にするのが大切です。
総合的に見ると、NJSは「長く付き合う」前提で、配当と優待を受け取りながら、堅実に保有するのに向いた銘柄です。
おすすめ度としては5段階で3.5で、守りの軸やインフラ枠として入れるなら十分に検討価値があります。

![NJS[2325]30年株価チャート](https://kabulife.jp/wp/wp-content/uploads/2026/02/2325-20260204.png)